音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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空中パズル / KOTOKO (2013)

通勤時の往路に。

出だしはサイバーチックなのに、時折妙にアニメ声の曲が挟まったり、着地点がよくわからない曲があったりと不思議な感覚ではあるけれども、決して悪くはない。比較的自分の好みに入るかな。これで尺があと3分短ければ完全に通勤仕様の1枚になったのに、という無茶な望みを投げかける。だって最後の「→unfinished→」まで聴ききってから職場に向かいたいじゃない?

Californication / RED HOT CHILI PEPPERS (1999)

帰り道に。

最初はmoveを聴いていたのだけれども、なぜか急にRED HOT CHILI PEPPERSのメロディが頭の中で回り出したので再生。160GBのiPodにたっぷり曲を入れていると言うと「全部は聴かないでしょ?」と訊かれることがたまにあるのだけれども、全部を聴こうとして持ち歩いているわけではなく、不意に頭の中で鳴り出した音楽をその場で再生させるために蓄えを持ち歩いているのだ。まさに今日のように。

予襲復讐 / マキシマム ザ ホルモン (2013)

冗談抜きにこの純度の高さは凄まじいものがある。混沌からほど遠いはずの日本文化をどこかに感じさせる「ワビサビ混沌」。聴けば聴くほどにモンスター級のアルバム。いや、本当にモンスターではないだろうか。こういうバンドサウンドが普通に売れるというのはありがたいことではないですか。ヒットチャートを賑わすバンドが右も左も歌物ばかりの世の中、こういう異端が売れると言うことが一つの奇跡。需要はあるべきところにある。