panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

蜃気楼のようにゆれる日本の夏

 
(向こうに上智大学が見える7月の昼下がり。ちょっとした食事をしてお茶して、、、太った。関係ない大学なのでどうでもいいことだが、このビルの横に縦書きの上智大学というのはなんとかならないのか。ローマの命令なのか。コミンテルンの命令ではなかろうな)
  暇なんで20日から書くつもりが、ちょっと書いておこう。

  日がな、一見するところは不勤労精神にもとづき、また、そういうことが許される事情もあって、しかし大半の時間は小乗仏教の僧侶のように自らの解脱だけを考えることが同時にある種の、狭いながらも社会的還元につながるという特殊な職務環境であるが故に、今日も、外出は避けて室内で過ごす。一日に何度も本を運んでくるクロネコヤマトの顔見知りの方々には悪いが、こういう日に外に出たり働くのは、一人で東南アジアを背負いこむようなもので、しかもそっちの人々はこういう暑い日中は歩いたりしない。

  帰国後、BSで毎日東南アジア関係の旅番組があるので、見ている。繰り返しが多く、タイに行く前に見たものをまた見ることもある。行った先であったりすると、前回とは違った観点から見ることができる。笑えたり、批判したり。今日はチェンライとゴールデントライアングルの高級リゾートホテルが二つ。どっちもよかったが、チェンライ空港に近いプーチャイサイ・リゾート&スパがすばらしかった。我輩が暑くて気が遠くなりかけていたチェンライで、こんな過ごし方をしている人々もいたわけだ。ふーん。当時はラオスから逃れてきただけで幸せだったんだから、ま、よしとしよう。それに、そのときのホテルも、街の中心なのに、小さなリゾートみたいな感じだった。次回は、でも、そっちの高級な方にしよう。もう一度行く理由もあるし、、、。しかしタイに行くのはいつになるやら。その前に行くべきところが山のようにある。