音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ティーンエイジ・ネクラポップ / 石風呂 (2012)

ボーカロイド物を少し開拓してみようかという気分になり、じんのレーベルメイトでもある石風呂の作品を。

これはずいぶんと可愛らしい世界だこと、というのが第一の印象。相変わらずボーカロイドは何を言っているのかさっぱり聞き取れないので歌詞カードを追うしかないのだけれども(この、歌詞カードを追いながら音楽を聴くという作業が何分苦手なもので)、ま、可愛いな、と。サウンドはバンド形式の生音中心だけれども、それほどやかましいわけでもなく、適度にポップなロックを紡ぎ出しているという感覚。悪くはない。

あなたと見た夢 君のいない朝 / 柴田淳 (2013)

全体的に端正。なのだけれども、この人でなくては!的な個性に欠ける印象。左から右へと簡単に通り抜けてしまう感覚。邪魔にならない音楽という意味で、入眠時にも使えるメリットがあるのだけれども。能動的に音楽を聴きたいときには向いていない気がする。悪くはないのだけれども、もう一捻り欲しい。あくまでも個人的な意見ではありますが。