三鷹の森 ジブリ美術館

東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
ジブリ美術館 公式ページ

2001年開設時にはチケット完売御礼で、オークション詐欺まで出る騒ぎになってたのは周知の事実。こりゃ暫く行けそうにないな・・・と諦めてそのまま忘れていたのだけど、三鷹に引っ越してみたら何と「市民枠」というのがあって、当日でもチケットが買えることが分かった。(参考リンク:みたか都市観光協会三鷹駅前の観光協会でチケットを無事ゲットしたら、チャリンコで出発。同じ方向に向かう外人のグループが何組か、談笑しながら歩いていた。

美術館内は撮影禁止なので、外観だけ撮って中へ入る。チケットを入口で引き換えると、フィルム3コマ入りの入場券がもらえる。どのコマが当たるのかはお楽しみ、ということらしい。自分のには「千と千尋」の主人公が映ってた。
美術館内は順路がないので、最上階まで上がってから降りることにした。一応平日だが、子供がたくさん居るので視界を下方に向けながら歩かないと危なくて仕方ない。図書館やミニ映画館、スタジオジブリを模した部屋など、大人でも十分楽しめる展示内容でお腹イッパイになった。

建物外にあるカフェ「麦わらぼうし」では、「風の谷のビール」という静岡の地ビールを販売している。スタイニー瓶で600円。オリジナルラベルで、持ち帰りもOK。ちょっと濃厚な味で、なかなか美味しかった。一緒に豆のスープ(バゲット付)も買った。こちらもスパイシーで味良し。あとで調べてみたら、施設内の食事関係はどれも美味しいらしい。またヒマがあったら平日にでもゆっくり行こうと思った。

玉川上水沿いプチ観光

ジブリ美術館に行くには、三鷹駅前から直通のバスが10分置きに出ている。天気が良ければ、玉川上水の脇をゆるゆると歩いても15分くらいで着いてしまうので、地味な見どころを挙げておく。
玉川上水沿いの右岸をゆるゆると進むと、太宰治の入水地点を示す大きな岩が確認できる。地元住民に配慮して、何も明記しないで目印だけ置いてあるそうだ。
程無くして大正末期の洋風建築「山本有三記念館」が見えてくる。以前は児童図書館だったが、いろいろあって市の施設になったらしい。川を挟んで反対側は井の頭自然文化園。動物園と北村西望彫刻館がある。長崎の平和の像を作ったアトリエがそのまま残っている。
吉祥寺通りにぶつかったら右折するとジブリ美術館までもうすぐ。
これだけではつまらないので、もう少し観光してみる。『散歩の達人 2006年5月号』を参考に、春光スポーツクラブの裏手に回って「ナザレ修道院」を見に行った。しかし隣接する公園に入れなくなっていたのでよく見えなくて残念。ただ、ちょうどお昼時だったので鐘が鳴っているのが聞こえた。
もう一箇所、玉川上水にかかる新橋というのが太宰治の遺体引揚地という記事をどこかで読んだ。明星学園高校のすぐ傍にある、何の変哲も無い橋である。6月13日に入水して、6日後の19日に近所の人が見つけたそうだ。今でこそ暢気な流れだけど、人喰川と呼ばれた当時の水量はさぞかし凄かったんだろうなあ。としばし感慨に耽る。

中村屋@東急百貨店9F


1000円分の百貨店商品券を持っていたので、中村屋インドカレー(1300円)を食べる。新宿の本店前を毎日通過してるのに吉祥寺でわざわざ食べるのもオカシイと云えば可笑しい。まあ、本店はなかなか気後れして入れなかったりするんです。
食べてみて思ったのは「神保町ボンディと似てる」ということ。もっともこちらがオリジナルのはずだ。薫り高いスパイスとがっつりバターが効いてるあたりがとても似ていると思った。当然大好きな味なのでお代わりしたいくらい美味しかった。ただお値段がアレなので滅多に食べられないけど。
中村屋の前に「ロクシタン」があったので、こちらでも散財。好きな香りのアイテムはどうしても欲しくなってしまうので、なるべく近寄らないようにしている。

神明湯@三鷹市牟礼

せっかく自転車で来てるので少し遠出する。牟礼団地の近くに露天風呂つきの銭湯があるとの情報があったので調べてみると、牟礼団地はすでに取り壊しでスターハウスが残ってないらしい。仕方ないので風呂だけ入ってくることに。
確かに露天風呂はあったが、ちょっと狭かった。湯の温度は全体に熱めに感じたが、外が寒いので熱めに調整してるのかもしれない。木の桶があるのが珍しいと思った。
本日で正月休みはおしまい。仙台に行けなかったのが心残りだけど、東京でも頑張って動いたので楽しく過ごせた。そして引っ越した部屋の片付けはまったく進んでいない(ダメじゃん)。さー明日から仕事だー。