七夕が雨というのは毎年のことのように感じるが、今日も東京は一日中雨が降ったり止んだりの天気。
そんななか、順調に大きくなっているように見えたレモンの実が落ちてしまった。春の開花で結実したのは2つで、1個は先月の台風の時に落ちてしまい、唯一残った実だったのに。また花が咲きそうなので、まだ望みは残っているか。
そのレモンの木にアゲハの幼虫。でも、ここではある程度大きくなったところで、野鳥に見つかって食べられてしまうようだ。
トマトは今のところ順調に実がついている。
シソの葉にはバッタの子どもたち。
野鳥は相変わらずインコが賑やかだが、ほかにもコゲラがやってきた。先日も何羽かの声を聞いたから近所で繁殖しているらしい。今日も写真の個体のほかにもう1羽来ていた。
夕方には子連れのシジュウカラが賑やかだったので、餌台にヒマワリの種を置いてみたら、かわりにカワラヒワが3羽来た。まだ子どもっぽい。これも近所で繁殖しているのだろう。
(ボサボサ頭がかわいい)
スズメも相変わらず幼鳥が来るから、ずいぶんたくさん巣立ったようだ。最初の冬を越せるのは1割ぐらいというが、なんとか無事に育ってほしい。
愛のとりこ
先日、「夏が来た!」の動画をアップしてから、久しぶりにYouTubeでキャンディーズの動画をいろいろ見た。やっぱりいいね。
キャンディーズといえば、現代のAKB48やモーニング娘へと通じるアイドルグループの源流のようなとらえられ方をしている。実際、彼女たちは歌もコントもこなす可愛いアイドルとしてテレビで活躍していたわけだが、それは彼女たちの一面に過ぎなかった。テレビを通じて一般の人たちが接していたアイドルとしてのキャンディーズとは違った顔を持っていたのだ。
「年下の男の子」のようなシングル曲はいかにもアイドルっぽい発声や唱法を用いて歌っていたが、通常、テレビやラジオでは流れないようなアルバム曲を聴くと、ずいぶん印象が違う。
実際、キャンディーズにおける音楽面のリーダーはミキだった。ラン・スー・ミキの中でおそらくテレビでは一番地味なイメージだったミキの存在の重要性はキャンディーズの音楽をアルバム単位で聴けば、すぐに分かることだ。そして、彼女たちが単なるアイドルではなく、際立って魅力的な声をもったコーラスグループだったこともすぐに分かるだろう。
たとえば、この「愛のとりこ」。彼女たちの歴史の中では初期から中期への転換点に位置するアルバム『年下の男の子』の中に収められた曲だが、初めて聴いた時、こんなすごい曲をやっていたということに驚かされたものだ。
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ミキのリードヴォーカルとランのファルセットを中心とするコーラスのかけあい。これこそがキャンディーズ・サウンドだといえる絶品。