今から人に言えないことをするから、黙って部屋のカーテンを閉めてくれ。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

略して「 いましめ。」 気がつけば2年半も放置してしまいました。もうちょいしたら、リスタートします。

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2008-09-29 クラシカルで、リズムカル

[] お土産会

みなさんこんにちは。

微熱の脅威をネギパワーで退けたpechonです。

しんどいときはネギ! ネギなのです!!

そしてネギを食べるために昨日の昼晩はうどんでしたっ。

食堂では、「トッピングのネギを2つ」。

2を3に増やす勇気は、まだありません……。


…………………………


今日はサークルで「お土産会」(パート2)でしたー。

この夏休み、全国各地へ旅をした有志達がお土産と共に集ってだらだら過ごすという、実にそのまんまの会。

当サークルは面白い人ばっかりなので、その場の勝手なトークで笑いが生まれます。

ゲームとかカラオケなど、コミュニケーションツールを敢えて用意しなくてもずっと遊べるってのはいいなぁ。


今回集ったお土産は、東京名古屋尾道のもの。

前述の通りパート2なので控えめなため、残りはスーパーで調達なのです。


面白いなぁと思ったお土産が、東京のソフトキャンディー。

サンリオのもので、キティちゃんが箱にプリントされているんですが、その上に大きく……


萌え


と。


「も、萌え味ッ!?」と一同騒然。


だけど、ちっちゃく(いちご味)と。

安心したような、ちょっと残念なような。


サークルの人が「原材料に萌えって書いてある」って言ったのでびっくりしました。

信じました。

嘘でした。

うーん、決まり事には逆らえないね……。


あとは東京ばな奈のパイに驚き。こんなのあったんだ!

ブランドイメージが強いですから、自分としては、あの定番の柔らかなヤツを想像してしまいますが、この企業いっつも新商品(バリエーション?)を用意してますよね。

並々ならぬ企業努力を感じます。外れあんまりないし……。


その他のお土産も楽しませて頂きました。

やっぱり定番となるお土産は、それぞれ独自の面白さがありますね。

味や、形、包装紙……どこかに強いオリジナリティがあるから、大体の人は「あっ!」ってなるし、話のタネにもしやすいです。

「外れなし」ってのは強い!

どこかの珍妙なキャラメルはちょっとご勘弁願いたいですけどっ。

あれは死んだ。


えと、あとは……ひこにゃーん!!(掛け声)

お土産じゃないのですが、今日の会場(お宅)には、ひこにゃんの人形が置いてあったのです。

ひこにゃん可愛い!!

うちのサークルはひこにゃん好きが多いので、取り合いになりました。

そして手にした瞬間首を絞める奴! 人のに何てことすんだ!

愛情が殺意に変わるってこういうことかな……(←全然違う)


途中からは「ご当地CMソング」で盛り上がったり。

当然広島周辺が多いので、主に広島トークで盛り上がられてしまい、つ、ついていけない!

というか、CMの歌がさらっと出てくるのもすごいなぁ。

自分は、テレビは見れど意識はあんまりしていないので、「じゃあ、そっちのは?」と言われても「じょ、ジョーシン?」(関西の大手家電量販店)としか返せなかったり。他の人が口ずさみだしたら便乗できるんですけどね。(これ、自分は方言も同じパターンです。)

「簡単に覚えられて、口ずさみやすい」ことが一番求められるのは、やはり企業のCMソングですよね。自分は気が付いたら歌ってた! ということもたまにあります。あるいは、他の人が口ずさんでいるのを耳にしたりも。

お土産会では、あるご当地CMソング同士のメロディーがかぶっていることが発覚し「それ、パクリじゃね?」と揉めたり。ど、どうなんだろう……。


そうやって紆余曲折したり、アホなことで盛り上がったり、常人の予想を遙かに超越したリアクションに笑わされたり、うちとしては相変わらずの会でした。

ていうか本当に笑った。言葉でも漫画でも表現できない類の(つまり生でしか体験できない)笑いで、それがあんまりにも連続するから腹筋が痛くなった。だめだこのサークル。

パロディが上手いとか、鋭い引用が光るとか、そういう既存のものを上手く使う類ではなく、オリジナリティ溢れる初体験の面白さなんですね。「えーそういうのアリ?」みたいな。個人的には録画してライブラリ化したい気分です。何度も見たい。

普通はたまにいる「漫画みたい」な人がここにはいっぱいいて(何故かそれは全員女性)、その人のライブを楽しめるのです。

当然、何かしらのコミュニティに属していたら、それぞれでそれぞれの面白さがありますが、こと「笑い」に関しては、うちは粒ぞろいだなと。


さて、明日はそんな面白人たちとカラオケです。

最後も遊ぶぞーっ。



2008-09-27 今、コメント欄が熱い

[] 彼の出で立ち

みなさんこんにちは。

一日一食に挑戦するpechonです。

でも、む、り……


日記の代わりとして、適当に、短い小説もどきを書こうと思ったら、行き当たりばったりの結果、なんかごてごての変な文章になってしまいましたー。

適当にどうぞです。


…………………………


男は白いシャツに半ズボンという出で立ちで、数時間前から自室に籠もってわさわさと動いていた。

とても外には出られない恰好の彼は、掃除をしていたのだ。


「単位を取ったから、こんなプリントとはおさらばだゼ」


そんなことをしきりに呟きながら、束ねた印刷紙をやや乱暴に黄色いビニール袋へと放り込む。袋に対して紙が大きいので、彼は何袋も費やす羽目になった。

はじめは文字通り足の踏み場もなかった部屋だが、次第に床の絨毯が見えてきた。男は達成感をおぼえた。それが一種の快感にもなり、彼の身体は休憩を求めることはなかった。


「問題は、本だな……」


この部屋には本が多すぎた。

ある作家が、買い込みすぎた本を縛ってベッドにしてしまったという実話を漏らしていたが、ここでも現実的にそれが可能だと思えるほどだった。

ゴミを捨てることは容易くても、本に同じ要領は通用しない。

彼は雑多な本達への処置について、お得意の思考を巡らせた。


「とりあえず脇にどけとくか」


お得意の割に大したことない結論だった。

膨大な書籍群は本棚の前に積み上げられた。


「わーい二重本棚!」


男は意味不明な喜びを表現している。

ともあれ、部屋は大分片付いていた。

どこに足を置いても問題は無さそうで、また机の上にも余計な物がない。


「かなり綺麗になったぞ。……これで、これで俺の部屋にも女の子を呼べる!!」


右手のこぶしをしっかりと握りしめ、携帯をすばやく操作しながら、男は言葉を吐き出した。

その瞳は怪しげに輝いていた。

繰り返すが、彼は白いシャツに半ズボンという出で立ちである。


「そんなことはできぬ」


不意に、背後から渋い声がした。

彼は背後の、お気に入りのどーもくん人形が置いてある方を一気に振り向いた。

そこには誰もいなかった。


「だ、誰だ」


男の声には僅かだが震えがあった。

無論、さきほどの恥ずかしい吐露を聞かれたという衝撃からである。


「私は、モテモテの精」


姿無き訪問者はとんでもないことを口走った。


「モテモテの精だと。モテモテで、しかも精なのか。なんて奴だ」


彼もある意味とんでもないことを口走った。


「お前はついさっき、自分の部屋におなごを呼べると言ったな」


男の顔が蒼白さを帯びた。

――おなごだと。そんな古めかしい単語を自然に操るなんて……。

やや見当外れの焦りだった。


「ああ、言ったさ。こんなに綺麗になったんだ。何がおかしい」


言葉に詰まりそうになるのをどうにか乗り越えながら、彼は精一杯反論した。


「おかしいも何も、お前は根本的に間違っている」


「どういうことだ。見苦しい部分なんてないぞ……」



「お前が見苦しいのだ」



彼ははっとした。

再度繰り返すが、男は白いシャツに半ズボンという出で立ちである。


「ふ、服装など!」


「甘いな。……こんな言葉を聞いたことはないかね。“見えないところに気を配るのが、本当のオシャレ”だと。今の貴様は何だ。その真っ白なシャツのブランドを言ってみろ」


「……び、びぃぶぃでぃ……」


「そうだ。お前があるとき売り場で「DVD」と誤記されていたことを喜んですぐにレジへ持っていったBVDだ。オシャレさんはBVDを着るのかね?」


「それは根拠のない言いがかりだ! BVDはきちんとしたシャツを製造している! 品質は証明済みだ!!」


男は激昂した。

彼はBVDのシャツをそれなりに気に入っていたのだ。


「まぁ落ち着こうではないか。忘れたかね? 私はモテモテの精。お前が過ちを犯しているからこそ、こうして忠言しにやって来た」


モテモテの精はあくまで冷静だった。


「く……。俺がモテモテでない以上、モテモテの精には逆らえんな。では、“本当のオシャレ”というのは、この場合どうなるんだ? シャツなら何がいいんだ!?」


「下着のシャツなど、いらないのだ」


「なっ……!?」


彼は思いも寄らぬ言葉を投げられ、ついたじろいでしまった。

そこにモテモテの精が畳み掛ける。


「そもそも、見えないようになっているからこそ、見えないところのオシャレが成立するのだ。隠れなければ意味がない。隠れぬシャツは、ただのシャツだ。さすがにそれは暑いからと上に何も着ないのなら、いっそ一糸纏わぬ方が清々しいのだよ」


男は喉をごくりと鳴らした。

論点がずれている気もするが、まずこのモテモテの精が言っていることが分からないこともない。

ここで彼は、ふいに浮かんだ疑問をぶつけてみることにした。


「じゃあ、きちんとしたシャツならどうなんだ? 下着じゃなくて、染めやプリントがある服。これならキチンとオシャレになるだろう」


発言を進めるうちに、彼は自分で手応えを感じていた。


「駄目だ」


しかし、モテモテの精は厳しかった。


「そのとき、お前の半ズボンが妨げになるだろう。いいか、露出するからには毛は剃らなければならぬ。しかしどうだ、お前の両足に繁茂するジャングルは。それを一切浄化せぬ限りは、そもそもお前の足は露出を許されない。万死に値するぞ。出過ぎた口をきくな。お前は、どうしても見苦しいのだ」


これは彼自身も平時思っていたことだったので、ぐさりときた。

何も言い返せなかったので、少し毛色を変えた反論をすることにした。


「じゃあ、最初から外行きの恰好で掃除をするよ。これで文句はないだろう?」


「駄目だ」


「なんでだよ!」


「まぁ落ち着け。いいか、お前はひとつ、大切なこと、私の温情に気付いていない」


「さっぱり思い当たらん」



「お前の顔だ……」



「!!」


崩れる、とはこういうことを言うのだろう。

男は途端に膝を折り、両手を絨毯につけた。

冷や汗が一条、たらりと頬を滑っていった。


「どんなにオシャレをしようとも、顔の良い奴には敵わない。そのことはお前も良く理解しているだろう。また、お前自身が男前ヒエラルキーの最下層にいることも」


ぽたぽたと、出所の分からないしずくの落ちる音がする。


「それについては流石の私にも手の施しようがない。だからもうやめておこう。とにかく、私はお前の飾り立てについて物を言いに来たのだ」


少し間があった。

彼はうなだれていた首を軽く上げ、ゆっくりと立ち上がった。


「……わかった。じゃあ、続きを聞かせてくれ」


唇が僅かに震えていた。


「よろしい。……お前は、外行きの恰好で掃除をすることを提案した。だがそれは間違っている。何故か? お前の部屋は、お前が一番よく理解しているだろう」


「そ、そうか。散らかりが……」


「その通り。お前の部屋は、片付けるにはあまりに散らかりすぎているのだ。外行きの整えた恰好で取りかかってみろ。着衣は乱れ、汗に濡れることが自明ではないか」


正論だった。

現に掃除をし終えた時の彼には汗がしたたっていた。

長い間身体を動かしていたからだ。


「確かにそうだな。外行きではいけない。かといって、シャツや短パンもいけない。じゃあ、どうすれば……」


「言っただろう。いっそ、一糸纏わぬ姿の方が清々しいと。脱ぐのだ。全裸は、原始人を想起させる。それも一種のスタイルだよ」


彼にもはや逃げ道は無かった。

――脱ぐしかないのか。

色々と悔やんだ後、彼はしかし、はっきりと言った。


「わかった」


当然見えないのだが、男はモテモテの精が微笑んだような気がした。


まずシャツを脱いだ。貧相な胸板が露わになった。


「これもモテモテへの道……」


自分に言い聞かせるように、男は呟く。

秋にしては冷たすぎる外気が、ドアの僅かな隙間から差し込んできた。

彼はすこし風邪を心配した。


「さぁ、後は……」


両手を半ズボンのゴムに伸ばし、中に親指を滑り込ませる。

そして、掴んだゴムを軽く伸ばし、前屈みになりながら、ひじをまっすぐに、


「きゃあああ変態ッ!!!」


声と同時に一層強い冷気がぶつかってきた。

彼は顔を上げた。

台所に面した玄関のドアが開き、そこには見知った女性が立っていた。

彼の、数少ない女友達である。


「ど、どうしてここに……」


「どうしたもこうしたもないわよっ! ……いいからまずは服を着て。……あのね、あなた、私に電話を掛けてきたのを覚えてる? 出てもあなたの声がちゃんとは聞こえないし、それどころかなんかモテモテモテモテ聞こえるし、流石に怖くなって急いでこの家に来た訳。何よ、これは何のつもりなの?」


彼女は顔をこわばらせている。

男は怖くて寒くて全身が震えている。


「こ、こ、これは、だな。そ、その、オシャレを……」


「脱ぐことがオシャレなの」


「げ、げ、げ、原始人スタイルなんだよっ!!」


「……こっ、この、ド変態が!!!」


玄関が勢いよくばたんと閉まった。

咄嗟に弁明をしようと彼は頭をフル回転させながらドアノブに手を伸ばしたが、扉向かいに抑えられているのだろう、一向に開かない。彼は自分の貧弱さを恨んだ。


「……もしもし、警察ですか。ええ、変態が……」


とんでもない言葉が聞こえてきた。

なんと彼女は通報している!!

その間やはり扉は開かず、しばらくしてやっと開いたかと思えば、彼女は一目散にどこかへと駆けだしていた。


「寒ッ!!」


男は身体を襲う冷気に気が付いた。

このままでは命が危ない。

的確にそう判断を下し、彼は惜しみながらドアを閉じた。


――大変なことになった。

どうしてこんな大事に至ってしまったのだろう。

彼は色々と考えた。


「そうだ、あのモテモテの精が……」


「やってしまったね」


また渋い声が、今はより近くから聞こえてきた。

男は、結局何もかもこのモテモテの精のせいであることを思い出した。

そして、同時に、先ほどの「やってしまったね」と共に微弱な風を感じた。

これは……吐息だ!

彼はモテモテの精の実体を確信した。


「どうだ、身をもって知っただろう。モテモテへの道は遠いの……」


重低音はそこで途切れた。




ファンファンファンと、パトカーのサイレンが聞こえる。

男はそこで覚醒した。

飛んでいた意識と共に、短い間の記憶もしっかりと蘇ってきた。

音は次第に大きくなる。


「まったく、モテモテへの道は遠いな」


白いシャツと短パンという出で立ちの男は、溜息をついた。

――これから、ちょっと厄介になるな。

彼はひとまず、手にしていた刃物を食器乾燥機へと戻した。


「だけど、俺の罪はひとつだけだ。脱ぐのはオリジナル健康法で、彼女は頼みもせずにやって来たのだと言い張ればどうにかなるかもしれない」


まだ先のことは分からないが、きっと、牢屋に放り込まれることはないだろうと、彼は静かに確信していた。


「何から何まで見えない奴で助かったよ」


男のシャツは、濡れたまま、全くもって白いままだった。






2008-09-26 きゅうりの馬車(至極乗りにくい)

[] 画期的な恋愛ゲーム

みなさんこんにちは。

人がちょっと痩せただけで心配するpechonです。

あ、あんたしっかりご飯食べとる?

ダイエットされた際は、pechonに会われると複雑な気持ちになれますよっ。


…………………………


画期的な恋愛ゲームを思いついてしまった。どうして思いついたかは秘密。

とりあえず男性向けを仮定しますが、逆でも問題なしです。


まず、キャラメイクから入ります。

ここで自分の名前や血液型などを入力します。

早い話、世界観に没入できるように設定を書き込むわけですね。


で、ゲームが始まると、女の子との出会いがあります。

何もしなければ何もないですが、サークルに入ったり、どこかに足繁く通ったり、食堂とかで待ち伏せたりすると出会えます。

シチュエーションは様々で、女の子と2人きりのときもあれば、女の子が2人、3人いるときもあります。ワオ!


主人公は様々なアクションを取れます。

と言っても、基本は会話です。選択肢があり、適切な言葉を返せば会話が弾みます。

相手は自分のことをちゃんと覚えていてくれるので、前に話したことを話題にすることもあるし、誕生日になれば祝ってくれたりします。ワオ!


そして、告白のチャンスが訪れます。

と言っても、それを決めるの自分です。

実は告白はいつでも可能。

2人きりの食事を終えたときでも良いし、スーパーですれちがった時でも構いません。


今回は、かなりの頻度で会話を交わし、積極的にアピールし、またサークルの行事ではよく一緒に作業をするという、客観的になかなか頑張っている状況で告白することにしました。



「好きですッ!!」


ごめん



……フラれました。



これは、普通の恋愛ゲームではありえません(多分)。

何故なら、フラグを立てまくってるからです。

別に狙いの女の子がツンデレとかそういうわけでもありません。ノーマルです。

では何故か。


このゲームには隠しパラメーターがあります。


それは、「顔」


実はキャラメイクの際に、ランダムで「顔」のステータスが決められるのです。

これが高ければ女性の第一印象が良くなり、簡単に仲良くなることができます。

そして告白も簡単に決まるのです。

ですが、この「顔」が低い場合、なんとどれだけ交流を重ねても告白が失敗してしまいます。早い話、「論外」というわけです。(もちろん、キャラによって「論外」の基準は異なります)


つまりこのゲームでは、ゲームが始まってからどれだけ頑張っても恋が成就しないことが起こりうるのです!

リアル、まさにリアル!!

コマンド式を究め「俺は誰でも落とせる」と豪語するプロゲーマー(そんなのおるんか)を「ば、馬鹿な……」と絶望のどん底にたたき落とせる画期的なゲーム。


いかがでしょうか。


クソゲーだな。



2008-09-23 風日

[][] 尾道紀行withアクリル水彩同好会

久しぶりのはてな日記は写真(ネコ含)たっぷりでお送りいたします。

(以下、重いので注意)


続きを読む

2008-08-19 パソコンが遠いと色々出来る

[][] 甲子園司会とオリンピック

お久しぶりです。気が付けばこんなに間が。

帰省しております。パソコンが遠のいて、定期的な更新がちょっと難しくなってしまいました。

mixiには気軽に書いていたので、また時間があるときにそちらを追加していきます。

よろしくお願いします。


あと、折角久しぶりに書いたのに、読みにくいお堅い内容になってしまって申し訳ありません。


…………………………


昨日、遊びに来ていた友人も一緒に、甲子園の決勝戦・閉会式を見ていました。

司会の一人が放送部の後輩だったのです。


放送時間に比べ、彼がアナウンスを行った時間はとても短く、一瞬とも言えるくらいでした。

太陽が照りつけるなかで、長い間待って待って、ようやくの出番だったのだろうな、とも思います。

でも彼はしっかりと前を向き、はっきりと力強く、読みをしていました。

素晴らしいなと感じ、心が震えました。


だけど、彼がその時その場所で読みをしているということは、テレビや会場で見聞きしている人にとっては、「よく知らんけど誰かが読んでる」程度でしかないかもしれません。

恐らく99%以上の人は、読んでいるのが誰なのか、ということについては関心を示すことは殆どないでしょう(何か縁でもない限り)。


しかし、同じ部活の仲間たちや、OB、それに他校の放送部員たちは、その「甲子園で司会をする」ことがどれほど大変で、また名誉な事かを知っています。

それは作家になることが本当はプロ野球選手になるのと同じくらい淘汰があるように、一般にはよく見えない部分でとてもとても険しい道のりがあるのです。

つまり、必ず(結果という形では)報われることは保証されていない世界。

甲子園では負けた選手たちが涙を流す姿を映しますが、甲子園の司会が決まる放送部の県大会でも、多くの出場生徒が涙を流すことになるのです。

そこに違いはありません。


今日、少しですがオリンピックを見ました。

トランポリン競技です。

トランポリンに上がった選手がウォーミングアップとして軽く跳んでいく。段階を追うようにその跳躍高度を上げていき、会場が息を呑んでさぁ今かとハラハラしていると、一気にクルクルと華麗に舞いはじめる。

でも、演技は一瞬です。

あっという間に終わります。

素人の自分には、どうやらここがポイントらしいトランポリンの真ん中に記されたマークにも注目しながら、「上手く周りを跳んでいる」「あ、離れすぎた!」などとしょうもないリアクションをすることしかできません。

そうこうしている間に、終わってしまうトランポリン。

だけど、その瞬間を生み出すために、選手は計り知れない努力を忍耐強く積み重ねてきているのです。

自分には、それが理解できないだけ。


同じだなぁ、と思いました。

何も知らない第三者には、特に大きく引っ掛かることもないままに流れていってしまう、じつに僅かな時間。

当事者にとっては、きっとそれからの人生の中でもすぐに取り出せるであろう、短いかもしれないけれど、人生と長く付き合っていくその時間。

そういう“時差”が、世界中、日常のあらゆるときに生まれている。

甲子園の司会も、オリンピックのトランポリンも、規模が違うだけで、本質的には同じ構造なのではないでしょうか。


人を見つめる、ということは、そういう“時差”を見逃さないことなのかもしれませんね。

「飲水思源」という言葉があります。

字面どおりに読めば、「水を飲むときに、その源(水源)を思え」ということです。

これを上の文脈に合わせて解釈すると、「人を見るときに、その裏にある努力を思え」となりますね。

色々とないがしろにされていることだし、いざやってみようとしても、なかなか難しいことです。

何故なら、体験だけは模倣することが出来ないから。

同情でもなく、ひたすらに相手の道のりを見つめようとすることは、とても大切なことだけれど、貫くには苦労します。

でも、人の輝き、上での「司会」や「トランポリン」のようなものは、その見えづらい道のりに裏打ちされていることは間違いなく、やはり人間を理解しようと思えば、そこを見過ごすことは出来ないと思ったのです。


とある同じOBが、甲子園で読みをする後輩の姿を「綺麗」と表現しました。

とても素直で、気持ちのいい受け取り方だと感じました。

そう、その「綺麗」ということを、どれだけ屈託なく口に出来るか。

本当に大切なことひとつ、そういうことではないかと思いました。


後輩、あんた光ってたよ。