11月30日いよいよ年末

ああ、今年もついに12月である。
人生の折り返し地点をとっくに通過した私にとって
年をとるというのは三途の川への一里塚でしかない。
ちっともおめでたくなどないのである。
さらに我が家には子供がいない。
長生きしても喜んでくれる人もいないわけで。
まあ、今時長生きしても喜ぶ子供もほとんどいないのだろうけど。
さらに嫁さんが大晦日の夜勤を引き受けたそうだ。
大晦日の夜勤のなり手がいないそうで、しばらくやっていなかった嫁さんが押し付けられた。
我が家にとっては年末年始はおめでたくもないし、働くこともやむなしなのである。
さらに、緊縮財政で毎年年末に購入していたブルーレイレコーダーも今年はかわないことに。
節約して使っていたHDDであと一年持たせることにした。
そんな我家で購入したのは、炊飯土鍋。
1300円。
何年か使っていた土鍋が老朽化したこともあり、ケーヨーデイツーで購入した。
電気料金節約のためでもある。
お米を研いで30分以上水を吸わせてからコンロで加熱。
沸騰したところで弱火にして5分、湯気の匂いを嗅いでこのへんで、というところで
火を止めて15分のむらし。
この手間が電気炊飯器を超えるのである。
おこげのでき具合を確認して、炊飯のデキを判定する。
美味しいご飯を食べるにはたいへんなのである。
いよいよ12月、私の仕事も忙しくなる。
おまけに職場の検診、持病の検査、久しぶりの免許の更新まである。
生きるということは大変なのである。

三菱、新型「アウトランダーPHEV」の予約開始

デザイン的にあまり興味がなかったアウトランダーだが
なんと隠し球を出してきた。
これは強烈だな。
先日のスバル店でのフォレスター試乗の時も
ライバルはCX5とアウトランダーと話していた。
それでも、アウトランダーは魅力が今ひとつというのが結論だった。
が、ここで三社みつどもえの戦いとなる。
ガソリン技術のマツダか、パワーのスバルか、そしてPHVの三菱か。
どれも魅力的なSUVである。
願わくば、ギャラン程度の大きさのクルマでHV燃費20ぐらいで出して欲しかった。
SUVは今日のCX5でも書いたが、日本のどこのオタクでも買って乗り回すには大きい。
でも、魅力的だね。
我が家の次の候補がまた増えた。

2012年の日本カー・オブ・ザ・イヤー、マツダ「CX-5」

2012年の日本カー・オブ・ザ・イヤーマツダ「CX-5」だそうだ。
マツダ渾身のスカイアクティブである。
レーシングカーのような緻密な技術の積み重ねによって生まれたとある。
そしてこの技術がすごいのが乗ってみて普通ということなのである。
つまり、最新技術や低燃費のために我慢したり違和感を感じることはない。
90年前後に新世代の燃費の優れたエンジンのクルマに乗った時
あのゴロゴロいうエンジンのフィーリングの悪さにがっかりした。
そして、燃費対策としてCVTがコンパクトカーに搭載された時も
あのギクシャク、ザラザラしたCVTにがっかり。
そういう欠点を1つずつ潰していったマツダはエライ。
ところがである。
あまりにも自然すぎて試乗しても特にどこが良かったと言えるところが無いんだよね。
これまでのエンジンの技術の集大成だからそういうものなんだろうけど。
VWの1.4のエンジンやフィアット500みたいに『おお〜』というのが少ないのが残念。
さらに、
CX5がいい車かどうかの前にあんなでかい車を買える環境は多くの人にない。
SUVの需要があるのはヨーロッパや一部のアジア。
最近はアメリカでも鈍っているという。
日本的では無いクルマにカーオブザイヤーというのもちょっとしっくりこない。
やはり、デミオアクセラあたりでトヨタのHVやホンダフィットを叩くぐらいの
燃費スペシャル、もしくはスポーツが出てこそスカイアクティブの真価が問われる。
もう一つ。
たぶんCX5というのにはクリーンディーゼルの存在があるからだろう。
逆にこの技術、販売にこぎつけたという方が高く評価されたのかもしれない。
2Lちょっとのエンジンならアクセラのボンネットに何とか入るか。