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Peepooblue’s Notebook

2014-05-04

[]柳沢峠ツーリング 22:07

 みどりの日。この季節になると、新緑の山に行きたくなる。ということで、分解・袋詰めした自転車を担いで京王線に乗り、高尾中央本線に乗り継いで、山梨県塩山駅までやってきた。

 山へ行くのに自転車、というのは普通の人にはありえない選択肢かもしれない。しかし、自転車好きの中には、今度はどこへ行こうか、と考える時、それは、どこの山に行こうか、どこの峠を越えようか、と考えるのと同じ、という人が少なくない。いわゆる「坂バカ」などと呼ばれる人たちだ。僕も最初は上り坂は極力避けたい方だったが、自転車ツーリングの経験を重ねるうちに、たまにそういう症状が出るようになってしまった。それでも、まだ「坂バカ」と自称するほどではないと思うし、そのぶん、レベルも低い。麓から頂上まで1秒でも速く到達しようとタイムを意識して、ひたすらペダルを回し続けるタイプが多いなかで、いろいろなものに目を向けながら、ゆっくりのんびり登るというのが僕のスタイルだ。僕にとって自転車はスポーツではなく、旅の手段なのだ!といえばカッコイイけれど、要するに、休み休みでないと登れない、というのがホンネでもある。

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塩山駅前の武田信玄像)

 ここで愛車を組みたて、コンビニで食料や飲料水を調達し、9時前にスタート。すぐに国道411号線に入る。要するに青梅街道で、この道をまっすぐ行けば東京新宿に通じているわけだ。山梨県内では大菩薩ラインなどと呼んでいるらしい。

 塩山標高は大体400メートルほどで、これから越える柳沢峠は1472メートルなので、1000メートル以上の標高差を登ることになる。もっとも、過去にも何度か走っているので、コースの全体像は分かっている。峠まで19キロである。

 最初から上り坂で、古い町並みを抜けると、たちまち山里の風景が広がる。あたりにはブドウや桃、スモモ果樹園が多い。まったく日蔭がなく、暑い。

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 富士山は頭だけのぞかせている。

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 甲府盆地の彼方に南アルプスの峰々。

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 この地方の鯉のぼりは2本立てで、1本は普通の、でも立派な鯉のぼり。もう1本は家紋や武者絵などが描かれた幟。その家の男の子の名前が書かれているものもある。

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 火の見やぐら愛好家(?)としては、こういうトラディショナルなやぐらが聳えていると、素通りできない。

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 懐かしい看板。こういうのも素通りできない。

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 側溝を澄んだ水が激流となって下ってくる。

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 この道を走るのは10年ぶりぐらいかな、と思うが、やっぱりきつい。まぁ、急ぐ必要はないので、のんびり行こう。

 桃の花と南アルプス

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 けっこう登ってきた。ツバメが飛び交い、ホオジロキセキレイの声も聞こえる。

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 標高が高くなると、桜の花もまだ咲き残っている。

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 こちらが地を這うようにのろのろと山越えに挑んでいる遥か上空を飛行機が飛んでいく。あの中に一体何人の人間が乗っているのだろう?

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 最初のトンネルの手前でシカの声を聞く。あたりに足跡も見かけたから、きっとたくさんいるのだろう。

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 そして、この場所で今季初めてオオルリセンダイムシクイの声を聞く。

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 ハーフループの高架橋を行く。

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 いつしか富士山に雲がかかっている。昼が近づくにつれて逆光で霞んでしまうはず。

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 まだまだ峠は遠い。前に走った時はまだ工事中だった新ルート。

 画面手前の道を左へ行くと、右へカーブして、遠くの高架橋に通じる。

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 まだあんなに登るのかぁ…。標高1000メートルを超え、まだ緑も乏しい。

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 途中から従来のルートに入る。

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 オオルリミソサザイヤブサメなどの声を聞きながら、ゆっくり登る。コマドリの声も聞こえた。

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 そして、ついに柳沢峠に到着。標高1472メートル。反対側から登ってきた自転車も多数。女性もいる。

 富士山は目をこらさないとわからないぐらい霞んでしまった。

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 15分ほど休憩して、下り始める。あとは基本的にずっと下り基調。青梅あたりまでは楽に行けるだろう。

 下りだとスピードは軽く時速50キロぐらい出てしまうが、舗装が荒れていたり、石ころが落ちていたり、路面に亀裂や窪みがあったりするので、安全第一で下る。

 反対側から次から次へと自転車が登ってくる。スタート地点は奥多摩駅青梅あたりだろうか。東京側から登るのは距離が長くて大変だろうと思うが、どうなのだろう。柳沢峠から青梅まで60キロほどである。

 柳沢峠を越えてもまだ山梨県内だが、峠の北側は多摩川の源流域にあたり、周囲の山林は東京都の水源林として保護されている。新緑がピカピカ光っている。

 桜もまだ美しさを残している。

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 今年2月は山梨県内で記録的な大雪が降ったが、日蔭にはまだ雪が残っていた。

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 この水も多摩川に通じている。

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 新緑の中を下っていく。

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 またオオルリの声が聞こえた。自転車を停めて探すと、一瞬で見つけられた。

 下の写真のどこにいるか、わかりますか?

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 真ん中の枯れ木(?)のてっぺんにオオルリ

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 ここでも新ルート。以前は坂を下ってヘアピンカーブで折り返したが、今はトンネルへ。旧ルートは封鎖されているが、このまま廃道となってしまうのだろうか。

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 ここにも雪。雪渓という感じで、乗ってみたら意外に固かった。

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 丹波山村に入って、道の駅でしばらく休憩。シカ肉が名物になっているらしい。

 さらに進むと、お祭という集落。

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 まもなく渓谷からダム湖様相が変わる。奥多摩湖だ。

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 山梨県丹波山村から橋を渡って東京都奥多摩町へ。

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 留浦(とずら)にある浮き橋を渡ってみた。

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 昭和32年に完成した小河内ダムが見えてきた。

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 ダム建設の資材輸送用に敷設された鉄道廃線跡小河内ダムから奥多摩駅まで随所に見られる。

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 結局、青梅駅前まで走って、電車で帰る。

 今日の走行距離は85.3キロ。

[]第149回天皇賞・春 07:04

 春の天皇賞京都競馬場・芝3200メートルに英国馬1頭を含む18頭が出走。秋に凱旋門賞制覇をめざすキズナが断然の1番人気に支持された。

 しかし、勝ったのは中団から抜け出した昨年の覇者で4番人気のフェノーメノ。2着には3番人気のウインバリアシオン、3着には12番人気のホッコーブレーヴが入る。後方から追い込んだキズナは届かず4着に終わる。ゲート内で暴れて大きく出遅れた2番人気ゴールドシップは7着。

 フェノーメノ天皇賞・春連覇。これはメジロマックイーン(91,92)、テイエムオペラオー(00,01)に続く史上3頭目。蛯名正義騎手皐月賞に続きGI2連勝。

 1着 フェノーメノ(蛯名)  2着 ウインバリアシオン  3着 ホッコーブレーヴ

 4着 キズナ  5着 タニノエボレット

numapynumapy 2014/05/05 09:54 奥多摩湖懐かしいです。上流の丹波川や小菅川にはよくヤマメ釣りに行きました。
キャンプ場も結構ありましたね。
それにしても塩山までも出かけるんですね。脱帽です。

peepoobluepeepooblue 2014/05/05 10:08 numapyさん
奥多摩湖のさらに奥地の多摩川源流域はほんとうに山奥という感じで、しかも水源林として保護されているため、手つかずの広葉樹林が広がっているため、光り輝くような新緑が素晴らしかったです。そういう渓谷にも時折、釣り人の姿があって、驚きました。
そんな中、自転車は女性も含め、やたらにたくさん走っていましたよ。モノ好きはたくさんいるんですね。

yuuko1220yuuko1220 2014/05/07 08:22 おはようございます。

輪行っていう言葉を知ったのは ここ1,2年です。
以前は大きな袋を背負った人を 電車の中で見かけても
中身を気にしていなかった様です。

旅先にバイクを持って行くのは無理だから
レンタル原付があればいいなあと思いますが
自転車をコンパクトに持ち運べるのはいいですねー!

連休は御殿場に居りましたが
こいのぼりの隣にそういえば幟がありました、
大きな農家のイメージです。

火の見やぐらファンなんですね♪笑
錆びた感じがいいですねw

ホーロー看板って、意外な値段で取引されていたりしますよねー!!

のんびりサイクリング風景、楽しかったです♪♪

peepoobluepeepooblue 2014/05/07 21:35 yuuko1220さん
こんばんは。
輪行、たいていは週末の早朝に出かけることが多いのですが、この時間帯の電車は朝帰りの酔っ払いが多く、つり革につかまったまま寝ている人もいるので、ぶつかってケガをさせないように、けっこう気を使います。
でも、初めての駅に降り立って、そこで自転車を組みたて、走りだす瞬間のなんともいえず自由な気分は何度味わってもいいものです。
大体、分解10分、組み立て5分という感じですかね。

鯉のぼり、御殿場でも2本立てですか。静岡県(東部)と山梨県は共通の文化圏なのかもしれませんね。

火の見やぐら、なんとなく好きです。
最近はやぐらはあっても、半鐘がないものもあるので、ちょっと寂しいです。

ホーロー看板、うちの弟がハイアースの水原弘のやつを確か4,500円で買ってきて、部屋に飾ってました。由美かおるだともっと高いかもしれませんね。