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音波の薄皮 Twitter

2014-09-26 (金) 晴れ

オフ・ザ・ウォールOff The Wall / Michael Jackson (1979/2014) Hi-Res

HDTracksから『Off The Wall』のハイレゾ解禁&15%ディスカウントのメールが来たので、慌てて「じぶん銀行」→「au wallet」のコンボで入金しましたよ。『Dangerous』以降のマイケルにはあまり興味がなかったので、このアルバムがハイレゾになる日を待っていました。淡い期待とともに。個人的にマイケルは『Thriller』→『BAD』→『Off The Wall』の順に好きなので、好きな作品がハイレゾコンプリート出来たことは、非常に嬉しいことなのであります。

もう、音質なんてどうでもいいや。マイケルがハイレゾでそこにいるというだけで興奮してしまいますな。マイケル・ファットとも言えるトラックを発明する一歩手前の、既存のディスコ・ダンスチューンのマナーをいかにマイケル流に料理するか、ということに専念していた「既存の」マイケルなのですよ、この作品は。その俎上で歌い、シャウトするマイケルの格好良さと言ったら!この段階ではまだ発明家ではないのですが、そこがまたいい。

しかしやはりマイケルにしっかりと心鷲づかみにされておりますな、俺も。

週刊「雑音万華鏡-Noiz-」更新

先週はお休みを頂いておりました「雑音万華鏡 -Noiz-」を更新しました。

久しぶりにこのバンドを聴いたら、体験していないはずのフラッシュバックがやってきた、的なニュアンスです。いつもの通り、虚実ごっちゃまぜといったところですかね。

Vol.30 coup d'Etat / Syrup16g (2002) - 雑音万華鏡 -Noiz-

スリラーThriller / Michael Jackson (1982/2013) Hi-Res

マイケルハイレゾ2連チャンでありますよ。一応リリース順に聴いております。

ハイレゾハイレゾとついついそちらに耳を奪われてしまいますが、根本的には「音楽」。それが全て。当然のことから目をそらされて、値段がどうだ、音質がどうだ、とついつい変なところで叫んでしまう自分は反省しなくてはなぁ、とマイケルを聴きながら思う次第なのであります。

バッドBAD / Michael Jackson (1987/2012) Hi-Res

はいはい。マイケル3連チャン。

クインシー・ジョーンズの元で、一人の偉大なアーティストとして成長していく様を見届けるには十分な枚数ではないかと。アルバム1枚に対して、相当に煮詰めて煮詰めて、ようやく表に出すということを重ねてきたのだろうなと思わせるあたりが素晴らしい。インスタントな物がどこにもないというのは、職人技だよね。どれだけ売れようと、上昇志向は常にあり、それが各楽曲の完成度に繋がる。いやー、堪能しました、マイケル。

365歩のブルース365歩のブルース / eastern youth (2006)

これまで聴き流すことの多かった近年のeastern youthのアルバムを、しっかりと聴こうキャンペーン実施。KOSSのPORTAPROとZX1との相性はシンプルなバンドサウンドにいいので、その環境で聴くのであります。

で『365歩のブルース』。一言、繊細ですな。非常に繊細。何かを攻撃したり、かと言って内省的になったりという意味ではなく、点描画か水墨画かと言わんくらいの繊細さ。時にファルセットも多用したりして、バンドの勢いを駆るというよりは、バンドで心を描く、といった具合。ガツガツと心を描くことを得意とするバンドにしては、非常に珍しい作りのように思える。これはもしかして、ちょっと異作なのでは?

Violet FlameThe Violet Flame / erasure (2014) Hi-Res

これを聴きながら、ひたすら求人票の束を見る。隅から隅まで見る。賃金のカラクリまで見る。色々と見えてくる。社会的弱者に転がりかねない僕らとしては、じっくりと会社を見極めるという自衛をするしかないのだ。今回の求人の束、ただの紙くずだった。

VISITORS 20th Anniversary Edition (初回限定盤)(DVD付)VISITORS 20th Anniversary Edition / 佐野元春 (1984/2004)

NHKでの『VISITORS』特集を見た後に速攻で再生。このアルバムの構成物質が何であるのかということが、これまでは歌詞の一片からしか受け取ることが出来なかったのだが、音楽の微細な部分まで分け入って分析されることによって、瑞々しくこのアルバムが生まれ変わって自分の耳に入り込むようになった。こんなにも情報量が多く、こんなにも気づかない点が多いアルバムだったとは。ビートだけでわかったつもりになっていたよ。そして、今後このアルバムに接する時には、このアルバムの何が「良」で、何が「難」なのかを考えなくてはならないということを課せられたな、とも思った瞬間でもあった。1974年生まれの東京ボーイが、1984年のN.Y.に思いを寄せて。

日本の歌~花は咲く日本の歌〜花は咲く / 森麻季 (2002/2003) Hi-Res

e-onkyoを見ていたら、名も知らぬ(後に著名なソリストと知り赤っ恥をかく)歌手が、日本の叙情、叙景曲を歌うというアルバムに遭遇。それも2.8MHzのDSDレコーディングで1曲324円。試聴した限りでも、これは面白そうな音源だと思い試しに「赤とんぼ」をダウンロード。foobar2000の設定は簡単な物だろうと思っていたら、これがまた厄介。どうにかこうにか設定をして、音は鳴る状況に。一気にボリュームを上げて、スピーカーの正面に陣取ると…。

素晴らしい。音が部屋中を回る。ボーカルは全身から声が出ているのがよく分かる。口先云々ではなくて、全身。思わず居間にいた母親を呼んで聴かせたら「涙腺に来た」となかなかいい感想。自分も、オペラ歌手特有の日本語が消える(恐らく母音が他の母音と融合していると思われる)現象が少ないのでこれは聴きやすいと判断。他に2曲ほどダウンロードして、ボリュームを上げた状態で堪能。

全13曲だけれども、中には俗な曲もあったりもするので、ダウンロードするのはこれくらいでいいかな、と。母のリクエストであと1,2曲といったところ。

しかしこの部屋でこれを聴くのはもったいない。八ヶ岳山荘で聴いてみたいであります。ハイレゾの本気という物を見ましたが、これは別格過ぎる。