音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ヨシー・ファンクJr.〜此レガ原点!!〜 / 吉井和哉 (2014)

吉井和哉の歌う「夢の途中」が、非常に切迫感があってよろしい。この人、すっとぼけた感じで歌うというか音を投げ捨てるというか、そういうボーカルスタイルなのだけれども、それが余計にこの曲の悲しさを増幅させるという。他の曲にもそれは共通して見られるものなのだよな。なるほどTHE YELLOW MONKEYにつきまとっていた厭世観めいたものはこのボーカルから生まれていたのかと、今ごろになって気がついてみたりして。

Foreverly / Billie Joe + Norah (2013)

去年から気になっていたアルバムだったけれども、買う機会に恵まれず結局1年経過でレンタル。

想像以上に牧歌的ですな。カントリー&フォークとなっていたけれども、フォーク的要素が非常に強いのと、ビリーとノラの声の取り合わせが思っていた以上に良いことに驚いた。どちらがどちらに合わせるというのではなく、自然に声の質が合ったということなのだろうか。心がほっこりとする1枚。