宗谷支庁−上川支庁−宗谷支庁−オホーツク支庁


道の駅さるふつ公園道の駅オホーツク紋別 379.8km






オホーツク海側から日本海側へ移動した。目的地は豊富温泉。



国道12号より直線を実感できる。

クッチャロ湖

浜頓別町セイコーマートで朝食の後、クッチャロ湖へ到着した。キャンプ場があったり、カヌー体験が無料でできたりして、楽しそうな湖だった。キャンプの料金は大人200円だが、駐車場での車中泊でも同じ料金が必要だ。

もう豊富町に入っていたかな? 道路のすぐ横に牧場があった。画像ではわからないが道路との境界に細い紐が張られている。たったそれだけで牛は道路に出てこないようだ。頭が良いんだか、悪いんだか…

豊富温泉ふれあいセンター

8時に到着した。あきらめていたが、意外にも willcom の圏内であった。営業開始の8時30分までブログの更新作業を行った。
この温泉の由来は、大正14年、石油試掘の際に天然ガスと油を含んだ温泉を掘り当てたのだ。正面玄関に篝火があるのがわかるだろうか。篝火は天然ガスを利用したもので、クリーンなエネルギーであることをアピールしていたぞ。

湯治用と一般用の二つの浴槽がある(画像は湯治用)。入口から近かった湯治用の浴槽に入ったのだが、表面は黄色の膜が覆っていて、石油のにおいがする。入ると体がヌルヌルする。浴槽から出ると、肌が水を弾いている。もちろん肌が若返ったわけではなく、油のせいだ。石油のにおいで気分が悪くなってくる。ネタとしてはおもしろいだろうが、うーんって感じだ。一般用にも入ったが、湯治用より薄い感じで、こっちで十分だ。
温泉の後は礼文島内のバスについてネットで調査した。稚内では、観光バスを利用する計画を考えていたのだが、料金もネックであったし、どうせならトレッキングもしたかったので、保留にしていたのだ。宗谷岬でも悩んでいたのだが、ネットに繋がらない。で、ようやくネットに接続して路線バスについて調査することができた。手を挙げてバスを止めたり(病院へ行く老人が数メートルおきにいることもあるらしい)、降りたい場所で運転手にその旨を伝えるとかいうのも魅力的だったが、やはり便が少ない。あきらめた。このまま稚内に北上する計画もあったのだが… 7日、稚内は花火大会。


で、音威子府村を目指したのだが、豊富町でのもう一つの目的をすっかり忘れていた。

毎日のようにセイコーマートの北海道低脂肪乳を飲んでいるのだが、それが豊富町で生産された原料で作られているのだ。本場である豊富町セイコーマートで北海道低脂肪乳を飲むつもりだったのだがなぁ…



北緯45度通過点

道道256号だったかな? 今回は1km手前だけでなく、500m手前、200m手前でもカウントダウンがあり、ちゃんとモニュメントもあった。道路を横切るようにラインも引かれていた。しかし、GPSが表示する北緯45度とはちょっとズレているのだ。

手前の歩道の端に置かれたGPSデータロガーがわかるだろか? 置かれた地点がGPSが表示する北緯45度だ。奥に立っているのが通過点の200m手前の標識だ。カーブが近いので駐車車両があると危険と考え意図的にズラしたのだろうか? 測地系の違いなのだろうか?



北海道命名之地@音威子府村

なぜここが命名の地なのか不思議に思っていたのだが、現地で説明を読むと、天塩川を探査した際にこの付近の長老からアイヌの通称であるカイナのカイ(=「加伊」)はこの国に生まれた者という意味だと聞き、道名に関する意見書に「北加伊道」を候補の一つとして提出したそうだ。そんなんで北海道命名之地を名乗るのは無理があると思うのだが… なお、北海道命名之地の碑は、高橋はるみ知事の筆による。

カヌーで遊んでいる人もいたが、そういったスポットとして売り出す一環で命名の地にしたのであれば、もう少し整備して欲しいものだ。せめて国道から200mくらいの砂利道は舗装して欲しい。


ぐるりと回って、浜頓別町セイコーマートが見えてきたときには、ふりだしに戻るという感じだった。
さて、どこまで進もうかのぅ…



神威岬

うーん

離れて見ればちょっとマシ



北緯45度国際広場

国際広場という程のものじゃないと思った。

ここも230mくらいズレている。やはり測地系か?


これといった観光スポットも少ないが、道の駅も今一つだなぁ…



国道と海の間に牛

日の出岬


オホーツク温泉ホテル日の出湯



紋別まで来てしまった。タオルとか、まだちょっと石油くさいなぁ…