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2016-01-31

話数単位で選ぶ、『Go!プリンセスプリキュア』10選

昨年末に参加した「話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選」が1作品につき1話といった縛りだったので、『Go!プリンセスプリキュア』を数話滑り込ませることができず悔しかった。番組終了したら絶対やろうと思っていた企画がこの「話数単位で選ぶ、Go!プリンセスプリキュア 10選」です。本日、最終回を迎えたことだし好きな話数を10本選んでみました。一応上から順番に好きな話数となっています。

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◼第39話「夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス!」
脚本:田中仁 絵コンテ:田中裕太 演出:鎌田悠 作画監督大田和寛

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こちらは昨年の話数単位企画で選んだ話数。38話ではるかの「物質的な孤立」を描き、39話Aパートで「精神的な孤立」を描く。そして自ら絶望から復活することで、”世界が広がる(花が舞う)=キュアフローラへの変身(復活)”を果たす。フローラへの変身シーンはフレーム外へ世界が広がる感覚。その後のアクション(アニメーション)への転じといい、めちゃくちゃ気持ちいい。2015年のアニメで最も好きな話数でした。

◼第5話「3人でGO!私たちプリンセスプリキュア!」
脚本:田中仁 絵コンテ&演出:鎌田悠 作画監督:赤田信人、上野ケン

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4話でキュアトゥインクルへ変身しながらも、モデルの仕事に100%で挑みたいといってプリキュアにならないことを選択した天ノ川きらら。Aパートでは、はるかがきららの1日のスケジュールを体験するということで仕事現場へ密着。忙しいという演出をカットを重ねたり、カット自身を微妙に傾けるなどをして”忙しさ”を演出した。また憧れのステラ(母親)へは、ローアングル煽りショット、手を遠ざける等々”距離”の演出を重ねている。そして、きららがモデル以外に見つけた大切なもの。ラストシーンに多幸感たっぷりの百合シーンといい1クール目で1番好きな話数です。

◼第11話「大大大ピンチ!?プリキュアVSクローズ!」
脚本:田中仁 絵コンテ:座古明史 演出:鈴木裕介 作画監督:稲上晃、上野ケン


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純粋な凄さ・面白さでは『Go!プリ』の中でもNo.1じゃないだろうか。ハードコア/クラスト・パンクが好きそうだったクローズの本気。これはリアルタイムの女児たちにトラウマを与えたのじゃないだろうか、と思ってしまうほどクローズの変容がすごい。カラスへの変身は『プリンセスチュチュ』を連想してしまった。1クール目のピークだろう。とにかく素晴らしかった。

◼第9話「幕よあがれ!憧れのノーブルパーティ!」
脚本:田中仁 絵コンテ&演出:芝田浩樹 作画監督大田和寛


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みなみの弱点があらわになる回で手を引く演出が見事だった。幽霊が苦手なみなみの手を引くはるか。そしてパーティーでは逆にはるかの手を引くみなみといった構図。乾杯の”遊び心”溢れた演出だったり、きららがいい塩梅で登場してきたりとにかく面白い話数である。そして映画部部長!彼には子供たちにトラウマを与えるようなホラー映画を撮ってもらいたいものだ!

◼第50話「はるかなる夢へ!GO!プリンセスプリキュア!」
脚本:田中仁 絵コンテ&演出:田中裕太 作画監督:中谷友紀子


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「夢と絶望」は表裏一体であることを、第1話から登場するクローズと最終決戦することではるかは自覚する。夢の果てにはどんな困難もあることそれが夢なんだ、と。春野はるかという存在は概念というか、夢の象徴のような存在でしたね(39話のカナタの発言が確信的)。作画陣もフィーバーしまくりで劇場版かよ?!ってくらいよく動く。そして”「プリンセスと夢の鍵」ななせゆい作”に完全に持っていかれた。。1年間ありがとうプリキュア

◼第43話「一番星のきらら!夢きらめくステージへ!」
脚本:田中仁 絵コンテ黒田成美 演出:岩井隆央 作画監督:爲我井克美


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42話と陸続きになった43話はきららが夢を捨ててから再度夢を目指す物語。ドーナッツの演出等々遊び心溢れた素晴らしい話数だった。天ノ川きららはひたすら夢を感じさせてくれる気持ちのいいキャラクターだと思う。ちょっぴりビターな幕引きも素晴らしい。

◼第1話「私がプリンセス?キュアフローラ誕生!」
脚本:田中仁 絵コンテ&演出:田中裕太 作画監督:上野ケン


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アバンのはるかとカナタの出会いがどうしても『ウテナ』を連想してしまい…、登場人物の四隅演出だったりそれしか考えられなくなった話数(笑)。後々考えてみると、はるかに会う直前にカナタはトワが行方不明になって悲しんでいるときだった。両者ともに出会ったことで夢を見ることを忘れなかったんだ。プリキュアになる前の雰囲気が『ウテナ』や『プリンセスチュチュ』のように感じられた。また、みなみ、きららの登場シーンそれぞれ個性が出ていてナイスな掴みだった。

◼第12話「きららアイドル!あつ〜いドーナッツバトル!」
脚本:伊藤睦美 絵コンテ&演出:村上貴之 作画監督:中谷友紀子


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11話の反動からかドーナッツをかけたギャグが冴え渡る話数。出崎演出やみなみをギャグで扱う攻めた回だった。濃密な本編のあとには、こういった息抜きも必要だなと思いましたね。それでも濃密だったんだけど(笑)

◼第37話「はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会!」
脚本:田中仁 絵コンテ&演出:大塚隆史 作画監督:赤田信人


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各クラスごとに演劇をやることとに…。演劇までの”時間がない”だから戦いも「70秒」と大胆にもゼツボーグが時限爆弾(”時間がない”ことの象徴)を武器に戦う。時間がないことで運動が生まれる口実作り。そしてみなみ、きらら、トワと各キャラのコスプレ姿もちゃっかり披露するファンサービスの効いた話数でした。

◼第25話「はるかのおうちへ!はじめてのおとまり会!」
脚本:成田良美 絵コンテ&演出:暮田公平 作画監督:フランシス・カネダ、アリス・ナリオ


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みなみの持ってきた3つのスーツケースが物語を牽引する。スイカ、花火、そして最後のスーツケースに何が入っていたのか…。上手かったのは26話予告でトワがスーツケースを開いているシーンのカットを選択ところなんだよね。確信犯的な演出法に痺れた。そしてシャットのトワへの憧れが捨てきれない登場シーンといい、青春及びギャグに富んだ話数でした。

◼選外
・第3話「もうさよなら?パフを飼ってはいけません!」
・第4話「キラキラきららはキュアトゥインクル?」
・第18話「絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?」
・第19話「はっけ〜ん!寮でみつけたタカラモノ!」
・第26話「トワ様を救え!戦うロイヤルフェアリー!」
・第38話「怪しいワナ…!ひとりぼっちのプリンセス!」
・第42話「夢かプリキュアか!?輝くきららの選ぶ道!」


2話で構成されている38話と42話は必然的に選外にしてしまった。38話のロングショット−クローズアップの組み合わせは効果的だったし、42話の夢を掴むショット(アバン)−夢を逃すショット(明星かりんを助ける)は素晴らしかった。4話も2話構成だけど、Aパート−Bパートのきららの選択が超最高。これぞきらら!3話と26話はパフがとにかくかわいい。19話はモブが活きてくる話数。突出して素晴らしいわけじゃないがこういうの好きなんだよね。18話は『Go!プリ』物語のキーなる話数だったと思う。

◼まとめ
Go!プリンセスプリキュア』は本当に幸せな時間を与えてくれた。特に1クール目はどの枠のアニメに比べても頭ひとつ抜けた存在だったと思う。50話かけてみるとクローズがキュアフローラにとってどのような存在だったのか、がよくわかると思う。それと1クール目は3人のバランス感が絶妙でこれ以上気持ちいいものはないぞってくらいの多幸感だった。トワイライト(トワ)は仮面を外すまでの13話途中までがピークで外してからは…。だから次にかっこよかったのは仮面をつけた21話の戦闘パートだったんだよね。紅城トワになってからはどうも4人のバランス感が苦手で、優等生が超優等生級の物語になってしまったというか…(それでも面白かったんだけど)。それと個人的に沢城さんのトワの演技が苦手だったり…。まあ、シリーズ全体通すと不満はあるにしろ『Go!プリ』は素晴らしい作品だったと思う。さて優等生だった『Go!プリ』の反動で『魔法つかいプリキュア!』はどうなることやら!楽しみですね。

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