音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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I Am (黙示録) / Earth, Wind & Fire (1979/2012 ハイレゾ 96/24)

昨夜、ベスト盤のハイレゾ音源を聴いていたら、いてもたってもいられなくなりこのアルバムを購入。脂がのりにのりまくっている時代のアースは聴いていて気分が上がるね。身体も踊る。

で、一部界隈ではリージョン制限で大騒ぎになっているHDtracksも、手順を踏めばまだ国内から購入出来ることが判明して一安心。その手順となるソフトの挙動が怪しくなってきたのが、少々不安ではありますが。

All 'N All (太陽神) / Earth, Wind & Fire (1977/2012 ハイレゾ 96/24)

それもこれもHDtracksの全品15%OFFが悪いんや!

ともかく、この70年代末期のアースが自分にとって一番ツボな時期だということが判明した。正に音楽のるつぼ。ソウルでもありファンクでもありラテンでもあり、スイートなR&Bでもあり、本当になんでもありのチャンポン状態。聴いていて痛快。退屈させる要素が一切ないのだよね。過不足なく僕が思うところのアース像が全て詰まっている。このアルバムと『黙示録』とベスト盤だけでご飯三杯行けます。MJといい、アースといい、どうして亡くなってからその魅力の真相に気がつくかねぇ。でも少なくともプリンスは今後も進んで聴くようなことはないだろうけれども。

『Simon Rattle & His Solists The CBSO years』より『バルトーク:2台のピアノとパーカッションのためのソナタ 他』 / ラトル, ラベック姉妹, バーミンガム市交響楽団 (1987/2016 CD-DA)

このゴールデンウィークに合わせたわけではないけれども、ずっと目をつけていたラトルのバーミンガム市交響楽団時代のソリスト教育プログラム?的アルバム15CDセットをえいやっと注文。ま、15CDにしては破格の値段だったからこそ購入出来たわけですが。15CDと言うことと、そこに収録されているソリストの数を考えると若干クラクラするものがありますが、何も焦って聴く必要はない。まだ耳を通していないクラシックのCDは結構ある。

で、まず最初に選んだのがこの作品。ピアノ2台と打楽器という取り合わせが面白そうだと、それだけの理由でチョイス。これがまた、もの凄い緊張感なんだわ。聴いている方も「次は何が来るんだ?」という手に汗握る展開。して、ピアノという鍵盤楽器が時に打楽器と混じり合うことで、打楽器的解釈もありだなと思わされた次第。ま、ピアノ線をハンマーで叩いているわけだから、ある種の打楽器的アプローチも可能なのだろうし、等とね。

とにかくピンと張った空気が痛い作品でありますよ。こりゃ面白いや。他の14枚のCDには一体どんな音が入っているのだろうか。のんびり聴くことにしよう。