panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

クール・ジャパン・いん・トーキョー


(遮光カーテンを通してすら光が差し込む午後のクールジャパン)
  暑かった・・・らしい。室内でみる熱中症関連のネット情報も激しかった。しかし東京の仕事場で仕事らしい仕事をしていると、まったく外の世界は消えてしまう(が如きである)。外聞をはばかるが、集中管理になっているクーラーの寒さが身に沁みて、むしろ肌寒い日であった。
  クールな室内で熱中してやったのはウェブに点数を入れていくもので、半年に一回はこれをやる。何百人かの点数である。結構しんどい。今日が個人的には最終日であり、何度も見直すが、同時にクラシックや昭和20年代、30年代の流行歌(演歌とはいわない)を聴く。聴いているうちにふわっと集中状態になり、気づくと音楽は終わっている。でも20分か30分くらいの集中で、熱中とはいかない。それを何度か繰り返すと、もう夕方である。ガラス窓を通して眺める外の世界は週末とお盆休みの静寂に支配され、止まったように見える。夏休みのキャンパスはシュールレアリズムの絵画のように、どこか幻想的だ。・・・今日もそんな一日であった。でも一歩外に出ると、暑くて苦しいんだろう。が車通勤で地下に降りて車に乗るだけの日々では、どこに夏が来たのかすらおぼつかない。タイを思うと苦笑してしまう。涼しさは高価だった。
  しかしトマト2個の昼食でヘトヘトな精神は、仕事を残して、7時には帰宅を始めるのであった。腹減ってるわけではなく、習慣だからね。ふふふ。