主人公は医師という設定だけれども、医療ものと言うよりは人情ものといった解釈の方が正しいシリーズかもしれない。ただ、いくら読んでも主人公の顔が具体的なものにならないのだよな。それ以外の登場人物はそれなりにキャラ付けがされているのに。
C'mon / B'z (2011)
非常にあっさりとした作品といえば聞こえよいけれども、実際にはフックに欠けるいつものB'zという感覚。いまいち印象に残る曲がないのだよな。
5TH DIMENSION / ももいろクローバーZ (2013)
前作は自己紹介的側面の強いアイドルサウンドだったけれども、今作はキャラクター的色づけは取り去って、ひたすらアミューズメントパークを構築することに専念しているという印象。トラックメイキングの本気さ加減が半端ではない。
バトル アンド ロマンス / ももいろクローバーZ (2011)
新作を聴いてから振り返ると、結構拙いものがボロボロとこぼれ出すアルバムだということに気がつく。トラックが安いことと、曲の振り切れ方のキレが甘いような。新作が出るまでは十分に楽しめたのだけれども、今となっては少々若気の至り&低予算な要素が感じられる。その安っぽさ加減がまたよろしいといえばよろしいのだけれども。