JRの高級宿(?)パンフレットを見ていてこの写真に目を奪われる。
寒い時期には寒いところに行って暖まろう、と決断。
もう一つ理由があった。それは「まつだい」という駅。
ここは北越急行(ほくほく線)の駅である。
10年前に開業した路線で六日町から直江津までトンネルでショートカットしている。
金沢へは信越線周りより速くいけるそうだ。
ほとんどトンネル区間というのが旅情としては今ひとつだが
PS2ソフト「電車でGo」でも全線再現されて話題になった。
と、鉄道マニアの能書きはさておきまつだいに到着。
駅前に宿のマイクロバスが迎えに来ていた。
宿まで15分、9kmぐらい。
楽しみにしていた豪雪の景色は無かった。
残念ながら10年に一度という雪の少ない年だそうだ。
温泉街は谷間(たにあい)にある細長いく狭い。
千歳はこの中でもかなりきれいで大きい。
とは言ってもロビーもこぢんまりしていて田舎の旅館という感じ。
宿に来て初めて知ったのだが美人若女将でも有名。確かに美人である。
部屋は広くきれいである。
十分広い畳の間の奥に掘りごたつのスペース。
その脇にはマッサージチェアまである。
早速露天風呂へ。
写真のような雪は周りにはなかった。
お湯は熱い!源泉は92度もある。掛け流し。
お湯の出口に飲用のますが置いてあるが飲もうとしてますにお湯を入れるときやけどに注意。
飲むときも口のやけどに注意。とにかく煮えたぎっている。
お湯は食塩泉。pHは7.5。肌触りの良いお湯だ。
山の中でなぜ食塩泉かはパンフレットやHPを参考にしてください。
三大薬湯に数えられるとのことだが納得の泉質であった。
とにかく湯上がりはぽかぽか、持病の腰痛も緩和されている。
露天の他に内湯、家族風呂(無料がうれしい)がある。
料理は地のものを中心の懐石。最後の魚沼のご飯が来る前にお腹がいっぱいになる。
周囲にスキー場以外何も観光施設がない。よって宿の質がそのまま旅行の評価になる。
ゆったりした温泉宿の時間を過ごすには良い宿だと評価した。
近くの棚田の風景が有名だそうだ。新緑の頃にまた訪れたい。
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