たんぱく質はとても必要な栄養素[高脂血症とは]

たんぱく質は筋肉や内臓の構成に欠かせない栄養素



必須アミノ酸を多く含む動物性タンパク質とコレス
テロールを下げる効果が期待できる植物性たんぱく
質を1対1の割合で摂取しましょう。

総エネルギー量の15〜20%をタンパク質で摂る

タンパク質はプロテインといい、ギリシャ語で「
第一」という意味です。それだけ、生命の維持には
欠かすことができない大切な栄養素といえるでしょう。
 筋肉や臓器、血液、酵素、ホルモンなどの生成の
原料となる他、免疫力にも深く関わっています。
 1日1600キロカロリーの摂取エネルギーの場合、
総エネルギーの15%〜20%、1日60gから80gのタン
パク質を摂ることが理想です。
 タンパク質には約20ほどの種類がありますが、その
うち、8種類(必須アミノ酸)は、体内で合成するこ
とができないため食べ物から摂取しなければなりませ
ん。いろいろな食べ物には、それぞれ異なったアミノ
酸が入ったタンパク質が含まれています。
 かたよった食事にならないよう、たくさんの食材か
らタンパク質を摂るようにしましょう。
 目安としては動物性タンパク質と植物性タンパク質
を1対1の割合で摂取するようにします。
 動物性タンパク質を含む食品は、獣肉類(牛・豚
・鶏)、魚介類、卵、牛乳などです。
 植物性タンパク質を含む食品としては、大豆製品
(豆腐、ゆで大豆、豆乳、納豆)に代表されます。大
豆にはコレステロールを下げる働きがある成分も含ま
れています。
 必須アミノ酸の含有量という視点から見れば、動物
性タンパク質のほうが優れています。ただ、肉類ばか
りを食べていると、飽和脂肪酸を多量に摂取する事に
もつながりかねません。
 動物性タンパク質を摂取する場合は、脂肪の少ない
獣鳥肉(牛や豚のヒレ肉・鶏むね肉・鶏ささ身、)
魚肉類、乳製品、卵など多くの食品から選ぶ配慮が必
要でしょう。


【本日の健康テレビ】

7月10日(火) 12:00〜13:55
日本テレビ   おもいッきりテレビ
1日3回“健康呼吸”脂肪燃焼と肝機能向上▽屋久島ウミガメ伝説▽4世代15人酪農家族

7月10日(火) 20:30〜20:45
NHK教育  きょうの健康 「肺がん・治療の最前線」
きょうの健康◇肺がんの治療の最前線シリーズ。2回目は負担の少ない治療法を紹介する。肺がん治療の基本は「手術」「放射線療法」「薬物療法」である。最近では早期に発見できれば「光線力学的療法」「定位放射線治療」「縮小手術」など、より体への負担を少なくした治療法が選択できるようになってきた。中でも光線力学的療法は、肺の中心付近にできた早期がんへの施術が可能で体への負担が最も少ない。非常に弱いレーザー光線でがんを死滅させ、正常な細胞にはほぼ影響がなく、副作用もほとんどない。