panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

遙かなるホンノンボ

  
  曜日が分からないので今回から曜日をまず記す。火曜日。3連休の後の火曜日。
  北海道からもって帰った駒ヶ岳軽石の盆栽化を試みているが、まだ道半ばである。もう少し苔が一面に生えないと日本の盆栽としてはまずい。しかし目指すは盆栽ではない。ホンノンボである。ベトナムの盆栽、ホンノンボ。あっちの石はもっと硬くて、草木も形ばかりであった。立派で権威的な松などが盆栽化されているのではない。ちっちゃな玩具をのせて、笑える桃源郷、愛らしい楽園世界というのがあちらの(一つの)理想である(ようにみえる)。息詰まるがごとき威厳ある盆栽は我輩がまったく関知するところではない。・・・盆栽と聞くと、完璧という言葉が浮かぶのは我輩だけだろうか。
  今日も暑い。来年の冬のための仕事をいましているが、季節錯誤なこの仕事をするたびに時差的頭痛に襲われる。そういえば今日、梅雨が明けた。うーん、半ズボン、半袖、そして半人前。これがアジアの夏の正当な生き方では?不完全。・・・だって東京は熱帯じゃん!?。じゃかすかじゃかすか、、、って言葉にとくに意味はない。(昼記す)
(これはホンノンボではない。いうまでもなく、パイプでもない、ってわかるかな?)