panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

華のルアンパバンで寝過ごす


  またしても、起きたらタンブンの時間を過ぎていた。深夜に目ざめて本読んでるせいか。バンコクでは光が暗くてベッドで本が読みにくいので、はまってしまう。しかも肌寒いという信じられない気候のため毛布を深くかぶるので、寝やすい。何カ月ぶりかこういう寝方は。同じ東南アジアなのだろうか。
  LP近隣へのツアーがいくつかあって、洞窟以外にも、滝シリーズがあるが、明日も8時間という船上移動なので、いつかまた来たらにしよう。レフォンツーリズムというその旅会社によると、LP以北にいる本格的な少数民族ツアーが日本で人気で、今月も何組か来るという。そういう機会ですなあ。行くのは。パクセーにも足を延ばすらしいから、とんでもない強行軍だが。ハノイに抜けて、飛行機帰国というが、抜けてと簡単にはいっても、そこはそれ、ラオスだから10時間もかかるだろう。VIPバスがエコノミー症候群を併発する国がラオスだ。我輩も鍵型になって足が固まったよ。
  ということで、今日は、お休み。カフェでとかいっても、ラオ伝統コーヒーも当たり外れが激しく、昨日もまあまあだった。一昨日よりはましな程度。朝食の濃いも濃いコーヒーが一番なのかも。牛乳たっぷりで砂糖もたっぷり。それと、同じ絵葉書が1500Kだったり、2000だったり、しまいに3000Kもする。やはりアジアだ。それ以外の土産物を主要な場所でチェックしたのだが、買えなかった。謎の・・・人のショップで売ってるものと重なるし、とにかくザーーーと同じものがあるこの世界で、何がいいのか悪いのか、まったく見分けがつかない。女性ものに詳しい最近の学生と違って、我輩はさっぱりわからない。むしろ買わなくてもいいんじゃね?的なものばかりに見えてしまう。文具屋もないし。だからきっとみやげなしですね、今回は。一番残念なのは我輩であるので泣かないように。頼まれていたピザの旨い店も、発見できない。結局、昨日もっとも美味しく滋味あふれる食体験は、6000Kの良心的なトロトロうどんのラオス伝統スープ麺、カオピャックの店だった。LP随一とある通り、清潔だし、さっぱりしている。我輩が行くつもりのLPの料理が平均あまりうまくないとわかると、急激に食欲はなくなり、この程度の軽食でよくなってくるのは、如何ともしがたい。いまは一種のバンコク状態である。
  ようやく晴れてきた。洗濯物が戻らないので、聞きに行って、あたりをぶらつきます。また昼。
  一番の通りは名前が3度変わるのではないか。馴染んだ白人も天秤棒のラオ人も何もしない少年僧侶も歩く。