音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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HDtracksさん!

朝起きて、メールをチェック。HDtracksからメールが入っている。無論英語。読む。

「そのエラーは把握しているわ。今、原因究明中。明日には直るはずだから、ちょっと待ってね」

よし。直っているんだな。日付をまたげば、もう「明日」だからな。と、喜び勇んでダウンローダーを起動。ダウンロード開始。

OK!ミッション、コンプリート。

JT / James Taylor (1977/2013) Hi-Res

ということで、昨日から悪戦苦闘していたのはこのアルバムのダウンロードでした。

達郎さんのサンソンで、このアルバムの1曲目が流れ、ちょっとストーンウォッシュなアメリカンテイストにやられ「これは当たりだ!」と、収録されているこのアルバムをAmazonのウィッシュリストに放り込む。在庫がなかったのでね。

で、昨日、突然頭の中でひらめいて「そんな古い(77年)のアルバムなら、HDtracksにあるのでは!」と思い、検索したら見事にビンゴしたという次第。その後のことの顛末は既に記載の通り。

さて、中身。とてもしなやかなシンガーソングライターというのが第一印象。ゴージャスというわけでもなく、内省的というのでもなく、自然と人が集まってきそうなフォークが基本になっている音楽かと。タグも「Folk」だしね。

ライナーを読むと、カーリー・サイモン、リンダ・ロンシュタッドの名前も。たまに入る女声コーラスがそうなのかな。

出逢いの時とは印象が異なるけれども、でも、どこか心が広くなる感覚のアメリカン・フォーク。あ−、ドライブしたいなぁ。

The Stranger / Billy Joel (1977/2012) Hi-Res

ジェイムス・テイラーを聴いていたら「そういうばほぼ死蔵になっていたハイレゾ音源があったな」ということで、ビリー・ジョエル。死蔵になっていたのはハイレゾである意味があるのかないのか騒動に巻き込まれて、「なんか違う」の烙印を押されてしまったからなのだよね。アルバム自体には罪はないのに。

ということで、引っ張り出して聴いてみると、いいなぁ、この70年代後半アメリカンロック・ポップサウンド。大ヒットしたアルバムという意味でもミーハーかもしれないけれども、非常にポップで聴きやすい曲が並んでいる。これも世間では既に名盤認定されている作品なわけで、そういったものに触れておくというのは、普遍性というものを学習する意味では非常に重要なことだと思うのだ。

石原裕次郎 by Hi-Res

moraのハイレゾデイリーチャートを見ていたら、なぜか下位の方だけれども石原裕次郎の楽曲がチャートインしていた。「ふむー、裕次郎のハイレゾか」と、楽曲リストを見て、迷わず2曲に絞り込みダウンロード。「夜霧よ今夜もありがとう」「ブランデーグラス」。生意気にも192kHz音源。まぁ、元がDVD-Aなのでそういうことになるのでしょうな。

で、実際に聴いてみる。

いやー。裕次郎の声の甘さがじっとりと出てくるミキシング。これに惚れなきゃ男じゃないね。元々の楽器の数が少ないので、ボーカルにフォーカスがしっかりと当たって、ぐっと前に出てくる。渋い。いや、甘い。

全曲ダウンロードする気はないけれども、数曲つまんで、古い歌謡曲のハイレゾ化がいかがなものかを体験してみるのも悪くはないと思う。

音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~

盆栽いじりのようなZX1いじり

ビリー・ジョエルさんを本体に復活させてあげて後、ZX1の容量は再び2GBを切る。もう、こうなったら、無駄な枝をザクザク切る。1年以上聴いていない音楽はざっくりと切る。クラシック音楽をDAPで聴くことはないのでざっくりと切る。無駄なベスト盤はざっくりと切る。全部iPodClassicsで受け付けているので、そちらに任せる。ZX1はあくまでも持ち運び要員として存在しているので、身は極力軽く。泣く泣く切るのではなく、堂々と切る。だんだんとこのDAPとのつき合い方も分かってきたぞ。いつまでもiPodClassicsの気分でいるからよくないんだ。

さて、これでざくざく切って、残り容量は、と…3.26G。あー、もう、どうにもならん。

ハイレゾ最大のネックは容量だとは分かっていたけれども、まさかここまでとは!やはりこの倍…まで行かなくとも160GBは必要なのでは。となるとAシリーズがまた頭の片隅をちらつくのでありますよ。

9月の最後は粛々と

アルバム単位で曲を聴くのが面倒になってきたので、音楽を完全にBGMにするため「TBBSS」というフォルダ内をランダム再生。早い話が自分がぱっと思い浮かんだ好きな曲を放り投げておくためのフォルダで、本当に何が入っているのか自分でもよく分かっていない。

けれども、最近はiPodShuffleとうまくリンクさせるために無駄な曲、流れて来ても必ず飛ばしてしまう曲を削り、入るべくして入る曲を入れるというちまちました作業をして、なかなかいい感じのシャッフルプレイ専用ディレクトリになっていると思っている。約550曲のファイルから、Shuffleに150曲程度。妙に良く流れる曲、全く流れない曲、様々あれども、これはこれで結構面白い。そういうちまちました作業が僕は苦にならないのだな。