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Peepooblue’s Notebook

2018-01-20

[]STELLA LEE JONESライヴ 16:39

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 吉祥寺のシルバー・エレファントステラ・リー・ジョーンズのライヴ。彼らのライヴはもう何度目か分からないぐらい出かけているし、そのたびに記事を書いているが、僕は直近2回は見逃していて、昨年5月以来だ。

 18時開場、18時半開演。

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 ステラはヴォーカルなしで、ギター、ヴァイオリンアコーディオンピアノ、ベース、ドラム、パーカッションというロックバンドとしてはちょっと変わった楽器編成の7人組。現在、パーカッション正規メンバーが不在で今回も相川瞳さんがゲスト出演。ゲストといっても、最近、彼女はステラの音楽にとって不可欠な存在になりつつあり、ほとんどレギュラーメンバーになっているのだが。

 STELLA LEE JONES

  平田聡   ギター

  佐藤真也  ピアノキーボード

  入山ひとみ ヴァイオリン

  佐々木絵実 アコーディオン

  佐野俊介  ベース

  谷本朋翼  ドラムス

  相川瞳   パーカッションヴィブラフォン

 

 今日のライヴは6台のビデオカメラがセットされており、この先、映像作品の登場を期待したくなる。リーダーの平田氏によれば、「今日の撮影が何を意味するかは私にもわかりません」ということだったが。

 ステージにメンバーが登場し、効果音で駅の雑踏のノイズが流れると、相川さんのホイッスルが発車の合図。エレクトリックヴァイオリンが汽笛を鳴らし、アコーディオン蒸気機関車ドラフト音を、パーカッションとギターが徐々に加速する列車の走行音を再現し、疾走感あふれる「Parallel Railways」からライヴがスタート。ヴァイオリン京浜急行の電車のインバータ音を再現するのもすっかりおなじみだ。

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 ロック、ジャズクラシック現代音楽映画音楽など様々な音楽要素が入り乱れ、変拍子を多用した複雑なリズムに乗って、曲がどのように展開するのか、初めて聴く人にはなかなか先が読めないのだが、そこが彼らの音楽の持ち味であり、魅力でもある。

 演奏するのがとても大変そうな難曲「Mirror」ではウインドチャイムが倒れるハプニングがあったり、「Synapse」では相川さんのヴィブラフォン・ソロがフィーチュアされる新機軸も。ヴィブラフォン好きとしては嬉しい展開。

 ステラの数あるレパートリーの中でも聴きたい曲としてパッと頭に浮かぶ曲が次々と演奏され、時空を超え、国境を越えて、世界中を旅するような、めくるめく音楽体験を堪能した。どの曲もどの曲もいつまでもずっと聴いていたい、終わってほしくない、と思ってしまう。

 「燃えよドラゴン」へのオマージュであり、まさに香港・九龍城に迷い込んだような「Jigsaw Cats」

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 ステラの楽曲の中でも穏やかでポップで万人向き(?)の「August Showers」

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 寺山修司の未発表の詩に曲をつけたステラ初のヴォーカル入りの作品も演奏されたが、今日は歌なしのインスト・ヴァージョン。次回のライヴではゲストヴォーカリストを迎えて披露される予定とか。実は今日の客席にそのヴォーカルの人が来ていたらしい。

 ステラのライヴといえば、緊張感あふれる演奏と曲の合間のトークのグダグダ感のギャップというのも大きな魅力だと思っているが、今回はカメラが回っているせいか、トークは控えめ…かと思ったら、終盤になって、いつもの感じになってきた。平田氏がメンバー紹介でベースの佐野氏を紹介し忘れるとか。

 本編最後はドラムとパーカッションのバトルをはさんだ「Ring」。この後、平田氏がアンコール後にすべき挨拶を始めてしまったので、メンバーはそのままステージに残ってアンコールの「The 15th Worriors」を演奏。終演後には観客も一緒に記念撮影。

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(おまけ)井の頭公園の夕景。

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2017-09-02

[]Acoustic Asturias 09:29

 南青山のMANDALAでアコースティック・アストゥーリアスのライヴ。

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 近年はロックバンド形式のエレクトリック編成での活動がメインになっているアストゥーリアスだが、今回はヴァイオリンクラリネットピアノ、ギターの室内楽編成のアコアス。

 クラリネット奏者の筒井香織さんが2年間の予定でパリに留学して、そのまま音楽活動の拠点をあちらに移してしまったようで、すでに5年が経過。作曲や演奏だけでなく、教えたりもしているらしい。今回は筒井さんの一時帰国のタイミングに合わせてのライヴ実現で、2012年7月以来、5年ぶりとなる。ところが、リーダーの大山曜さんが手首を痛めてギターが弾けず、今回は代役として西村健さんが出演と予告されていた。ということで、今日のメンバー。

 川越好博(Pf)、筒井香織(Cl,Recorder)、テイセナ(Vln)、西村健(G) 

 17時半開場で18時半開演。客席は満員の盛況。

 実は今日はアコアスとファン層が重なっているアーティストのライブがいくつかあって、恐らくここにいる多くの人がどこへ行こうかと迷ったり、なんで同じ日にやるんだよぉ〜と叫びたくなるような日なのだ。個人的にはステラ・リー・ジョーンズのライヴとかぶったのが悲しい。どちらかが日曜日にしてくれたら最高の週末だったのに。

 というわけで、メンバーも今日はどれぐらいのお客さんが来てくれるのか、心配だったらしいのだが、満員ということで、感謝の言葉を何度も口にしていた。

 さて、開演前に大山氏が拍手に迎えられて登場。古傷の左手首をまた痛めてガットギターの弦を抑えるのがまだ難しいこと、(エレアスの)ベースギターはすでに弾き始めていることなど話したうえで、今日はギターを西村ケンさんにお願いしましたとのこと。また今日演奏する新曲についての解説、自分もアコアスの演奏を客席から観るのは初めてなので楽しみだ、などと語ってステージを下り、続いて川越氏を先頭にメンバー登場。

 1曲目はピアノの幻想的なイントロから始まる「WATARIDORI」。この会場はグランドピアノがあるのが嬉しい。そこにヴァイオリンクラリネットがまさに大空を舞う渡り鳥のように優雅に歌いだす。

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ヴァイオリンは前任の伊藤恭子さんの時代)

 今日はわりと良い席が取れて、ステージがものすごく近いこともあり、音楽がダイレクトに心に染み込んでくる。感動する。

 西村氏のギターは聴きなれた大山氏の音とはまた微妙に違った感じで、そこがまたよい。クラシックで同じ曲でも演奏者が違えば、音楽も違って聞こえるというのと同じ。個人的にはいつかアストゥーリアスの曲を全く違う演奏者で聴いてみたい、なんてことを考えたりもする。また、彼らの音楽をライヴハウスではなく、コンサートホールで聴いてみたい、なんてことも夢想する。実際、過去には筒井さんが出演するクラシックのコンサートにアコアスで出て、大絶賛を浴びたということもあったのだ。

 2曲目は「Adolescencia」。川越氏とテイさんが視線を交わし、息を合わせて同時に弾きだす。緊張感のある美しさ。力強いピアノとギターがリズムを刻んで曲を下から支え、ヴァイオリンクラリネットがソロで歌ったり、掛け合ったり、ハーモニーを奏でたり、というのが基本的なスタイルで、もちろんピアノやギターもソロやアンサンブルで聴かせどころがたっぷり。変拍子だらけで、演奏難度は非常に高そうだけれど、聴く側からすれば、難解なことは何もない。もちろん、この手のユニットにありがちな凡庸さとは無縁だ。

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 ふだんのアストゥーリアスのライヴでは基本的に大山氏がMCを担当するのだが、今日は川越氏が担当。

「先ほど大山さんが西村ケンと紹介しましたけど、西村タケシさんです」と改めて紹介。

 会場爆笑。大山さん、うっかり間違えたのか、それとも今まで知らなかったのか???

 西村さん、川越氏とは某シンガーソングライターのバックで演奏していた頃からの10年来の知り合いで、同じ北海道出身、しかも小学校も同じで、同じ戌年とのこと。アコアスのギターはテクニックだけでなく、曲全体の構造、構成を一瞬で把握できる能力が必要で、代役には西村氏が適任だと思ったとのこと。曲を完全に理解している作曲者本人(大山氏)が弾くパートを他人が弾く場合、ただ譜面通りに演奏するというだけでは足りない、譜面にならない部分まで理解する能力が求められるということなのだろう。

 こんな調子で書いていくと、いつまでたっても終わらなくなるので、あとは簡単に済ますが、ライヴは休憩をはさんだ2部構成。女性陣は後半は衣装をチェンジして出てきた。

 そして、今日のMCは川越氏とともにテイさんもマイクを握る。テイさんは僕が知る限りステージではまず喋らない人なので、声を聞けるだけでも貴重だ。少なくとも、アストゥーリアスのステージでは過去に一度、告知でちょこっと喋ったぐらいではないか。ただ、ふたりとも喋りは苦手なのか、MC原稿をしっかり準備して、それを見ながら話している。ほかのメンバーが譜面台を見ながら演奏しているのにテイさんはいつも通り今日も譜面台ナシなのだが、MCはそうはいかないようだった。

 そして、誰もが興味のある筒井さんのフランス生活の話も。5年前はまったく話せなかったフランス語も今はペラペラだそうだ。ついでに今日はわざわざフランスからアコアスを聴きに来たファンもいるようだった。彼らの最初のアルバムはフランスレーベルから全世界発売されたし、過去にフランスでツアーもやっているので、現地にもファンはたくさんいるのだ。実際、彼らの音楽がヨーロッパで受けないはずはない。

 それから来年は日仏国交180年(と筒井さんは言っていたが、160年では?)の記念コンサートが両国でいくつか開催され、筒井さんの作品(といっても現代音楽らしい)も演奏されるそうだ。この分では筒井さんのフランス生活はまだ続きそうなのだが、できれば年に一度ぐらいは帰国してアコアスのライヴをやってほしい。

 とにかく、久々のアコアスなので、聴きたい曲は山ほどあるのだが、本編最後は「Marching Grass on the Hill」だった。誰もが、アノ曲を聴かなければ帰れない、と思うような曲がまだ少なくとも2曲はあるよなぁ、と思っていたら、予想通り、その2曲がアンコールだった。「Distance」と「Ryu-Hyo」。

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 もちろん、素晴らしい演奏で、大満足だったけれど、いつまでも聴いていたい、ずっと終わってほしくない、そう思わせるライヴだった。

 今回はトークも多めで、全体で2時間半ぐらいだったかな。

 会場を出て、外苑前の駅へ歩いていくと、やたらに神宮球場帰りのカープファンが目に付いた。スタバの店内など赤一色だった。ホームのスワローズファンが少なかったのは、負けたのでさっさと帰ったからだとあとで分かる。

 この日のライヴのダイジェスト映像。

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2017-06-15

[]さよならポニーテール/夢みる惑星 06:21

 さよならポニーテールの4枚目のアルバム『夢みる惑星』が6月7日に発売され、その日に入手した。

 さよポニといえば、みぃな、なっちゃん、あゆみん、しゅか、ゆゆ、という5人のヴォーカルの女の子を中心とするグループだが、活動拠点をインターネット上に置き、ライヴは一切行わず、メンバーはイラストやマンガで表現されたヴィジュアル以外正体を明らかにしないという謎のユニットである。しかも、同じグループのメンバーが一堂に会したことはなく、トータルプロデュースのクロネコ氏などごく一部の中心メンバー以外はほかのメンバーに会ったことがなく、お互いの顔も素性も何も知らないらしい。

 このあたりについては過去にも記事を書いた。

 「ポップグループの最新型『さよならポニーテール』という存在」

  http://d.hatena.ne.jp/peepooblue/20130821

 イラストで表現されたキャラクターと、それぞれのキャラを演じる実在の個人の関係はアニメにおける登場キャラクターと声優の関係にも似ているが、さよポニの場合、それぞれのキャラをどんな人が演じているのか、そのあたりが完全に秘匿されている。ファンにとって正体不明なだけでなく、メンバーにとっても自分以外のメンバーは正体不明なのだ。

 そんな中で、イラストやマンガによって、さよポニのヴィジュアル面を表現し、さらにツイッターやフェイスブックといったSNSを通じた情報発信も担当していたのが、「神さま」という役職名を持つメンバー。初代神さまが「ゆりたん」、2代目神さまが「ちぃたん」。神さまが変わることで、ヴィジュアルも変化した。

 初代神さま「ゆりたん」時代のさよならポニーテール。しゅか、ゆゆ加入前。

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 2代目神さま「ちぃたん」時代のさよならポニーテール

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 「神さま」はこれからも交代していく、と予告されていて、3年半続いた2代目神さま「ちぃたん」の時代が昨年12月26日で終了。しかし、新しい神さまが登場することはなく、そこから神さま不在の第三シーズンが始まった。アニメでいえば声優だけがいて、絵がない状態。しかし、これは当初から予定されていたことではあるらしい。

 神さま不在のさよならポニーテール

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 ここには5人の女性が登場していて、それがヴォーカルの5人に相当することは明らかだが、容貌は確認できないし、いわゆる「中の人」が実際に姿を現したものなのかどうかも分からない。さよならポニーテールのMVにはこれまでにもメンバーとは無関係のアイドル、女優、モデルなどが多数登場している。

 とにかく、このような状況になったさよポニの新しいアルバムが登場したわけだ。

夢みる惑星

夢みる惑星

 ふっくん、324P、マウマウ、メグ、クロネコという5人のメンバーがそれぞれに作詞・作曲した多彩な12曲が収録されているが、通して聴くと、「終わり」とか「別れ」を予感させるようなワードが数多く耳に残り、寂しさを湛えた作品集にも感じられる。

 クロネコ作品「わ〜るど2」ではキャンディーズの「微笑がえし」みたいに歌詞の中に過去のさよポニ作品のタイトルが散りばめられたりもしている。

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「ねぇ、知ってた? この世界にも いつか終わりがあるんだって」

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 全12曲メドレー。

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 この動画の最後で5枚目のアルバム「君は僕の宇宙」が予告されているね。

 さよポニワールドにはまだ続きがあるようだ。

 

2017-05-06

[][][]はな子の像とシルバーエレファント 23:34

 昨年5月26日に69年の生涯を閉じた井の頭自然文化園のアジアゾウ「はな子」の銅像が吉祥寺駅前に完成し、昨日除幕式が行われた。

 今日は吉祥寺に行く用があったので、さっそく銅像のはな子と対面してきた。

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 50歳ぐらいのはな子を表現したらしい。

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 銅像の制作費用にあてる募金が目標額にはなかなか届かないという話だったので、僕も井の頭公園に行くたびに募金をしていたのだが、新聞報道によると、いつのまにか目標額1000万円をはるかに上回る1800万円が集まったそうだ。

 生前のはな子と同じように銅像になっても末永く人々に愛され、大切にされてほしい。

 夜になっても、はな子は右前脚を上げている。

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 連休で賑わう井の頭池。

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 カワセミがいた。

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 先月は親鳥が卵を抱いていたカイツブリの巣の周辺が賑やかになっていた。

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 ブロンズの象を見た後は同じ吉祥寺のライブハウス「シルバーエレファント」でステラ・リー・ジョーンズのライヴ。

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 この日のライヴのダイジェスト動画。

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2017-01-28

[]STELLA LEE JONESライヴ 13:46

 先週の土曜日は吉祥寺エレクトリック・アストゥーリアスのライヴだったが、今週は横浜のライヴハウスHey-JOEでエレアスのギタリスト、平田聡さんが率いるバンド、ステラ・リー・ジョーンズのライヴ。

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 18時半開場、19時開演。小さな店なので、客席は満員、立ち見も出る盛況だった。

 ステージと客席は区別のない同一のフロアで、ヤマハのグランドピアノが置かれている上に、7人編成の大所帯バンドなので、バンドメンバーと客の距離が異様に近い。メンバーが楽屋とステージの間を出入りするのも、わずかな狭間をすり抜けるようにしないといけないほどだ。

 至近距離で繰り広げられる演奏を聴けるのは嬉しいけれど、大きなホールのステージに立つステラも見てみたいと思う。

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ステラヴァイオリンアコーディオン、ギター、ピアノ、ベース、ドラムス、パーカッションというロックバンドとしては異色の編成だが、現在、パーカッション正規メンバーが不在で、今日のライヴでは昨年11月に出た新作の録音に参加した相川瞳さん(美人!)がゲスト出演。ゲストといっても、ステラの音楽にパーカッションは不可欠で、さまざまな楽器を終始鳴らし続けなくてはならないので、大変忙しいパートでもある。今回初めて披露された新曲ではシロフォン(要するに木琴)も演奏するなど、大活躍だった。

エレアスがリーダー大山曜氏の気まじめな性格を反映してか、プログレッシヴロックの正統派と呼ぶに相応しい、複雑ながらもわりとカッチリとしたまさに王道的な楽曲および演奏なのに対して、ステラは同じく極めて緻密に書きこまれた構築的な楽曲であるとはいえ、ロック、ジャズクラシック現代音楽など様々な音楽要素が入り乱れて、一筋縄ではいかない複雑な音楽性が特徴といえるだろうか。リズムは複雑で演奏難度も異様に高そうで、曲がどのように展開していくのか、初めて聴く者にはまるで読めない。メンバーの中にジャズ系のミュージシャンも多いので、構築された中に即興性も感じさせ、音楽は生命感が溢れている。アヴァンギャルドであり、かつノスタルジック。まるで未知の世界を旅するような音楽体験が味わえた。

 そして、ステラのライヴでは音楽性の高さとMCのグダグダ感の落差も魅力となっているが、いつも喋るたびにメンバーから激しく突っ込まれるリーダー平田氏が今回は事前に“良いMC、悪いMC”についてネット検索して、悪いMCとは他人の誹謗中傷および内輪ネタであるということを調べてきたといいつつ、アルバムレコーディング時の内輪話など悪いMCの典型(?)へと入ってゆくのであった。

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個人的には2016年のNo.1アルバム。今日の客席にはこのアルバムジャケットを手掛けたイラストレーター、ナカガワ暢さんも来ていた。

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