screen−擬似端末の深遠なる黒魔術

man screen の exec の項に書いてあった ps ファイルを pdf 化。
screen の exec コマンドで使えるファイルディスクリプタつなぎかえの全パターンを示している。
http://www.k3.dion.ne.jp/~jod/fdpat.pdf


W はすでにスクリーン内で動いているプロセスの pty。
P は exec で新たに起動するプロセスの pty。
図の左側にキー入力と画面出力がある。
!!. や !!! を使えば expect が作れるし、!.. を使えば script が作れると言うわけだ。
.!. や .!! の input filter も何かできそうだが、それ以外はほとんど使い道が思いつかない。

つなぎかえは 3 * 3 * 3で 27 パターン。そのうち fd 1, 2 が :. と .: のとき結果は同じだから 6 パターン減って 21 パターン。


恥ずかしながら、私、本日まで screen を端末を切り替えるだけのレガシーアプリケーションだと思っていました。backtick さえ知りませんでした。デタッチの仕組みも考えたことなかった。これ作ったやつは天才だと思った。

しかし、詳解UNIXプログラミングの pty コマンドを見たときは感動したものだけど、これには何か邪悪なものを感じる。なるほど GNU だ。


もう一つ入っていた「Window to display data flow in Screen」。
http://www.k3.dion.ne.jp/~jod/window_to_display.pdf