初めての水族館


断乳4日目。今日は親子3人で新江ノ島水族館に行きました。水族館の前に、辻堂にあるテラスモール湘南に寄って昼食。ちょっとした息抜きを妻に味わってもらいたかったというのもあります。

断乳を初めて3日間、夜寝るキッカケを失った娘は、予想通り寝付けないでいます。一生懸命に寝ようと努力している様子が、本当にけなげで切ないです。

初日は、なかなか寝られず妻が耐えられそうもなかったので、私がなんとかすると約束して妻には先に寝てもらいました。夜テレビを見せることをしたことがありませんでしたが、大泣きする娘を抱きながらジブリの映画の鑑賞会となりました。映画を観て一旦は泣き止んだ娘でしたが、それでも寝付けず、最後はテレビも消して、暗い部屋の中で娘をずっと抱いてました。そして泣きつかれるまで泣かせてあげました。失恋に似ていると思いました。結局、泣きつかれて寝てしまいました。

2日目は、寝入るキッカケを作るために、妻が頑張って抱きつ続けました。ただ抱くだけでは寝れそうも無いので、抱いたまま近所を夜の散歩となりました。玄関を出る直前まで泣いていた娘でしたが、ドアが開くとピタリと泣き止み、そのま妻と娘は夜の帳の中に消えて行きました。30分ほどして寝入った娘を連れて戻ってきました。この日は、夜中にも起きてしまったので、夜中にも散歩に出ることになりました。

3日目も、寝入るキッカケを作るために、妻が頑張りました。抱いたまま近所を散歩する作戦です。この日は1時間ほど歩き、寝入った娘を連れて戻ってきました。

そして4日目の今日。4日間の連休も今日で終わりなので、一家で楽しもうと水族館に行くことにしました。平日だから空いているだろうという目論みもあります。娘にとっては初めての水族館です。

水族館は全体的に暗いので、子供によっては泣く子もいるという話ですが、うちの娘なら大丈夫なんじゃないかいという感じはしていました。実際、水槽の前で大はしゃぎする娘の姿に、連れて来た甲斐があって良かったと思いました。大はしゃぎする娘を見て、私はもちろん、妻も元気づけられたと思います。もう少しで、夜泣き叫ぶ娘に心が折れそうになっていた妻でしたから、娘の笑顔は何ものにも代えがたい励みになったと思います。自分の都合を押し付けた罪悪感が、少しは晴れたのではないかと思います。

今日の娘の表情には、幼児の無垢な笑顔だけでなく、何か大人びたものが見え隠れしていたように思います。断乳は、娘に大きな成長の機会となったように感じました。