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ここは小説家・寒竹泉美の活動の報告用ページです。
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  • 2008-09-30 今月は落選

     きらら携帯メール小説大賞の最終候補の発表がありました。ううむ、今月は落選。まあ、こんなこともあります。また来月分も張り切って応募します!

     今日締め切りの北日本文学賞用の小説は結局書けなかった。でも、少しずつ、少しずつ、物語が生まれかけている。まだまだすぐに消えてしまう頼りない物語だとしても、何もない空っぽの状態よりはずっとましだ。

     というわけで、落選作を載せます。

    []アゲハ

     パセリを刻む。青臭い匂いが立ち上ってくる。一つまみ口に入れたら苦い味が広がる。料理にアクセントを添える薬味としてはいいけれど、これを主食にしてもりもり育っていくアゲハの幼虫は、悪食といったって差し支えないだろう。他に柔らかくて美味しそうな草がいっぱいあるのに。よりによってパセリなど。しかも、あんなに美しくて華やかな蝶のくせに幼虫の姿の毒々しいこと。黄色と黒の縞々だけならまだいい。敵が近づいたり、手を触れたりすると、にゅーっと突然出てくるオレンジ色の触覚の悪趣味極まりない様子は、子供のわたしを驚かし、心の底からがっかりさせた。何とかライダーの新シリーズの失敗作のような、凝ってるんだけど、どこかが大いに間違っている感じ。モンシロチョウの幼虫の可憐な青虫姿をもう少し見習ったらどうかと説教したい。

     彼女にアゲハというあだ名をつけたのはわたしだった。悪食、という名をこめて。羽化する前の醜悪な姿の皮肉をこめて。

     アゲハは能天気に喜ぶと、そのあだ名、ちょっと可愛すぎないーと辞退の素振りさえみせた。が、次に会ったときは、自ら周りのみんなにアゲハと呼ばせていた。そんなに無邪気に布教されては、わたしも心が痛むというもの。

    「あのさ、アゲハ蝶の幼虫ってどんなのか知ってる?」

    「は? ヨーチューって?」

    「だから蝶って、卵から生まれて幼虫になってサナギになって蝶になるでしょ」

    「蝶って、卵から生まれるの?」

     アゲハのきょとんとした顔を見ていると、目の前に、ひらひらしたお母さんアゲハと、少しシャープなお父さんアゲハと、その間を飛ぶミニサイズのアゲハが二匹、という絵が浮かんできた。彼女の頭の中の映像が一瞬にして伝わってきたのだ、テレパシーのように。だってもう幼稚園の頃からの付き合いだもの。

    「いや、なんでもない」

     わたしはアゲハの名前の由来の説明を諦めて、グラスを傾ける。アゲハちゃんって言うんだ、かわいいな、とアゲハの隣の男が猫なで声を出している。えへへーとまんざらでもないように笑っているアゲハは既に男の手が腰に回るのを許している。わたしは恐る恐る男の顔を覗いて、ため息をついた。悪食、と呟いて、カクテルを飲み干してバーテンダーにお代わりを頼んだ。  <了>

    2008-09-19

    []WEBきらら10月号更新されましたよ。

     http://www.quilala.jp/prize.html

     携帯メール小説大賞、今月も佳作を頂きました。ありがとうございます。今回は審査員の方にかなり触れられていて嬉しいです。今月も立ちはだかったトカゲヘッドさん、強いなあ…!面白いしなあ!まあまあ、インパクトとか月間賞とかには及ばなくても、こうやって作品が公の媒体に細々と載り続けることが出来たら、わたしの作品を好きになってくれる人が現れるんじゃないかなあと思います。「リピート」というのがわたしの作品です。作品名をクリックすると、作品が読めるはずです。

     12月分のきらら原稿を昨日仕上げました(11月分は投稿中)。9月末の30枚の短編の賞、実は諦めてなくて、何かふっと出てこないかなと待っている。北日本の輝さん風味の短編じゃなくてもいいや。30枚のわたしらしい短編を書き上げたいのだけれど。

     短編といえば、今、春樹が集めて訳したアンソロジー「バースデイ・ストーリーズ」を読んでいる。すごく面白い。秀逸な短編集。海外の現代のいろいろな作家さんの誕生日にまつわる短編を集めて、春樹が訳してまとめた本。海外の短編を読むと、短編小説ってこんなのもありなんだ!と思わされる。そのくらい、日本の短編小説は、何だか似たり寄ったりな構造をしている気がする。それに慣れた人たちは、これ読んで戸惑うかもしれないな。

     文庫も出てるらしいが、単行本の装丁が素敵だなあ。ちなみに、明るくない話が多いので、誕生日プレゼントには向かない。要注意。バースデイという「晴れ」のイベントにまつわる話だからこそ、対比されて浮き上がる生々しい暗さ、重さというものがあるのかもしれない。かといって暗い話でもない。カーヴァーとか海外の作品好きの人は、ぜひ。

    2008-09-16 一生に一度の願い このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     バイトで週に一回大阪の天王寺に行くことになりました。今日は早めに出かけて、天王寺を少しだけお散歩。

     関西に住んで7年目。京都のように自転車でぐるぐる回れる町ならいいけど、大阪みたいな巨大な街(大都会!)はどこから手をつけていいやら分からない。用事がなければわざわざ行かない。用事があっても用事以外のところにはわざわざ行かない(怖いから!)、という引きこもりっぷりでしたが、最近いろいろ探索するようになりました。カメラを手にして以来、知らない町や新しい場所に行くのが楽しくてしょうがないのです。

     ふと見ると小さな神社があった。堀越神社という名前。一生に一度の願いをかなえてくれるという神社らしい。一生に一度の願いなんて、15年前からずっと変わっていない。夕暮れ前で誰もいなかった。神主さんが作業をしていた。お辞儀をして丁寧にお参りする。神様に頼んでもしょうがない、と最近分かってきたので、神社の前で手を合わせるときは決意表明みたいになるのです。

    「小説家になります」

     さてさて、みなさまの一生に一度の願いってなんでしょうかね。

     天王寺で写した写真。今日は雨の予報だったのに、すかっと青空で空にはうろこ雲だった。秋だなあ。日が暮れるのが早くて写真撮れる時間が短くなって、少し寂しい。

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     夜、空には満月の一日後の月。十五夜の昨日は雨だったけど、いいんじゃない? ほぼ満月ってことで。綺麗でころんと丸くて可愛くておいしそうだなあ。つまんで食べちゃいたいような中秋の名月でした。

     

    亜沙美亜沙美 2008/09/16 23:55 叶うよきっと^^

    この前連れて行ってもらった安井神社の神様は、わたしの願いを叶えてくれたみたいです☆

    ぱそ子ぱそ子 2008/09/18 21:57 強く願うってことは、決意表明みたいなものかもしれないなと思いました。特に安井神社の場合は。叶っておめでとう。

    2008-09-15 友が島に行ってきました! このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     友が島は、和歌山のさらに先、加太という駅から舟が出ている島です。朽ちた砲台や建物がそのまま残ってて廃墟の風情。雰囲気ある場所なので写真好きの皆様と連れ立って散策撮影に行って来ました。もっと寂しい誰も行かない島かと思ったら、キャンプ用品抱えたボーイスカウト軍団や、何かのゲームの舞台になってる島らしくゲーム好きの「萌」て、でかでかと書かれたTシャツ着てる人がいる軍団とか(島で見かけたときは要所要所で、ゲームのセリフを叫んで盛り上がっていた)、普通にカップルとかいろいろいました。舟、ぎゅうぎゅう。

     友が島についたらなぜか演歌が迎えてくれた。延々演歌。なぜだ。

     緩やかな山道を登りながら、砲台跡や灯台を一周していく。ここぞというポイントでは、しばし解散してそれぞれ好きなところの写真を撮って。思っていたより清清しい場所だったなあ。虫も少なかった。山道のわりに歩きやすかった。まったりと仲良く楽しく行って帰ってきました。

     …で、写真は…?

     えっとー。わたしはセルフのネタ集めが主な目的だったので、帰って見てみれば、ザ!友が島!みたいなポイントの風景写真を撮ってない…。でかくて暗くて古い建物を情緒込めて撮るのは難しかったし!他の人たちが撮ってるからいいかなあ…と思って。おいおい。皆様の想像にお任せします。ぜひ行ってみてください。…というオチはひどいので気になる人はこちらでどうぞ。一緒に行った方の写真です。すばらしいです。これ見たら行かなくても満足できます。

     一応わたしも撮ったのよ!友が島じゃなくて船着場の写真だけど。

    行き。

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    帰り。

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     晴れてよかった。また行きたいなあ。

    2008-09-11 日曜日のこと このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     約一週間前、お隣さんにExcuse me!て呼び止められて、ジャマイカバーを祇園にオープンしたからオープニングパーティーにおいでよと言われました(英語で)。ニューオーナーだって。DS英語漬けのおかげでヒヤリングは出来るようになった気がするが、咄嗟に言いたいことが出てこない。ベリーナイス!!!って繰り返して、行きます行きます!(日本語で)と答えました。

     と、いうわけで、日曜日。よっしゃ今夜はお隣さんのレゲエバーのオープニングパーティーだ!と張りきって祇園くんだりに出かけていきました。が、パーティーは土曜日でした。ノー!!あたしののヒアリング力ってー!!土曜日の日付で、ポスターが貼ってあり、charge freeって書いてありました。ショック!行きたかったのに!!愕然としてたら向かいの煙草屋のおばちゃんが慰めてくれました。向かいにあったバーはまだ営業時間じゃなかったのだけど、他に行くとこないから入れてーとばかりに入れてもらって、きさくなバーテンダーさんから昨日は盛況だったよと聞きました。ああ、日曜の祇園は静かだった…。間違えるなよわたし。

     ちなみに旦那と友人二人も誘ってしまって付き合わせてしまった。ごめんなさい。ちなみにその友人の一人は日本語ぺらぺらなフィンランド人で、寮でパーティーがあるからおいでよというのでついていきました。みんな日本語ぺらぺらで、日本語で国際交流してきました。仲良くなった韓国人の男の子の顔が、わたしの弟にそっくりでした。韓国人顔だよな、やつは。で、弟と似てるというわたしも韓国人(男)顔なのか。そうなのか。

     レゲエバーで飲んで国際交流するつもりが、飲んで国際交流というところだけ果たして帰ってきました。お隣さんにごめんなさいして普通の日に遊びに行こうと思います。ああ、奥さん捕まえて日本語で確認すればよかったのに…!こうご近所付き合いとかめんどくさい都会っ子でして…! しかし、外国の方々が片言の日本語でどんどん話しかけてくれて、なんというか喋れる喋れないじゃなくて、コミュニケーションしようぜ!みたいな気合を見習おうと思いました。

    2008-09-09 眠れない期 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     1ヶ月のうち数日間眠れない時期がやってくる。眠くてしょうがない時期があるから相殺して勘定が合うか。1日24時間区切りなんてせせこましいことやめちゃおうぜ! 1ヶ月で勘定が合えばよろし! と言っても世間はまあ時計どおりに動くわけで。これで同居人がいなくてバイトもしてなかったら、一体どんな生活になるんだろうなあ、とか思ったりします。

     世間はポニョポニョ言ってるときに恐縮ですが、わたし個人的に「魔女の宅急便」に思い入れがありまして。キキが落ち込むことが続いてしかも魔法が使えなくなって踏んだり蹴ったり。猫の言葉も分からなくなって箒にも乗れなくなってもがくシーンを、小説が書けないときは、いつも思い出すのです。こ、この…駿め…!とか思います。こんなところにいろいろ篭めやがって…!

     今まで普通に出来てたからこそ、出来なくなったらどうしていいのか分からない、という感じとかね。箒乗って飛ぶこと仕事にしてるのに、出来なくなってどうすんの、みたいなとことかね。皮肉屋で相棒で頼りになる黒猫のジジがニャアとしか言わなくなるとことかね。絵描きのお姉さんのセリフとかね。沁みる。とか思うようになったのは、大人になって見直してからだけど。

     自分の書いた物語も、書きかけの物語も、他人が書いたみたいに思える。誰も応えてくれない。胸のうちがしんとしてて空っぽで、自分が小説を書いていたことすら信じられない。

     でも、いつものこと。いつものことだから。いつも絶望した先に次があったから、今回だって、絶対あるとか思いつつ、楽観してるといつまでも何も来ないしね。まだまだもっと落ちていかなきゃ。

     いつもいつも明るいことだけ前向きなことだけここに書いていきたいけれど、一人きりで綴る小説の場所へ落ちていくために、準備運動のように、トンネルを抜けるように日記を書いていくんだろうな。安易かな。安易かもしれない。でも、毎日笑ってばかりの幸せなわたしは、日々を過ごすだけじゃ、物語に到達できないのかもしれない。

    (写真の感想ありがとうございます。物語が伝わってくる、なんて、わたしにとって一番嬉しい言葉だ。)

    2008-09-08 実践的日記(3) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     陶芸の話を書こうと思い立って、もう半年以上過ぎた。まだ、書けない。何かが足りない。

     かろやかな佇まいの陶器たちが、わたしを呼んでいた。ガラス張りの入り口には、ギャラリーと書いてあった。横に、陶芸教室とも書いてあった。

    「実は小説を書いていて」初めての人に言うのは、とても恥ずかしい。

    「陶芸家の話を書きたいのです」

     好きなときに来たらいいよ。白い髭の陶芸家は言った。人好きのする、ぼたもちのような輪郭だった。

     コーヒーをご馳走になった。

    「なぜ陶芸を」と聞かれて、答える準備をしていなかった。口ごもる。間を置いてもう一回、それからまた一回。計、三回聞かれた。計、三回口ごもった。口ごもっても、口ごもっても、彼の笑顔は壊れず、まばゆかった。

     なぜ陶芸を書くのか、わたしには、わからない。うまくすれば、出来た小説を読んだ誰かが答えてくれるかもしれない、と思った。わからないまま、進んでいくのがよい、と思った。でも、まだ言わなかった。

    「なぜ陶芸を」聞かれるたびに、恥ずかしいと思った。早く恥ずかしくないものになりたい、そう思った。でも、恥ずかしくないものになったら、こうやってコーヒーを飲んでいないかもしれない。

     恥ずかしいものでよかった。強く自分に思わせるため、日記を書いた。


    川上弘美「真鶴」の文体で日記を書くという実践)

    2008-09-06 散策撮影に行ってきました このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     数人で散策撮影に行ってきました。大仙公園というところ。行って来ましたというか、連れてってもらったというか。デジ一買ったので仲間に入れてー!みたいな。ここの方が主催で。写真好きにとって至れり尽くせりの本当に素敵なお店です。

     それはさておき、大仙公園ですが。

     ただっぴろい芝生に草がぼうぼう伸びてて、ぽつぽつと木があって、サバンナみたいな場所でした。鉄塔がでかくそびえていて。数人で野球してる人がいたり、まったりしてて。いろんな場所があるんだな。

     デジ一買って以来、主に花や人ばかり撮ってた。広島にも持って帰って、親を撮ったり友達の子を撮ったり。人を撮ったら、その人のきらきらで写真まできらきらするけれども、風景写真は難しいなあ。何を撮ったらいいんだろう。自分の心の動いたことを、どうやったら篭めれるんだろう。どうやったら伝えられるんだろう。研ぎ澄まさなきゃ、と思う。要修行ですなあ。

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     きららの次の応募締め切りも迫ってるし、短編の賞も本命の賞も迫ってるのに、何も出てこない。今まで居たはずの物語が何も応えてくれない。しーんとしてる。こういう凪のときはじたばたするしかなくて、じたばたして絶望しきった次に何かが出てくる、はず。信じるのは経験則だけ。しかしここで何も出来なかったら、ただの遊んでる人になるので、気分的には、かなり切羽詰ってます。もっと追い詰められないと出てこないのなら、もっともっと落ちるしかない。

     寝て起きたら、また凪と戦います。

    2008-09-04 広島に帰ってました このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

     お久しぶりです!月末は実家のある広島に帰ってました。そして戻ってからは後始末にばたばたしておりましたよ。ようやく日記が書ける…!

     子供生まれた友人のおうちに訪ねていったり、明日が予定日だという幼馴染に会いにいったり、ずっと連絡が途絶えてた子と再会して深夜までずっと喋ってたり、中学校の有志が声をかけあって集まった同窓会に行ったりと濃い日々を送ってました。なんだろね、ずっと忘れていた自分にもたくさん出会えたような気がしました。

     広島をずっと離れていて、中学校の友達とはほとんど音信不通で同窓会なんてぽつんと浮きそうなんて思ってたら、案外覚えてもらっているのだなあと思った。変わらんねって言われるの、本当は結構嬉しい。まあ下手したら髪型すら(紆余曲折を得たはずなのに)中学生のときと一緒じゃないか。数人にはサイトのアドレスを渡したりしましたが、まあ見た目変わってなくてもこのページに来たらびっくりするんだろう。何してるの!みたいな。そんなびっくりももはや快感。最近になってようやく、自分のやってることを堂々と話せるようになった気がする。まだまだ成果も実績もなくても、何の曇りもなく小説家目指してると言えるようになった気がする。

     わたしが小学校から高校まで十年間住んでいた町。小さな静かな町だけど、帰るたびにマンションが新しく建っている。そして今回、小学校の同級生たちがその新しいマンションに結婚して居を構えたという話を聞いて、何だか不思議な気分だった。あんなちっちゃかったみんなが、結婚して、子供育てて、家のあるじになってるなんて。

     公務員宿舎が立ち並ぶ町で、わたしもその宿舎で育ったわけだけど、この町の公務員宿舎は数年経つと廃止になるらしい。見慣れた五階建てのブロックみたいな単純な建物群と公園のセットがなくなって、民間のでかいマンションが建ち並んだら、またこの町もがらっと変わるんだろうな。そしてその頃には親も別のところに住んでいるだろうから、ここは帰る場所ではなくなる。そう思ったら、何だかそわそわして、スケジュールの合間の夕暮れ前にカメラ持って飛び出していました。よく遊んでいた公園は、公務員宿舎がもう廃止されるから今更手入れをしないのか、時期が悪かったのか、草ぼうぼうで廃墟みたいになってたよ。その廃墟っぷりがツボでシャッター切ってましたが、そんな写真載せたら、町が廃墟になったみたいで同級生たちが心配するよね…。小学校はそのままでした。

    ↓なんで熊なんだろ。今考えたら不思議。

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    ↓一番よく出しに行ったポスト。なんか鬱蒼としてた。

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    ↓小学校の外に放置されてた机。

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    ↓通ってた小学校。

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    ↓坂道ばかりの町なのです。

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    ↓公務員団地。同じ建物がいっぱい建っている。おかげで小学校は、転校生・転入生だらけで学期ごとにクラスに5、6人入れ替わる。普通だと思ってたけど、珍しいよね。こんなの。

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