■店舗:ファミコンプラザ里町(安城
■形式:トーナメント2本先取
■参加:16人
■使用:プロモたっぷり墓地




■一回戦 子ども5色キューブ
(1)先攻
タイフーントリッパーガネージャーする
トリガーキューブで鬼修羅VANが出るが
無視して殴っていって勝ち


(2)後攻
事故って3tタイフーンスタート
相手のキューブでオロチが出て、タイフーンが対象となる
山札からクロスファイアがめくれ、
リバイヴアンタアンタして次のターンに殴り切る




■二回戦 子どもキューブドラグナー
(1)後攻
タイフーントリッパーガネージャーでビート
吸い込むを踏んでトリッパーが戻される
ガネージャーで盾を削っていくが、
モルト爆にガイオウバーン→殴り返して龍解で
盤面を処理され、永遠を立てられる
リバイヴガンヴィートで殴り返してきた永遠を破壊、
次のターンにデスゲートでガイラオウを破壊して切り返し
GTファイアを叩きつけて殴り切る


(2)先攻
アツトトリッパーで殴っていく
早い段階でブラスターから永遠が出るが、
リバイヴを警戒して殴り返してこないので
小型を並べてひたすら盾を削る
モルトガイギンガから場の4体を一気に除去されるが
リバイヴガンヴィートで永遠を退け
GTファイアでフィニッシュ




■準決勝 クローシス墓地
(1)後攻
相手メルゲ、こちらタイフーンスタート
お互いに小型を並べ、盾を1枚ずつ割っていくが
ホネンビーに阻まれてややこちらが出遅れる
途中でこちらもホネンビーを出し、
モルトと迷ってGTを回収する
盾を全て割られ、スーパーエメラルで盾を操作される
デスゲートが墓地に2枚見えていたので
ブラフを期待してGTGTファイアで殴ることを選択
どっからどう見てもデスゲートで負け


(2)先攻
アツトフェイトで墓地を肥やし、
積極的に盾を殴って圧力を掛けていく立ち上がり
相手もブロッカーで守りつつファイアで応戦する
GTを出してファイアを殴り返すが
返しのホネンビーファイアで盾を全て割られる
デスゲートでホネンビーを破壊しアツトを出すがファイアを引けず負け




■三決 クローシス墓地
(1)先攻
アツトアツトされるがトリッパーをはさむと動きが止まる
こちらも墓地の数を増やしていき、
小型で2枚を、GTで残り3枚を割り
次のターンにファイアを投げてフィニッシュ


(2)後攻
相手事故、こちらアツトトリッパーパルサー
小型で殴っていき、マナも墓地もない状態で
盾を飛ばして王手をかける
ブロッカーとファイアの殴り返しで粘られるが、
モールスを引いたのでGTを釣って勝ち




結果:3位





墓地が増えてますね。いいことです。
同型戦が2つと、なかなかに珍しいマッチングでした。



 


今日は墓地ミラーの勝ち筋について。
言うまでもなく重要なのは終盤のプレイングです。
墓地ミラーではブン回ったって負ける時はあっさり負けます。
無論、トリッパーで妨害をしつつ殴る動きは最強なのですが。


俺の対墓地の理想プランは、「小型で2枚、GT単騎で3枚を割る」です。
墓地で主に採られている小型ブロッカーではGTを止めることがほぼ不可能であり、
さらに寝てるGTに対して墓地はクロック召喚不可、デスゲート破壊対象なし、と
インフェルノサイン以外ではブレイクを中断することすらできません。
イコール、シールドを確実に0まで持っていくことができるということです。
ここまで攻撃を通すことができれば、仮に返しにGTを破壊されても
墓地回収やスピードアタッカーによる追撃で決着を付けることができます。


次に、相手の方が先にGTを出してきそうな場合。
同一である2つのデッキを戦わせた場合、だいたいは先攻が勝ちます。
理由は簡単。先攻の方が先にカードを使えるから。同型戦の宿命です。
しかし俺は、墓地ミラーはその限りではない、と考えます。
墓地のフィニッシャーといえばGTファイアですが、
このGTファイアの弱点は相手のGTファイアです。


例を挙げるとすると、こんな局面。
シールドを攻撃したこちらのガネージャーに対して、
相手はフィニッシャーであるGTとクロスファイアを召喚する。
クロスファイアはガネージャーを、GTは盾を3枚ブレイク。
こちらにターンが返ってきます。
この不利な局面、こちらもGTファイアをするとどうなるか。
まず、クロスファイアにGTで攻撃。
GT(P12000)対クロスファイア(P7000)で、GTが勝ちます。
次に、GTにクロスファイアで攻撃。
この時、クロスファイアパワーアタッカー+1000000が発動。
クロスファイア(P1007000)対GT(P12000)で、クロスファイアが勝ちます。
結果として残るのはこちらのGTファイアのみ。
後手に回ったはずのこちらが、盤面では優位に立っています。


といったように、相手がGTファイアを寝かせてきた場合
上からGTファイアをすることで、逆に制圧することができるのです。
相手がブン回ってて、すぐにGTを投げてきそうな場合でも
最初に挙げたトリガーを封殺する殴り方でない限りはなんとかなります。
そのための下準備は、GTファイアを引き込むこと。それだけです。


序盤に出したアツトフェイトトリッパーパルサーホネンビーなどの小型は
仮によりパワーの高い相手のクリーチャーに殴り倒されたとしても、
相手のGTファイアに対して上から殴るための布石になります。
その辺も考慮して、今すぐ出せないからといってGTやファイアを
迂闊にマナや墓地に置かず、手札で温めておくプレイングも重要です。




俺が墓地ミラーで考えているのはこれくらいです。
墓地ミラーに求められるのは、相手の次の一手を読み、
状況の優劣を意識した、時には慎重な、時には大胆なプレイングです。
使われているカードの種類はさほど多くないので、
相手がどういうプランを立てて殴ってくるか?
1ターン経つと、互いのシールドの枚数はどうなっているか?
そんなことを長々と考えながら使うカードを選びましょう。




…もちろん、基本も忘れてはいけません。
GTを出したい時は、必ず赤マナを残しましょう。以上です。