つくばエクスプレス

peepooblue2005-09-03

8月24日に開業した「つくばエクスプレス」に乗ってきた。
車内の様子を観察してみると、この電車を生活の足として利用している人より、僕と同じような体験乗車組が多いように感じられた。
しかし、まぁ、とにかく速いことは速い。トンネルと高架と切通しで、踏切も全くないし、信号機もないから、まるで新幹線みたい。
電化方式が秋葉原〜守谷が直流で、守谷〜つくば間は交流になっているのは初めて知った。筑波山の近くに地磁気の観測所があり、直流電化だと影響を及ぼすのだそうだ。そのため電車も直流用のTX-1000系と交直両用のTX-2000系の2種類があり、列車の半数は守谷止まりになっている。守谷〜つくば間は駅前にまだ何もない駅ばかりだし、旅客需要もまださほどではないということだろうか。
広々として、やや無機的な印象のつくばの街を散策して、もう少しのどかな列車にも乗りたくなったので、帰りは守谷で途中下車して、関東鉄道常総線を水海道まで往復してきた。2両編成のディーゼルカー。やっぱりこっちの方が僕の好みではあるな。
秋葉原に戻って、神保町まで歩く。無味乾燥なつくばの街よりぐっと情緒がある。
今度つくばエクスプレスに乗るとしたら、ぜひ自転車を持っていこう。筑波山あたりまで足を伸ばすと、なかなか楽しめそう。