Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

5月に読み聞かせする絵本紹介

 5月に実際に読み聞かせした絵本です。


4月に読み聞かせする絵本(未就学児向け)
なにをたべてきたの?

なにをたべてきたの?


 正直いって、今月の絵本を選定するとき....とてもお腹が空いていたので食べ物関連の絵本ばかりに。

 でも、幼児向けに読んだ「なにをたべてきたの?」は大好評でした。

 お腹が空いていてたまらないシロブタくんが、リンゴ、レモン、メロン、ブドウを次々にパクリ。それでもお腹いっぱいにならないシロブタくんは、「これ食べたらキレイになるかなぁ?」と、石鹸を食べます。アワブクでお腹がふくれて転がってしまい、しまいには、キレイなシャボン玉が口からでてきます。

 「色」を際立たせる構成なので、背景は書き込まれておらず、とてもシンプルなタッチの挿し絵ですが、それがかえっていいみたい。

 少し音程をつけて歌みたいにシロブタくんのセリフを読んだら、子供たちはそれを真似して歌い出してしまうぐらい、反応よかったですね。

  「メロン メロン♪
  おいしそうなメロン♪
  いっただきまーす!」

 みたいな感じで(笑)

 最後のオチも子供たちは大喜び。起承転結がしっかりしてるので小さなお子さんに読んでもいいかなと思いました。





4月に読み聞かせする絵本(小学校低学年向け)
ひみつのカレーライス

  • 作: 井上 荒野
  • 絵: 田中 清代
  • 出版社: アリス館
  • 【読み聞かせ時間】7〜8分

ひみつのカレーライス


 表紙を見るだけで「美味しそう!」と思わずにはいられない子ども達が大好きなカレーライスがテーマの絵本です。

 家族みんなでカレーを食べていたら「カレーのたね」が出てきました。お父さんが古い本のなかから「カレーが実るカレーの種の育て方」を見つけ出し家族全員で育てていきます。そして、カレーが実って....ご近所さん達もその美味しいカレーの香りにひきつけられ....。

 という、王道のストーリーですが、でも読んでいて楽しいです。

 なんというか、お父さんもお母さんも着物を着ていて、昭和テイストたっぷり。呪文がまた笑えますが、これは噛んでばかりでしたので何度か練習しました。

 読み終わった後、子ども達が「カレー食べたい!」と言っていたのが印象的。

 ところでこの絵本の絵作者の田中 清代さん。どこかでこの方の絵本を読んだことがあると思ったら....これまた表紙がインパクトありすぎる「トマトさん」の作者さんでしたね。



トマトさん (こどものとも傑作集)