音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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MIHO NAKAYAMA COLLECTION / 中山美穂 (1987)

オオイヌノフグリが咲いているのを見たら、急に「色・ホワイトブレンド」が頭の中に流れ込んできたので。

んー。小室哲哉(結局そこか)。「50/50」〜「CATCH ME」の流れにこの時代のディスコサウンドを強く感じるわけで。このアルバム一枚で80年代後半の音楽の変遷がコンパクトに把握できる。

TETSUYA KOMURO THE GREATEST HITS S / V.A. (2006)

しかし華原朋美が小室哲哉プロデュースから離れる直前の「LOVE IS ALL MUSIC」を収録してしまうところに、このプロジェクトに関わった人間の微妙な洒落っ気を感じずにはいられなかったり。

もとい、全然興味のなかったコンピレーションだったのだけれども、マスタリングエンジニアにBernie Grundman MASTERINGの前田康二の名前を見つけて、ためらうことなくレンタル。結果、いかにも前田康二といったエネルギー重視のリマスタリングが施されていて、小室哲哉全盛期の醍醐味が2006年現在のパワーで楽しめる仕上がりに。

こういうのを「グッジョブ!」って言うんだろうな。気分がどんどんアゲアゲになっていく。ほんと、自分の音楽の何10%かは小室哲哉で基礎固めされているものなぁ。

TETSUYA KOMURO THE GREATEST HITS a / V.A. (2006)

んー。avexからリリースになったこのコンパイルは、かなりavex臭さを感じさせる選曲になっているのだけれども(ある種マボロシの企画だったとも言えるsongnationから3曲もセレクトされている) 、思ったよりは聞き流せるかな。Disc1のラスト4曲がチャリティでまとめているというのは、こちらもある意味洒落っ気なのかもしれないけれども。

「こねっと」のアレは音源を持っていなかったので、それはそれで自分としては価値ある選曲といえるのかな。

でも、この選曲のせいではないのだけれども、さすがに小室哲哉ばかり連続で3時間目に突入してくると、結構疲れてきますな。

いや、音が色々と面白いことになっているので、ボリュームを下げようにもなかなか下げられないと言うだけなのですが。どうしてこうマラソンしたくなる体質なのかしらね。ということで、もう少しで4枚目に入りますよ。こうなったら最後まで聞き通してやりますとも。