獣の奏者


我慢していたんだけれど、
やっぱり、手を出してしまいました。



上橋菜穂子の長編ファンタジー
昨年11月に出ていたのですが・・・・
読み始めるとやめられないから
と、横目でやり過ごしていたのですが、
やっぱり読み始めてしまいました。


今はファンタジーブームですよね?
ハリーポッター」や「ナルニア」「指輪物語
などが次々に映画化されていますが、
私はやっぱり、日本人が書いたファンタジー
安心して読めます。


たぶん、根底に流れている宗教感とかの違いが
微妙に影響しているのかなぁ、なんて思います。
あと、登場人物や地名もカタカナだしね。



幼くして父を亡くしたエリンは
「獣ノ医術師」の母親と二人で暮らしている。
母親の医術の腕前は卓越したもので他に勝るものは誰もいない。


ある日、戦闘用の獣「闘蛇」を一夜にして何頭も死なせてしまった母は
責任を問われ処刑されることになってしまう。
幼い少女エリンは隣家に預けられるのだが、
母親の処刑の事を知り、そっと家を抜け出し
処刑の場所となる野生の闘蛇が住まう湖に向かう。


目の前で母親が処刑され、孤児になってしまったエリンは
闘蛇に運ばれ、見知らぬ土地で蜂飼いのジョウンに助けられる。
奥山で、エリンは野生の「王獣」に出会い、魅せられる。
王獣との出会いは、その後のエリンの人生を決定付けるものになる。



母のから受け継いだ宿命を背負い、
さらなる困難に立ち向かわざるを得ないエリンの生き様に胸をうたれる。



獣の奏者Ⅰ」<闘蛇編>


上橋菜穂子/作
講談社   1500円(本体)
小学校高学年〜ファンタジー好き


さあ、引き続けて


獣の奏者Ⅱ」<王獣編>
講談社   1600円(本体)


も読むぞ〜っと!!!
だって、読まないでいられましょうかってなもんです。
はい。ほぅ〜らやっぱりはまった。。。