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2014’08.16, Sat

絵本「トマトさん」の感想

 トマトが大好きで、毎晩トマトを食べています。

 夏らしい絵本が読みたいなぁと思ったとき、たまたま思い出したこの「トマトさん」。トマトが大好きだし、きっと楽しく読めるはず....と数年ぶりに図書館で借りて読んでみました(以前は図書館で立ち読み)。

トマトさん

トマトさん (こどものとも傑作集)


 このインパクトがありすぎる表紙の絵だとユーモラスでナンセンスお笑い系のお話を想像するかもしれませんが、これがいい具合に予想を裏切ってくれます。

 ある夏の昼下がり、まっ赤に熟れたトマトさんがトマトの木から落ちてしまいました....から始まるストーリー。

 暑くて暑くてたまらないトマトさん。すると小川の音が聞こえてきました。「ころころ ぽっちゃん」と木から落ちたミニトマトたちが小川に転がって落ちていく音でした。ミニトマトたちはとても気持ちよさそう。とても羨ましいトマトさんですが、自分ひとりでは転がることができません。

 そこへトカゲたちが通りかかり、「暑いね。トマトさんも泳いだら」と声をかけられますが、「ぷかぷか泳ぐのなんかみっともないわ!」と意地をはってしまいます。ひとりぼっちになったトマトさん。照りつける太陽がどんどん熱くなってきました。

 とうとうトマトさんは「私も泳ぎに行きたいよう。だけど、体が重いんだ。ミニトマトみたいに転がっていけないんだよう」と泣き出してしまいました。

 さて、そんなトマトさんはどうなったでしょうか?

 トマトさんの表情が豊かすぎて、どんどんお話に引き込まれていきます。このあとが最大の物語の盛り上がりですが、それは是非絵本を読んで堪能してください。とにかく、トマトさんの表情が豊か!それにつきます(^^)

 真夏の暑い日に読むと清々しい気持ちになりますし、氷水にトマトを浮かばせて、少し冷えたところで「がぶり」とトマトにかじりつきたくなります。

 作者の田中 清代さんが絵作者として出版している「ひみつのカレーライス」も読み聞かせしたことがありますが、ストーリーがしっかりしていて面白かったです。こちらもまた読み終わるとカレーライスが食べたくなります。



ひみつのカレーライス

2014’08.15, Fri

絵本「はじめ小さな草原に」の感想

 終戦記念日8月15日気になるニュースを見つけました。

戦争:絵本と詩、注目集める 分かりやすい表現警鐘

 

 戦争を素朴な言葉でつづった絵本と詩が、注目を集めている。集団的自衛権行使を認めた安倍政権が関連する法整備を準備し、有事への不安が高まっていることもあり、戦争に向かう空気を分かりやすく表現した作品に関心が広がっているようだ。【金秀蓮】

 ◇絵本「戦争のつくりかた」 有事法制批判、再び脚光

 10年前に生まれた絵本「戦争のつくりかた」(りぼん・ぷろじぇくと著、マガジンハウス刊)は再出版を望む声が高まり、9月にイラストなどを新しくして新装改訂版が出されることが決まった。

 「あなたは戦争がどういうものか、知っていますか?」。そう始まる絵本は四六判47ページ、見開いた右側にイラスト、左側に文章が基本スタイル

 2004年、国民保護法など有事関連法案国会審議に危機感を抱いた市民らが、法案を広く伝える活動の中で絵本を制作西日本在住の会社員原案を作り、日本各地や海外に住む主婦ら二十数人がメール意見交換しながら完成させた。インターネットで公開した絵本は口コミで広まり、出版された12万3000部が完売した。(以下略


 この記事で紹介されている絵本「戦争のつくりかた」を私はまだ読んだことがありませんが、機会があったら読んでみよう....そんな気になりました。



戦争のつくりかた

戦争のつくりかた



 と、同時に、「どうして争いが起こるんだろう」「どうして仲良くできないんだろう」という疑問に対する思いを深めてくれた絵本、よどがわきんたろう作「はじめ小さな草原に」を紹介してみようと思います。これは数年前に一度図書館で借りて読んだことがあります。

 そのときは何となく読み流しましたが、ふとしたときに絵本の内容が過ぎるんですね。「確か赤・青・黄色の人たちが泉を共有できなくて争ってしまう話だったはず。タイトルは....何だったかな?泉?オアシス?」と思い出そうとするたびに、ネット検索。ついこの「はじめ小さな草原に」のタイトルを忘れてしまうのに、内容だけはいつまでも忘れずに鮮明に覚えていました。

 今日、予約していた絵本を図書館に借りに行きましたが、たまたま絵本の棚で「はじめ小さな草原に」を見つけて借りてくることができ、また読むことができたので....2度目に読んだ私なりの感想をつづってみたいと思います。




はじめ小さな草原に

はじめ小さな草原に


 「はじめ 小さな草原に、小さな泉が わきました」から物語が始まります。

 雨が降らない日が続き、大地の水が涸れたころ、泉の水はどんどんわいてきました。そんな泉を赤い人間が見つけ、その泉のまわりに村を作りました。村はどんどん大きくなり、赤い人たちはとても幸せでした。

 あるとき、黄色い人間がやってきて、やはりその泉の近くに村を作りました。....そんな黄色い人たちの様子が気になり、赤い人は村と村との間に短い壁を作りました。今度は青い人間たちがやってきて、泉の近くに村を作りました。赤い人間は青い人の様子がとても気になり、赤い人間は村と村との間に長い壁を作りました。

 ....そして、小さな村に小さな心配事が生まれました。

 黄色い人たちも青い人たちも毎日毎日水を使います。そんな様子を見て、赤い人たちは不安でたまりません。日が経つごとに黄色と青い村は大きくなってきます。....そんな様子を見て、赤い人たちは不安で不安でたまらなくなり、気持ちが落ち着かずソワソワして....槍を作り、だんだんと変な顔になっていきました。

 赤い人たちの顔がすっかり変な顔になってしまったある日、赤い人たちは黄色と青の人たちを村に集め「これから泉の水を勝手に使うことは許さんぞ!」と大きな声で叫びました。赤い人たちは鎧で身を包み、槍や刀を手に持っていました。

 そんな赤い人たちに対して黄色と青の人たちがとった行動は....。

 と、結末は想像できるとは思いますが、この後終わりのない争いが続き、赤・黄色・青の人たちはみんな死んでいきます。そして泉だけが残ります。

 「....泉はいったい だれのものだったのでしょう」という問いかけがありますが、本当に誰のものだったのでしょう?....「誰のものでもない」と理屈で分かっていても、仮に私が当事者になってみたら、冷静にそう思うことができるでしょうか?自分生活がかかってきてしまえば、冷静に考える事なんて....できないと思います。

 この絵本の凄いところは「戦争は良くない」といったことが文字や絵として表現されていないことではないでしょうか?

 武器を持ってお互いが殺し合えば、あとに残るものは....この絵本で表現されているように「人間の作り出した物は何も残らない」と思います。だからこそ、戦争を起こしてはいけないですし、平和のためにひとりひとりが努力していかなければならないのでしょう。

 とはいっても、そんなの綺麗事。変に脅すのは問題ですが、戦争の恐ろしさ、むなしさも伝えていかなければならないと思います。

 どういうキッカケで不安が生まれ、争いが起こり、それが止められないところまで人々を追い詰めていくのか....そんな様子が大人から子どもへのメッセージとしてではなく、この絵本を読んだ人全てに同じメッセージを与えているような気がしました。

 「子ども向けでない絵本」と大人が判断するのもありでしょう。また逆もありでしょう。私は、子どもは子どもなりの正義があると信じています。ですので、機会があったら子どもたちにも読んでもらいたいと思います。

 是非親子でじっくり読んで欲しい絵本だと思いますし、読んだ後、無理にお子さんに「どう思った?」と感想を求めずに、その言葉にならない余韻をかみしめてほしい、そんな風に思いました。

2014’08.13, Wed

全てはスマホ利用から変ったネットライフ。でもいまだから原点回帰

 駄文です。

 お盆中、どこへいっても人ばかりだし、お財布の中は寂しいし....ということで、ネットをする時間が増えています。ですので、自分のこれまでのネットライフを振り返りつつ、自分がこれからどういうふうにネットを活用し付き合っていきたいのかを書いてみます。



f:id:pandapanko:20140813172724j:image


 突然ですが、これは私が使っているスマホExperia Z。さきほど写真撮ってみました。いま思い起こせば、これを使い始めてからネットライフが大きく変化。ブログ更新も滞っていったように思います。それだけはまってしまったということなんでしょう。

 パソコンとの付き合いは古いですが、ネットで情報を探したり、また自分が情報を発信するようになったのはいつか振り返ってみると....2005年ごろ。いまから9年ぐらい前になります。当時は海外生活していたので、気楽な気持ちでブログを立ち上げてみました。

 が、なんと某国で自分の立ち上げたブログを閲覧することができなくなりそのまま放置。その後日本帰国してから、日本で閲覧できるページがいかに多いか、自分がそれまで生活していた某国ではもっと上のほうの検閲の上でネットを閲覧していたのかを初めて知ります。これは本当にショックでした。

 そして、しばらくは日本の生活に馴染むのに精一杯だったことと、子育てに忙しかったのでネットサーフィンのみ。2007年頃からブログを立ち上げていきますが、ただの呟き系のブログは長続きしません。毎日執筆するのにもすぐに疲れてきました。仮にその頃にTwitterがあったら見事ネットライフにはまったと思いますが、まだまだブログ中心。

 結局2010年頃からこの自分の趣味とかそのときのマイブームに関するブログを立ち上げ、それがいま現在まで続いているような形になっていますが....途中数ヶ月放置ということもしばしば。でもこうして続いているし、過去の自分を振り返るキッカケになるので大事にしていきたいと思います。

 息子が中学生になるタイミングで作ったお弁当を公開していくというブログ2011年頃からたちあげました。中学3年間はマメに更新していましたが、高校生になると更新頻度もゆったり。夏休み中などは放置しますが、こちらもまだ続いている状態です。

 友人が「3年というスパンライフスタイルが変わるから、それに伴ってネットライフも変わってくるよ」なんて言っていたのを思い出しましたが、本当にその通りでした。

 さて、ブログ運営に関しては無駄に長く続けていますが、その間にTwitter、FacebookmixiなどのSNSも浸透していきました。でもスマートフォンの登場によってSNSはより身近なものになっていったのではないかと思います。私自身がそうでしたから。

 私もTwitter、Facebook、mixi、Tumblrなどのアカウントを持っており、参加している状態ですが....究極的に考えてみるとSNSは不向きな気がしました。

 もともとひとりで趣味に没頭する時間が一日に少しでも欲しいタイプの人間。もちろん、親しい友人はいますが、ふだんからマメに連絡を取り合うことはあまりなく、実際に合ったときに5時間喋り続けたとか....それまでのお互いの日常を話題に盛り上がるのが好きです。

 結局はワガママなんでしょう。ドバーッと一度に情報を与えられるのは苦手、でも自分が欲しいと思ったときに自分が調べるのは好き。そんな自分の性質人間関係にも多少なりとも反映されているのかもしれません。

 と、自分語りはボロが出てきそうなのでこの辺で切り上げます(^_^;

 いろいろ試行錯誤しましたが、活用方法によってはそれぞれが有益なものだと思いますので、手放すのは惜しいです。いまは原点回帰...「ブログ>SNS」という気持ちでネットを活用しています。そこで、どんな風に活用しているかちょっと簡単にまとめてみました。

 

  • Facebook Facebookでしか交流できない友人との連絡用でしたが、最近は趣味系のグループに参加し記事を閲覧することが多いです。ブログに投稿した記事の連絡用に使っています。あとは、情報収集に使っています。
  • mixi mixiでしか交流できな友人との連絡用。趣味友達が多いです。趣味系のコミュニティに参加。ただ、スマホとの連携がイマイチ(公式アプリではなくサードパーティのアプリ使用)なのでFacebook>mixiになってます。

 

 ブログの良いところは、カテゴリーで記事を分けられるところです。また、はてなダイアリーは特にですが、デザインを自分でカスタマイズすることができます。やはりそれは自分を演出(というのは大げさですが)するという意味では、私は重要視したいです(デザインカスタマイズできるのはPC閲覧用ブログ)。

 さらに考えを深めてみると、SNSは「誰が執筆したか」が優先されるような気がしますが、ブログに関しては「どんな事が書かれているのか」が重要視されると思います。実際、過去ログの記事を検索して閲覧してくださる方も多いですし、私自身も過去に自分が執筆した記事を閲覧してニタニタすることも。

 スマートフォンの普及に伴いSNSがぐっと身近になり、私自身もそちらに傾倒している時期もあり、ブログ運営が疎かになる時期があったのは認めなくてはなりません。しかし、これからはもう少し客観的に自分を見つめ直して、自分に一番合っていると思われる方法で情報発信していきたいと思います。

 とはいいつつも、先日久しぶりにスマホのアプリを見直したので、近々まとめて紹介したいと思います。ホントに日進月歩世界ですね。たまに見直しをするのは必要です。iPhone 6発売の噂はありますが、せっかくアプリ見直したのでまだまだ使い続けます! ←このオチはないかぁ....

2014’08.11, Mon

絵本「おばけのきもだめし」の感想

 夏休みですから、やはり「オバケ」「きもだめし」がテーマの絵本が1冊は読みたくなります。


おばけのきもだめし

おばけのきもだめし (えほんのぼうけん)


 今夜はオバケたちの胆試し大会。オバケの子ども達はみんなブルブル震えています。

 えんま様がいいます。「おしっこをちびらずに森を抜けてきたものには褒美に鯛焼きを与える。わかったらさっさと行けーー!」

 オバケの子ども達はえんま様が怖くて逃げていきますが、ここから胆試し大会がスタートです。

 怖々進んでいくと、最初に出てきたのは「おおだぬき」。その瞬間に提灯おばけの子どもが火を投げつけ、おおだぬきの尻尾が燃えだしました。そのスキに子ども達は前へ進んでいきます。次に出たのはガマガエル。ところが、ガマガエルは臭いオナラ攻撃にあい逃げていきました。さて、胆試し大会も佳境に....。誰が鯛焼きを手にするのでしょうか?

 でも、テーマは「誰が勝つのか」ではなくて、みんなで力を合わせて頑張るところにあるのかなぁ...とも思ったりしました。作者が内田 麟太郎さんだから、そのように深読みしてしまうのかもしれません。

 と、オバケなのにオバケを怖がる子ども達がとても可愛くて、物語に引き込まれていきますが....脅かし役のオバケはおどろおどろしてます。そのギャップがいいですね。

 ちなみに登場するオバケは、どれも日本古来のオバケたち。妖怪ウォッチブームなので、たぶんそれに影響されて子ども達もよーく聞いてくれるかもしれませんね。しかし、どうしてご褒美が鯛焼きなんでしょうね。....えんま様の好物なのかな。

 

 この絵本の絵作者の山本孝さんは、迫力のある、でもどこか親しみやすい絵を描かれる人です。

 私がかつて読んだ中では「ぬーくぬく」がとても印象に残っています。干し芋と干し大根がどっちが食べたものとして優れているかエキサイトしてしまうというシュールなお話です。小学校高学年向きでしょうか。大人が読んでも楽しいです。



ぬーくぬく (わくわくたべものおはなしえほん)




 あとは、カブトムシ組とクワガタ組がプロレス大会を始めるという「虫プロ」も面白かったです。子どもというよりも、パパさんたちが楽しんでしまいそうなお話です。読んでいて....まるで自分が実況アナになった気分を楽しめます(笑)



むしプロ



 作者の内田 麟太郎さんは細かい説明は必要ないかもしれませんね。代表作に「ともだちや」があります。「友情」をテーマにした絵本が多いかなと個人的に思います。



ともだちや



 まだ読んだことありませんが、「がたごとがたごと」が気になったのでさっそく図書館に予約しました。私が個人的に好きな電車に....実は妖怪らしきものも登場しそうです。



がたごとがたごと (絵本・こどものひろば)

2014’08.06, Wed

絵本「かいじゅうじまの なつやすみ」の感想

 夏休みはやっぱり夏休みがテーマの絵本が読みたくなります。しかも今回は怪獣がテーマですが、とってもカワイイ怪獣たちで最後はほっこり


かいじゅうじまの なつやすみ

かいじゅうじまのなつやすみ


  南の島にある「かいじゅうじま」は、怪獣たちの故郷です。そして、怪獣たちは夏休みになると「かいじゅうじま」に里帰りをして、楽しく過ごすのです。

 表紙の左にいるのは、ガランゴン。彼は遊園地を壊すのが大得意。真ん中にいるのは、バルードン。彼は大きなビルを手当たりしだい壊すのが大得意。右にいるのはキバーラ。彼は船を沈めたり、飛行機バリンバリンにかじるのが大得意。

 「かいじゅうじま」での過ごし方はそれぞれ。果物狩り、怪獣踊り、相撲大会、真夜中にパーティ結婚式、お墓参り....。幼なじみのガランゴン、バルードン、キバーラは温泉につかりながらそれぞれの自慢話に花が咲きます。

 楽しい時間もあっという間におしまい。夏休みの終わりの日、「また来年ね〜!」「元気でな〜!」と、怪獣たちは世界のあちこちに戻っていきます。

 ....1週間後、「かいじゅうじま」で「壊すのが大得意!」なんて自慢しあっていた仲良し3人組のガランゴン、バルードン、キバーラの本当の姿が見れます(^^)

 と、ここからは実際に読んでのお楽しみです。男の向けのお話と思いきや、女の子も大人も楽しめます。ちなみに、私は怪獣、ライオン、冒険ものの絵本がとても好きです(笑)

絵本「しろおうさま と くろおうさま」の感想

 何かで絵本レビューを見まして、気になって図書館で借りた絵本です。「絵本てステキ!」と改めて思わせてくれる絵本でした。


しろおうさま と くろおうさま

しろおうさまと  くろおうさま (PHPにこにこえほん)


 あるところに白い物が大好きな「しろおうさま」が住んでいました。着るもの、食べるもの、その国のもの全てが白い物におおわれていました。

 灰色の森をはさんで、黒い物が大好きな「くろおうさま」が住んでいました。着るもの、食べるもの、その国のもの全てが黒い物におおわれていました。

 ....そして、しろおうさまは黒い物が、くろおうさまは白い物が大嫌いだったので、お互いの国を行き来することは一度もありませんでした。

 あるとき、7人のこびとが灰色の森にやってきました。赤、青、黄色、緑、オレンジ、紫、茶色の服を着ています。とても暗くて寂しい森だったので、それぞれのこびとが色を付けることにしました。灰色の森がとても鮮やかになり活気を取り戻したようです。

 さらにこびとたちは白い国にもやってきて色をつけ、黒い国にもやってきて色をつけました。そんな様子にしろおうさまもくろおうさまもカンカン。お互いの国を出て、鮮やかになった灰色の森へやってきてしろおうさまとくろおうさまがとった行動とは....。

 表紙はモノトーン。ページをめくると黒背景に色とりどりの色が。読み終わると今度は白背景に色とりどりの色が。そんな絵本の構成もステキですが、内容も本当にステキ。最後は双方の王様が仲良くなりますが、私の感性がビシバシ刺激されました(笑)

 読んでみると6〜7分といったところですが、小さなお子さんでもしっかり理解できる内容です。たぶん、この絵本を読んだら「お絵かき」したくなるんじゃないなぁ〜なんて思ったりもします。

 季節を問わないので、秋ぐらいに小学低学年向けに読み聞かせしたいと思います。

 また、個人的に絵作者のたちもとみちこさんの絵に魅了されたので、機会があったら彼女の他の絵本を読んでみようと思います。HPも要チェックです。


 ちなみに、以前読み聞かせした(このブログにはまだアップしていませんが)、絵本「なにをたべてきたの?」も「色ってステキ」と思える絵本です。こちらは幼児向けに読み聞かせしましたが、起承転結がはっきりしているせいか子どもたちの評判がとてもよかった絵本です。



なにをたべてきたの?

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