古き時代 NO.17

本日はラフです。

米国のサブプライム問題に端を発し、大手証券会社リーマン・ブラザースが
先月経営破綻した。
金融安定化法案は上院で可決され、
一度否決された下院でも再可決される事でしょう。
しかし米国経済が持ち直すまでには、かなり時間が必要です。
各国に与える影響は大きく、仕事を取り巻く環境も厳しくなり、
より一層真剣に取り組まなければなりません。
今日の新聞で「世界の自動車販売台数も7年振りに減少」の見出しが目に付きました。


年々世界は狭く、早いテンポで進んでいると感じられます。


34年前の学生時代、横浜本牧にあった米国海軍将校クラブのバーで
バイトをしていました。
当時1ドル200数十円位?と記憶しています。
360円に固定されていた固定相場制が変動相場制(1973年)に移行された翌年でした。
(2週間毎のPAYDAYで貰う紙幣はドルでした。毎日のチップを合計すると、
給料より多くなる事も度々で、1ドル360円だったら良かったのにと思った事を
思い出しました。)


客はアメリ第7艦隊ミッドウエイのキャプテンや将校、海外航空会社のパイロット、
アメリカンスクールの先生、CMモデルや、退役軍人でした。
全ての事が物珍しく、HERSHEY.Sチョコレートの自販機、Budweiser Beer、
MarlboroやKENTのタバコ、バーの隣室にはスロットマシーンが設置され、
ジャックポートが出た時には「天使からのFREE DRINK」が
全員に振舞われ、Party Roomでは毎夜パーテイーが行われ、
ジュークボックスからはその後「エクソシストのテーマ」となったタンブラーブルースが流れ、
金曜日には生バンドが入り、
独立記念日には制服姿とイブニングドレス人々300名以上が集う。

当時のアメリカは、音楽や文化、様々なカルチャーショックを与えてくれた偉大で、
まだ遠くにあった国でした。


今や、世界の情報はPCで瞬時に見ることが出来、
各国への移動もかなりスピードアップされています。
世界の市場経済も緊密化されています。
より一層の情報と知識を身につけて行きたいと思います。


1つの手段として、秋の夜長に読書もお勧めです。