pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

コミュニケーションの根っこは変わらない

インターネットなんて便利なものが流行ったおかげで、顔も見たことのない知り合いが結構います。いろんなところで、いろんな形で繋がった人たちです。

それが悪いってわけじゃなくて、テキストでたくさん言葉を交わした相手なので下手すりゃ顔見知りの相手よりプライベートに詳しい知り合いもいるし、顔を知らないからこそ言える話もあるわけです。それは貴重な「友人」だと思ってます。

で。

FBは簡単につながりが作れる便利な道具ですが、だからこそ顔も見たことのない相手に「友達リクエスト」を押すときはいつも躊躇します。だってそれ、「私はあなたを友達と思ったけどあなたはどう?」という踏絵ですから。

同級生とか、同僚とか、お仕事関連の人とか、行ったことのあるお店とか、少しでも顔を突き合わせたことおある人なら人となりがわかるのであまり悩まないのですが、「特に」テキストですら会話を交わしたことのない人に「友達リクエスト」は未だに送れないでいます。まぁ、知り合いでもかなりの割合で送ってないチキン野郎ですが。「友達じゃない」なんて言われたらショッキングですし。

だって、そんな人と繋がっても何も生まれないですもん。お仕事とか、そんな感じの何かが無ければ。

ごく親しい友達つながりで理由があれば送れますが、それでも失礼ではないかとすげぇドキドキします。

客商売から離れて長い事ITの仕事をやってますが、ITが絡むと感情をどっかに忘れてしまうことが沢山あります。でも、モニタの向こうにいるのは「人」なので、感情をどっかに置き忘れた行為はどこかでその行為に綻びが出ると思うのです。

お仕事なら話は別ですよ?お仕事なら。

ずいぶん前にも似たようなことを書いたのですが、最近「友達リクエスト」を押すのに悩んだことがあったので書いてみました。人と仲良くなるファーストコンタクトの「恐怖」を忘れたら、その先にあるつながりって自分の期待しているものではないんじゃないかってことで。

今日はそんな感じで.

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