タイ出張続編 NO.11                      

本日はフェアウエイです。

先月、タイ滞在時にタイの会社社長Mさんからお誘いを受けて
近くの大きな運動公園(1週1km)で、ウオーキングを1時間程行いました。
日曜日の夕方とあって、多くの人々がそれぞれの運動をしていました。
圧倒的に多いのは公園内のウオーキング、ジョギングをする人達です。

いくつものグループがあり、エアロビクスのインストラクターを参考に
大音量の音楽と共に汗を流す人。
太極拳をしているお年寄り、バイオリンコンサートに耳を傾ける人々、様々です。

但し、午後6時になってタイ国歌がマイクから流れ出した時、
人々はバラバラに行っていた動作を一斉に止め、直立不動となるのです。
一人として動いている人は居ませんでした。
ある面、驚嘆と感動を覚え、「郷に入れば郷に従え」と化した自分がおりました。

最近までは、運動公園に居る人々全てが敬意を表するとの事ではなかったようでが、
今年の初め、国王の姉上が死去されてから喪に服す意味もあり、
各人が自発的に行っている様子です。

タイ国民は、本当に国王を慕っています。
これほど愛される国王は世界でも稀ではないでしょうか。

私達の中に人を愛し、国を愛する気持ちは、どの位浸透しているのでしょうか?


自問自答して改めるべくは改めようと思い、そしてちょっといい気分のひと時を過ごしました。