泣いても一日、笑っても一日
近所のクレオちゃんも出てきて一緒にコロコロ遊んで双方満足そうでした。
こんな風景を楽しく眺めるのも幸せの一つかな?と感謝しながらほのぼのと
午前中を過ごしました。
さて、我が「落ちこぼれ主婦」は、やっとスタート台に立って現実と向き合い
ながら日々の糧のことも考えなければなりませんでした。
養ってくれるパートナーも居ないので自分の面倒は自分で見なければならない
厳しい現実と直面した訳なのです。
幼稚園の仕事を始めデパートのアクセサリ-売り場など、色々な仕事をしながら
世の中の厳しさを泣くに泣けない気持ちで体験していきました。
教育の仕事が長かったということで如何しても、可愛げがなく、上から物を言う
様な傾向が身についてしまっていて其れを自分ではあまり気が付いていませんでした。
型にはまったものの考え方をするとか、色々指摘や注意を受けながら、何とか人並
みの感覚を身につけたいものと努力しましたが十数年かかって身に付いた習慣や
個性は、そう容易く改善できるものではありませんので、歯がゆく悔しく時には
自分の持って生まれたルーツを恨めしく思ったりする瞬間もありました。
しかしその頃は、Y先生の教えがとても支えになって「同じ一日を過ごすなら、
泣いて過ごすより、笑って過ごす方を選ぶ!」と云う言葉にかなり励まされたものでした。
泣いても一日、笑っても一日なら笑って過ごす日の多い人生にして行きたいと
今も時々思い出しては自分に言い聞かせたりします。
でもお蔭さまで最近はそれほど努力をしなくても笑って過ごす日が多くなっている
ことに気づき、コツコツ積み上げて投げ出さないで来られたことを有難く思っています。