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2011’01.22, Sat

(日本名作童話シリーズ002)蜘蛛の糸

 芥川龍之介原作の「蜘蛛の糸」を紹介します。


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 確か、小学校のとき、国語の授業で薄い冊子のような本を何度か読んだ事があり、その中に「蜘蛛の糸」があったように思います。よっぽどインパクトがあったせいか、その後、家の中で蜘蛛を発見したときには外に逃がすようになりました。



蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)

蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)

2011’01.07, Fri

(日本名作童話シリーズ001)赤いろうそくと人魚

 1979年テレビ朝日系のゴールデンタイム枠(19:00 - 19:30)で放映されていた「赤い鳥こころ 日本名童話シリーズ」というアニメ番組がありました。かつて「赤い鳥」という児童雑誌掲載されていた童話を取り上げるといった具合に、文学色が強いアニメ番組でしたが、大人になってみると非常に考えさせられてしまうお話ばかり。

 先日、ネットでたまたまその一部と思われる動画を見つけました。いつまで閲覧可能かわかりませんが、印象に残ったお話を紹介してみたいと思います。


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 子供の頃、この絵本を読んでトラウマになってしまった経験がありますが、大人になってから小川未明の本を読み直しました。

 人魚母親が、生まれたばかりの娘を人間に育ててもらおうと漁村寺院にそっと置いてきます。「人間は魚よりも人情があって、楽しそうに暮らしている。人魚はとても孤独。おまえだけにはこんな寂しい思いをさせたくない。幸せになって欲しい」という思いからでした。

 人魚の赤ちゃんを拾って育てたのは子供のない老夫婦でした。赤ちゃんだった娘は老夫婦に大事に育てられ、美しい娘に成長しました。娘はロウソク売りだった老夫婦ために、ロウソクに美しい絵を描きます。娘の描いた描いたロウソクの燃えさしを持って漁に出ると事故に遭わない...という噂が噂を呼び、娘の描いたロウソクは大評判となりました。いつしか貧しかった老夫婦の暮らしは裕福になっていきます。

 あらすじはここまでにしますが、裕福になったことにより、老夫婦は強欲になり大切なものを失ったかのように人が変わってしまいました。お金のために娘を見世物小屋の主人に売ってしまいます。そのとき、人魚の母親が現れて....。

 おじいさんよりも、おばあさんのほうが強欲というか....。人魚の娘を「金儲けの道具」としか見れなくなってしまったこと、それでも恩返しのためと、必死にロウソクに絵を描く娘の姿が哀しいです。...非常に考えさせられるお話でした。



赤い蝋燭と人魚

赤い蝋燭と人魚