へんなキジ&さよならミミー

 多摩動物公園のニホンキジ。この一角は地味なので、素通りする人も少なくなく、僕もそうなのだが、今回は何気なく観察してみて、驚いた。
 手前にいるのはメス。

 奥の方にメスとオス。

 でも、このオス、普通のオスとちょっと違う。

 解説プレートをみると…。
 えっ?! ええ???!

 「オス化したメス」とさりげなく書いてあるけれど、一体どういうこと?
 少し前までは普通のオスがいたような気がするのだけど…。
 これがオス。

横浜市境川遊水地にて)

 多摩動物公園の公式サイトで、昨日(7月27日)、メスのチンパンジーでは国内最高齢だったミミーが死亡したことを知った。1956年(推定)にアフリカ生まれの野生個体で、1958年の開園時からずっと多摩動物公園で暮らしてきた。子どもの頃はテレビCMに出演して人気を博したりもしたらしい。
 先週23日ごろから体調を崩し、26日に容体が急変し、27日、飼育担当者らに見守られながら息を引き取ったそうだ。死因は腸炎とのこと。59歳。天国で安らかに…。
 これは昨年9月のミミー。

 ハンマーでナッツ割りをするミミー。