黒猫とスズメ

 自宅周辺でよく見かける黒猫。

 昔は野良猫がたくさんいたが、最近はこの1匹しか見ない。
 以前、家にネズミが出た時、この子が全部捕まえてくれて、その後出なくなったから、けっこう有難い猫ではある。
 餌台に来るスズメやキジバトに飛びかかり、咥えていったこともあるけど。今は猫対策として、餌台の周囲に猫が身を隠せる場所はなくなっているので、たぶん大丈夫とは思うが…。


 お前、最近太ったんじゃないか?

 今日のスズメ。

(スズメの親子)

 ここでの天敵は猫だけでなく、小鳥を襲う小型の猛禽ツミも過去に3度目撃している。一度、スズメが1羽捕まった。 

オリックス・西がノーヒットノーラン

 オリックスの今季最終戦に先発した西勇輝投手がソフトバンクを相手にノーヒットノーランを達成。
 セ・リーグでは今季、広島の前田健と巨人の杉内が達成したが、パ・リーグでは2000年の近鉄エルビラ以来、12年ぶり、21世紀初の快挙だそうだ。エルビラ…。いたねぇ。そんな外国人。
 ところで、この試合はホークス小久保選手の引退試合でもあったのだが、こういう場合、相手投手は少しは花を持たせるためにど真ん中に打ちやすい球を投げたりするのかと思っていたが、西クン、手加減ナシだったんだね。

オルフェーヴル、凱旋門賞2着

 いやぁ、惜しかった! ぶっちぎりで勝ったかと思ったからね。オルフェーヴル
 フランス・ロンシャン競馬場の芝2,400メートルで日本時間の昨夜行われた第91回凱旋門賞。いまだヨーロッパ以外の馬が勝ったことのないヨーロッパ競馬のチャンピオン決定戦に日本から挑んだオルフェーヴル。前走フォワ賞を勝ったこともあり、1番人気に推された。
 不利といわれる大外18番枠からスタートして、スローペースで進む馬群の後方を追走。イイ感じ。
 そして、最後の直線。スミヨン騎手のゴーサインで一気に加速すると、大外からあっという間に他馬をかわして先頭に立ち、そのまま後続をぐんぐん引き離していく。やった、圧勝だ、と思ったら、そこからゴールまでが長い長い。後続から1頭だけが追いすがる。内側によれるオルフェ。どんどん差が縮まる。オルフェ、がんばれ!と日本中が応援していたと思うが、ゴール寸前でかわされ、クビ差の2着。脱力…。勝ったのはフランスの伏兵4歳牝馬ソレミア。騎手は日本でもおなじみの名手ペリエだった。
 オルフェにしてみれば、有力なライヴァルたちに7馬身以上の差をつけて圧勝したのに、ほとんど人気のなかった同い年の女の子にだけ追い抜かれてしまった格好。ソレミアちゃん、前を行くピカピカに輝く速くてカッコイイ男の子を見つけて、全力で追いかけてきちゃったか?!
 先週のスプリンターズSを勝ったロードカナロアも同じ厩舎の牝馬カレンチャンのことが日頃から気になって仕方がないらしく、あのレースでもカレンチャンを見つけて夢中で追いかけたら、追い抜いてしまった上にレコードタイムまで出してしまった、とかいう話を聞いたからね。
 ま、それはともかく、2着に惜敗したけれど、ヨーロッパ競馬界に日本の三冠馬の実力を示すことはできたんじゃないかな。よく頑張ったよ、オルフェーヴル