チンパンジーの赤ちゃん

 今日の東京は春の嵐。雨も降ったが、それ以上に風が強い。満開になった桜が散ってしまうのではないか、と心配というより、何かまだ十分に楽しんでいないのに、というような焦りにも似た気分になる。それでも夕方には陽が射して、風も止むが、夜になって一時的にまたザーッと降る。

 さて、今日の写真は2月4日に多摩動物公園で誕生したチンパンジーのオスの赤ちゃん。名前は「フブキ」。
 母親は今月21歳になったモモコ。
 父親のアラシは非公開施設で飼育されていたのが、昨年夏に初めて大放飼場に出されたところ、メスに追い回されて、あやまって水濠に落ちて死亡。このフブキが忘れ形見となった。
 それにしても、このママ。撮影時点では20歳なのだが、おばあちゃんかと思った。





 もう少し赤ちゃんの顔を見せてほしかったが、この時はよく見えず。