子供乗せ自転車リサーチ中(海外事情編)
海外の自転車ってカッコいいのが多いですよね。でも輸入車のママチャリというのを見た事がありません。ママチャリは、日本独自の文化なんでしょうか。
写真はAmazonで一番人気のシティサイクルですが、一万円強で買えるのは魅力ですよね。海外でもお母さん御用達自転車は、こんな感じで安く買えるんでしょうかね。
ということで海外のお母さん達の自転車事情を調べてみました。
海外ではママチャリは無いのだろうか
輸入車にママチャリがないということは、そもそも海外にはママチャリって無いんじゃないかって思ってしまいますよね。
そこで、日本では幼児自転車の会社としてしか知られていない(そもそも知っている人も少ないだろうけど)ハーフィ(Huffy)社ですが、この会社はアメリカで100年以上も自転車を作り続けている老舗です。この会社なら女性用の自転車も豊富に違いないと思い、とりあえずサイトを見てみると、それっぽいものがありました。
ということは、いわゆるママチャリは海外でも使われていそうな気配。もしかすると、日本製のママチャリが数多く海外で使われていたりして。ということで、さらに調べてみました。
そもそも英語では何というのでしょうね。Women's Cruiserという言い方は、どうやらハーフィ社がそのように読んでいるだけのような気がします。ママチャリみたいな単語は無いのでしょうか。
ということで調べを進めて行くと、Dutch bikeという単語を見つけました。ダッジバイク・・・つまりオランダの自転車?。オランダと言えば自転車大国として有名ですね。自転車で移動するための交通法規や道路が整備されている国です。なるほど。
それならオランダのAmazonをチェックしてみたら、色んなママチャリが出てくるに違いありません。オランダはNederland。ドメインの国別コードはnl。ということでamazon.nlにアクセス・・・あれれ、英国Amazonに飛ばされた。どうやらオランダにAmazonは支社が無いようで、英国支社がサポートしているようです。ということで、英国AmazonでDutch bikeを検索してみました。
おお、あるある。沢山出てきたね。ということは少なくとも英国では、ママチャリは市民権を得ているようです。
日本からの輸出事情について
でも、世界にはびこる日本ブランドが見当たりません。調べて行くと、欧州規格に日本ブランドのママチャリが適合しないらしく、そのままでは販売できないようです。海外では海外の部品規格があって、JIS規格の部品で構成されたママチャリではダメなんですね。
とはいえそこは商魂逞しい日本企業ですから、売れるものから売って行く姿勢はあるようです。
海外からの輸入車はあるのか
日本にはママチャリという価格の安い強敵がいるので、輸入業者は軒並み敬遠しているようです。それでもたま〜に、少数が輸入されているようで、都心部では全く見かけないということはありませんが、在庫してまで販売しているのは無さそうです。
そもそも輸入車であってもママチャリは、ママチャリです。カッコいい輸入車ではないので、性能面から考えてどうなのか、ということになる訳です。そこまでして輸入車にこだわる人は、ちょっと珍しい存在だと思います。
本日の研究まとめ
- 海外でもママチャリはある
- ママチャリはCruiser(米)あるいはDutch bike(欧州)と呼ばれている
- 日本からヨーロッパへの輸出は規格の関係で無い
- 海外からの輸入は日本製ママチャリという強敵がいるので敬遠されている
ということで子乗せ自転車研究は、まだまだ続きます・・・