がんばれ名湯宮城鳴子温泉

pasokonryoku2008-08-31

6月に地震が近くで発生して栗駒方面は壊滅的な被害となった。
鳴子は山二つほど離れているので実質的な被害は無かった。
ところが風評被害も多少なりともあるようである。
また、東京から400km以上も離れているため
それほど身近な土地でもないため大挙して人が来ることもない。
もう一ついわせてもらえば近隣も含めて観光地も
あまりないのが難点である。
(紅葉で有名な鳴子峡などあることはあります)
ところが町中の至る所に源泉があり、温泉としての鳴子
日本でも5本の指に入ると思う人は多いと思う。
JRのプランで安いものがあったので新幹線を使って行くことにした。
宿泊したのは駅から徒歩圏内、至近のホテル。
入り口に源泉がもうもうと湧いている。
しっかり卵の入ったかごも浸かっていた。
チェックインの時に渡されたクーポンがある。
1枚は湯めぐり券。
温泉街10件ほどの宿の風呂に入れるとのこと。
とは言ってもたいていは時間制限などでそれほど活用できない。
と、よく見ると有効期限が翌日までになっていた。
つまり、復路帰りがけに風呂に入れると言うことだ。
翌日の午後、帰りの列車乗車の直前にゆっくり風呂に入れた。
もう一枚は試食券。
おみやげ屋が何軒か書いてあってそこで試食できるとのこと。
別に券などもらわずともまんじゅうのかけらを試食させてくれる程度と
タカをくくっていたら大間違い。
なんと、売り物を一つ袋に入れてくれるのだ。
一つ200円ぐらいはするものだ。
田舎の温泉街としては大盤振る舞いである。
宿泊しているホテルのサービス以外に、町からサービスを受けられる満足度は高い。
温泉の泉質は一級品、付加価値がつけば客も増えると思われる。
ちゃらちゃらした観光地としてではなく、温泉地として発展して欲しいと思う。