panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

悲しみの佐々木君


  佐々木君はシリーズ化が決定した。いまさっき食堂でそばを食べていて急に決まった。とはいえ、もう古い話なので、覚えていることは少なくなった。思い出すまで時間がかかるかもしれない。写真は佐々木希。佐々木君の関係者ではない。佐々木君はどちらかといえば、あるいは、いわなくとも、ズバリ貧乏だった。こんなゴージャスな感じはない。そもそも男なのである。
  それはそれとして、セブ島が韓国の島だということは昨日まで知らなかった。語学学校とホテルを通じて韓国資本が大量に流入し、看板なども韓国関係のが多いらしい。うーん。ラオス行きの深夜バスもそうだったし、まず韓国人かと聞かれたっけ。ラオスだけでなく、カンボジアでも。
  東南アジアの過酷な風土に、全日本選抜日本若人は耐えられないともいえる。激しい激動?(激しいのだから)の中国人とか韓国人でなければ、現地にいついてやっていくような根性は生れない。そういうことでもあるだろう。いずれにしても韓国化した島がどうなっているかを再来月レポートする。
  ちみなに、いやちなみに、セブ島では孤独選手権大会を開催することにした。特定の分野を決めて誰が一番孤独かを勝手に決定するものである。当然、ポキも入ってくるが、できるだけメダルは避けたい。小さな孤独でいいのである。重大かつ深刻な孤独はごめんざんしょ?
  同時に、セブ島のシャングリラhotelレベルのところで食事はどうかという提案があった。すこぶる豪華で安価らしい。おまけに、きっとキムチもあるだろう。熱帯のキムチは気持ち悪い感じもするが、食べなければいいのである。でもここでは気持ちとキムチの韻を踏むことが重要であって、フレンチレストランにキムチがあったら、まずい。気まずい。
  ということでセブ経験者もいるので、食べ物は期待大である。ポキは子豚の丸焼き(レチョン)さえあれば、十分である。謙虚さはポキの最大の人徳である。