panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

くたくたじゃね?梅雨の木曜日




  電車で行く途中に雨に気づき車で出たので、仕事の後、やはり車で帰る。最近あまりに車に頼りすぎて、飽きてきたのでできれば電車で出かけ、人並みに通勤を装いたいのだが。
  夜食事をしていると眠たくなる。酸欠にちがいない。100歳の我輩に連続3日の勤務は激務である。
  ようやく一段落ついて、ドイツ語の先生にきいて、昨日のガランチャのレハールの曲が有名な唇は語らなくてもなんちゃらという曲だと知る。いわゆるメリー・ウィドウ・ワルツのことだった。ふーん。ユーチューブでは一杯いろんなカップルが歌っているわけだ。
  でもバイオリンの出だしのウィーン的な甘ったるい、流行歌っぽい響きは昨日あげたのが一番だった。だいぶ比較検討したのだが。ふふふ。久しぶりにだが、正義は勝つ。
  ウィーン=ハプスブルグがドイツを統一していたら(大ドイツ主義)、ドイツは完全に別の国になっていただろう。プロイセン的統一がなければ、世界大戦もなかったかもしれない。・・・しかしそうなるとヨーロッパ内戦としての第一次大戦もなくなり、ヨーロッパの没落と日本の台頭とアジア・アフリカの解放もだいぶ遅れたことだろう。やはりヒトラーがでてこなけれぱならなかった。でもナチスの戦争は日本には両刃の剣だった。うーん。
  今日はディアナ・ダムラウケルメスのCDがまた朝に届いて、いまや自室は18世紀前半のプリマドンナたちに占領されたに等しい。いまかかっているのは世界初録音(2013年)のハッセの見捨てられたディドーネだが、さすがにハッセの歌曲は耽美的である。繰返しひたるように聴く。
  写真は買うべきものを少しあげた。一つはもう注文した。誰かにこの、意外と数の増えた18世紀遺産を引き継いでもらわないといけないなあ。