本日のカメラ用語:F値
本日のカメラ用語。
F値 (エフち、英: F-number)とは、レンズの焦点距離を有効口径で割った値であり、レンズの明るさを示す指標として用いられる。F値のFとは焦点を意味するfocalから来ている。
『F値とは焦点距離を有効口径で割った値』というのは定義で、レンズの明るさを示す指標として用いられる。
F値は1から始まり、
1.0 | 1.4 | 2.0 | 2.8 | 4.0 | 5.6 | 8.0 |
←開放 絞る→
と、1.4倍ずつ増えて行く。
増えるに従って暗くなっていく。
疑問に思うこととして焦点距離を有効口径で割ることについて、割ることに何の意味があるのか。
焦点距離を割ることの意味
レンズが結ぶ像の面積は焦点距離の2乗に比例して拡大する。一方レンズの有効口径が変わらなければ、レンズに入射する光の量は一定である。したがって、像の面積あたりの光量は焦点距離の二乗に反比例する。
2つの係数の比をとることで無次元化を行っているとも言える。
単純に無次元化していると考えるのが宜しいようです。