Hatena::ブログ(Diary)

ばんごはん備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006/07/29 Saturday

pencapchew2006-07-29

Episode-42 響く、歌声

|  Episode-42 響く、歌声を含むブックマーク

ぐっちゃぐちゃなディーヴァの部屋。先週の予告で気になって仕方がなかったカイの隠し撮り生写真が、アバンから登場です。

「お気に入りだったのよぉ、あのラリック。どうしても聞き分ける気ないみたいぃん・・・」

ディーヴァ、本当は、何をお望みなのですか?」

「彼だよ・・・彼。僕のものにならないかな・・・?」

画面に映ったのはカイの写真。ギャー!!ディーヴァがカイをお望みです!!部屋をぐちゃぐちゃに破壊するほどのご所望っぷり・・・いや、それはいいんだけど、この隠し撮り写真・・・先週から気になってたのですけど、隠し撮りしたのは誰なんだろ。額に入れて飾ってるなんて、とんだパンジャじゃないの。*1

---------------------------------------------

場面変わって米軍基地の一般開放デー。会場に掲げられたディーヴァの大看板を眺める、明らかにこの先不幸になりそうな男の子3人組。

「誰、こいつ」

「有名なのかな?」

「有名なやつがこんなトコ来るかよ」

「だよな」

イギリスでは大プロモを展開してたのですけど、アメリカでの知名度はイマイチな様子。つうか、あああ、どうしても、どうしてもディーヴァ×子ども=翼手の方程式が思い出されますよね、この子たち見てると・・・

そんな子どもたちの様子を遠巻きに見ていたカイの脳裏には、デヴィッドとのやり取りがよみがえります。

ディーヴァに手を出すな!?あいつを目の前にして、なにもするなって言うのかよ!」

「俺たちには何も出来ない」

・・・!」

ディーヴァを確実に仕留められるのは、小夜しかいない。だが小夜の体調が戻らない今、戦いに出るのは無謀すぎる」

「わかってる・・・頭じゃ分かってるんだ・・・!けどよ、ディーヴァの顔を見るたびに、声を聞くたびに、俺の中でリクが・・・リクが、泣いてるんだ・・・!」

う、つらい。ディーヴァ看板を見つめながら、カイはディーヴァの名を呟くのでした。



一方、人もまばらな客席(最前列のど真ん中)に腰掛け、頭上を飛んでゆく戦闘機写真を撮る岡村と、チラシを眺める真央さん。

奇跡ソプラノ、超絶技巧、天使の歌声・・・ほんっと、ご大層なコピーばっかりね」

「そこに載ってるネイサン・マーラーってのいうのが、その筋じゃ相当の大物らしい」

「こんなのがプロデューサー?」

「おい、人をナリで見るなって。小汚えハイエナだって、キレイ真実を求めてるのかもしれねえ」

「わかってる。だからわざわざ見に来たんじゃない、私たちの敵の顔を」

「へ〜え」

「何よ!」

「いやぁ、お前もだいぶ報道の意義ってのが分かってきたのかと思ってな」

ネイサンが大物と聞いて軽く吹いた真央さんですが、自分に言い聞かせるように、ぽつりと呟きます。

・・・知っちゃったんだもん。私だけが何もしないなんて、出来るわけがないじゃない・・・

その頃、ハジと小夜も同じく基地内に居ました。ハジに先導されて歩く小夜の足取りは重く、そのままふらりと倒れてしまいます。咄嗟に抱きかかえたハジも、心配そうです。

「小夜、やはり横になっていたほうが」

・・・大丈夫、ディーヴァが近くに居るのに、私だけが何もしないなんて・・・

しゃがれ声でぼそぼそと返す小夜はどう見ても大丈夫じゃなさそう。そんな小夜を当然のようにお姫様抱っこするハジ。

・・・ハジ?」

「時が来るまで、休んでいてください」

近くのベンチに小夜を横たえると、その横に腰掛けるハジ。そうして、小夜のおでこにそっと手を触れます。

・・・ハジの手、冷たくて気持ちいい・・・

ハジの手に右手で触れながら呟く小夜。どう見ても体調は悪化する一方なのですけど、ホント大丈夫なのかしら。

---------------------------------------------

またしてもコスプレ潜入作戦中のデヴィッドは、パイロットさんの格好でルイス(汗だくでドーナツ食ってる)とお電話中。

「そうだ。まだ表立った動きは見られない」

クリスティーナ島の時みたいに、空振りってことはないのか?」

「そうだとしても、目の前にディーヴァが居るのは事実だ。だが、その狙いが分からぬ以上、うかつに手を出すわけにも行くまい」

「分かってるさ」

「また連絡する」

「ああそうだ、頼みがあるんだ」

「頼み?」

「ほらぁ、米軍伝統の固いステーキと焼きすぎバーガー、買ってきてくれないかなぁ」

・・・お前には緊張感が・・・

そうそう米軍のフェスティバルのときに食べる固いステーキと焼きすぎのバーガーうまいよね!と私が盛り上がるその時、デヴィッドのそばでなにやら物音が。

・・・!」

「わぁかってる、ジョークだよジョーク!そう怒るなって」

「とにかく・・・

デヴィッドの目に飛び込んできたのはジュリアさんの姿、そして、明らかに様子のおかしい、尾行してます感満載のコリンズの姿。

「本気で怒ってるのかぁ?」

・・・コリンズ!」

「えー?何か言ったかー?」

「後でまた連絡する」

・・・冗談通じねえなあ〜」

白衣姿のジュリアさんが向かった先は、医務室なのか病院なのか、とにかく基地内のそういった施設のようです。そして、胎児の様子を検診するジュリアさん。

「胎児の成長は良好のようです」

赤ちゃんって言ってよ・・・

・・・

「いつ産まれて来るんだろうね、僕の赤ちゃん

赤ちゃんって言ってよ」の言葉に息を呑むジュリアさん。一方、窓の外で盗み聞きしていたデヴィッドは、衝撃のあまりか、思わずサングラスを取って立ち上がります。

「それは、えっと・・・胎児の状態から判断すれば、人間なら、妊娠8週目という診断になります。ですが、今回の場合ですと・・・」(ジュリア

ディーヴァ、全てが初めてのことばかりなのです。おわかりいただけますね?」(アンシェル

「うん、でもね、この子たち・・・もうすぐ生まれてくるよ」(ディーヴァ

・・・」(ジュリア

・・・そろそろステージの用意を」(アンシェル

「そうだね」(ディーヴァ

アンシェルディーヴァが出て行ったあと、無意識デスクの中のタバコを取り出し、火をつけようとするジュリアさん。あれ、この施設、基地内のものですよね。なんで私物がデスクの中にあるのかなあ。あ、ディーヴァの体調管理のために、このステージの間だけ貸しきってるのかしら。まあいいや。



それはともかく、うつろな目で、なかなか火のつかないライターをでカチカチやるジュリアさん。その背後から声をかけたのは、デヴィッドではありませんでした。

妊娠中の被験者の前で喫煙かね」

「な・・・なんのご用でしょう」

「君がディーヴァを得てどういったことを計画しているのか、ゆっくりと聞かせてもらいたい」

「翼手の全てを知る以上のことを望んではいません」

「ふうん・・・世紀の発見を公表するつもりはないと・・・?」

・・・はい」

「君は科学者の本分は何だと思う?」

真実を見極めることではないでしょうか」

「だが、真実は万人に認められてこその真実だ。ただ一人の人間が得た真実など、妄言に過ぎんのだ。私は翼手の真実を皆に知らせる義務があると思うんだがねぇ」

「その先にある名誉と賞賛の為にですか?」

「それを求めて何がいけない?歴史に名と真実を残してこそ、科学者たる証ではないのかね?」

「翼手は危険です。今ならまだ引き返せます」

「引き返す!?『赤い盾』を破滅に導いた我々が、一体どこに引き返すと言うのかね!」

顔を両手で覆ったままイヒャイヒャと笑い出すコリンズジュリアさんが危ない!なシーンなのですけど、窓の外からすごい目でガン見してるデヴィッドが助けてくれる・・・ハズ。たぶん。

---------------------------------------------

外は夕暮れ。「どうぞ、美味しいわよ〜」「糖分補給してって〜」とキャンディーバーを配るお姉さんたち。うまいうまいムシャムシャ食べてるのは、さっきの男の子3人組・・・ああもうだめだ、「こんなとこでタダで配ってるなんて、D67入りに違いないよおおお!とかヘンに警戒してしまうじゃないか。

その頃、ディーヴァトレーラーの中でステージ準備中

「カイ宮城がここに来ている!?」

「そう。血が囁くんだ。僕の中のリクの血がね」

「おもしろいじゃなぁい!役者が揃って、にぎやかな舞台になりそうね♡」

楽しげなネイサンとは逆に、何か言いたげなそぶりを見せつつも無言で去ってゆくアンシェル兄さん。ネイサンはディーヴァの肩に手を置くと、鏡の中のディーヴァに向かって語りかけます。

「期待してるわ、最高の舞台♡」

おんもに出たアンシェル兄さんは、無言のままどこかに向かってすっ飛んでゆくのでした。一方、崖から眼下を見下ろしているのはメガネ君とヴァンちゃん。

「ヴァン、そろそろです」

「頃合ですか・・・もう少し、美しい夕暮れを見ていたかったのに」

ベトナムではもっと格下っぽかったこのメガネ君、いまだに名前は分からないけど、出世したなあ・・・つか、この二人がここに居るってことは、やっぱり基地に何らかの方法で翼手を発生させ、それをコープスコーズで叩くデモンストレーションを行うってことで間違いないようです。

で、出発すべくヘリのプロペラが回りだしたのですけど、この期に及んで飴ちゃんを舐め始めるヴァンちゃん。さすがに呆れたのか、メガネ君が声をかけます。

・・・ヴァン」

「わぁかってる。ショーの始まりだ」



すっかり夜になった会場。客席から離れ、看板にもたれつつ腕時計をチェックするカイ。

「もうすぐか・・・

と、そこへ、間髪いれずにアンシェル兄さんの声が!

「なるほど・・・抑えようのない殺気がでている」

「お前は・・・アンシェルゴールドスミス・・・!」

「君に会うのは、シベリア以来二度目だよ・・・カイ宮城」

「シュヴァリエ・・・!」

「さすが人間だ、こんな状況で殺し合いを選ぶとは」

右腕をつかまれたままのカイは左手で背中に仕込んだ銃を取ろうとしたものの、アンシェル兄さんはそれを看破、やんわりと制します。そして・・・

「君を、ディーヴァの元に招待しよう」

・・・!」

ディーヴァが、そうお望みだ」

ディーヴァとカイを引き合わせたくないのか、今週はカイが絡むとやたら無表情なアンシェル兄さんが気になるところですが、とにかくあっちゅう間にディーヴァの待つトレーラーに連れ込まれたカイ。

「君に会いたかった」

・・・俺に?」

「なんか、あんまり嬉しそうじゃないね」

「お前は・・・お前は、リクを殺した・・・!」

・・・でもね、僕の中にリクは生きてる」

・・・ざけんじゃねえ!リクの姿を盗んだからって・・・

ゆっくりとカイに歩み寄るディーヴァは、自分のお腹にカイの手をあてて、言います。

「ほんとだよ。だってほら・・・ココに、赤ちゃんが居る・・・僕と、リクとの、赤ちゃんだよ」

目を見開いたまま、一言も発せないカイ。脳裏に浮かぶのは、倒れて何も出来ない自分の目の前で繰り広げられたあの光景。大事な弟が、恐怖で顔をゆがませたまま得体の知れない生き物に襲われる様を見てしまったカイにとって、これ以上の悪夢はありません。

呆けたような表情のまま、ぼんやりディーヴァを見つめるカイと、そんなカイをじっとりと見つめるディーヴァ。その手がカイの髪に触れ・・・と、そこへ、雰囲気をぶち壊すあの人が登場。よ、よかった・・・!!助かった!!

「ヤッホー!ディーヴァぁ♡そろそろステージの時間よぉ!」

「分かってるよネイサン。いつもノックしてって言ってるでしょ!」

「ハイハイ、ごめんなさい!さ、最終チェックしましょぉ〜♡」

「大丈夫だよぉ」

「う〜ん!・・・あっ、あっ、とてもキレイ!いつもより全っ然かがやいてるぅ〜!!」

・・・はずかしいよぉ」

字面で表せないのが残念なほど、豪快にカマイズム全開なネイサン。親ばか母ちゃんと年頃の息子のやり取りのよう。そんなネイサンに・・・というより、カイに聴こえるように、ディーヴァは言います。

「ネイサン、今日はカイのために歌うね」

「んまっ、素敵ぃ〜ん!よかったわねぇ〜!」

「いらねえよ・・・

「あらっ」

・・・ホント、意地っ張りなんだから」

静かに笑みをたたえながら言うディーヴァ。このセリフ・・・なんかリクが言いそうなセリフですよね、「カイ兄ちゃんは、意地っ張りなんだから!」とか・・・・・・

そして遂にステージスタートプレスに混じって写真を撮る岡村、その隣の真央さん、ステージの袖で見守るアンシェル兄さんとネイサンと、カイ。そして、どうも様子のおかしい子どもの姿・・・そしてその頃。

「聴こえるかねぇ、ジュリア・・・私の第5塩基が歌っている・・・彼らは私ではなく君を選んだ・・・(振り向き、銃を構え)もう私は、用無しなのだそうだ」

先生!」

「確かに君は優秀な助手だった・・・いや、優秀すぎるがゆえに、私の監視下で働くよう囲いを作ったと言うべきか」

「そんな・・・!」

「君ははじめから、私の飼い犬に過ぎなかったのだよ」

「君が居なくなれば、みんな私を頼らざるを得ない・・・君もそう思うだろう?」

「私が居なくなっても、ディーヴァとシュヴァリエがあなたを選ぶとは思えない!」

・・・言うな!」

「彼らは純粋だわ!だから・・・

「黙れえええええええええええええ!」

尊敬し、慕っていたはずの「先生」の真実を知り、ショックを受けつつも果敢に立ち向かうジュリアさんと、その発言により完全にプチンと切れちゃったコリンズ。哀れだなあ・・・



ステージではディーヴァの歌が終了。たった一曲なのね。思わず真央さんも圧倒されてしまったその歌声は、観客の心を掴んでしまった様子。大歓声に見送られたディーヴァは、アンシェル兄さんとネイサン、そしてカイのいるバックステージに戻ります。

「パーフェクト♡」

「僕の歌、どうだった?」

「どうもしねえ・・・!」

「やっぱり、抑えてちゃダメか」

・・・ディーヴァ

「わかってるよ、アンシェル。ソレは特別な日に取っておくんだもんね」

何を抑えてたってんだろう。抑えてなかったら、カイもめろめろになってたとでも言うんでしょか。そして特別な日って一体。

やんわりとたしなめるアンシェル兄さんに返事を返すと、ディーヴァはカイに話しかけます。

「ねえカイ、その特別な日に・・・僕の横に居てもらいたいんだ。だから、僕のシュヴァリエになってよ!」

普通に話してたかと思ったら、「僕のシュヴァリエになってよ!」のところだけいたずらっ子のようなささやき声。ひいい、怖い!!

「アンシェルやネイサンと一緒に、君も僕の赤ちゃんを守ってくれないかな?」

・・・誰がっ・・・!」

「シュヴァリエになれば、小夜姉さまと子ども作れるんだよぉ?ホラ、なりたくなったでしょ?」

・・・もうやめろ!誰がお前のシュヴァリエになるかぁっ!」

いやああああああああああああああああああああああああ!!遂に出ちゃったよ「僕のシュヴァリエに」発言!ソロモンの時に引き続き、またしても「小夜姉さまと子どもが」云々と言い放つディーヴァ。ちょ、とてもリク成分入りとは思えないほどの残酷さ且つ下世話さ。

屈託なく言い放つディーヴァに銃を向けるカイ。が、ディーヴァはまるで動じません。動じないどころか、銃身を握り、自分の胸元に引き寄せ・・・

「いいんだよ、撃っても。僕が憎いならね。そのまま引き金を引いて、そして僕の血を飲むんだ。そうすれば、僕と一緒に居られる・・・ね、カイ兄ちゃん!」

・・・リク・・・

瞬時に声色を変え、リクの声でカイを呼ぶディーヴァ。惜しい。ココの作画はもっとキレイに、今週いちばんの作画にしていただきたかった・・・!なんであんな間延びした顔なんだよ・・・

うっかり気持ちが揺らぎそうに見えたカイは、しかし憎悪に顔をゆがめ、画面は暗い空に変わり、そして一発の銃声が。

つうか、ここで子どもがどうのこうのって言うってことは、やっぱりカイの小夜への気持ちって、兄としての感情じゃなくて・・・なの?あわわわ、OPの3人の王子カットは、やっぱそういう意味になっちゃうの?

それにしても今週のディーヴァは怖い。ていうか、矢島さんの演技がすごすぎる。

---------------------------------------------

で、その頃、例の医務室らしき部屋では、とんでもないことが起こってました。部屋の中には血だまり、目を見開き立ちつくすジュリアさん、血の流れる右腕を押さえたまま怯えた様子で、叫びながら逃げてゆくコリンズ、そして、膝をつき倒れるデヴィッド。

「デ・・・デヴィッド・・・

・・・大丈夫か・・・?」

「デヴィッド!どうしてこんなところまで!(デヴィッドの腹から流れる血を見て)・・・そんな・・・!デヴィッド!」

「君が・・・君が無事でよかった・・・

「早く止血を!」と立ち上がったジュリアさんの手を掴むと、デヴィッドは言うのでした。

「みんな、お前を待ってる・・・

そう言うと、ジュリアさんの手を握ったまま、なんかちょっと笑顔を浮かべたまま気を失うデヴィッド。必死に名前を叫ぶジュリアさんですが・・・し、死なないですよね・・・?死んじゃやあよ!やっと元の2人に戻れそうなのに!つうか、「みんな」じゃなくて「俺が」って言やあいいのに・・・ほんとカチコチなんだから。



そう、銃声はジュリアさんの元で響いていたもの。カイは引き鉄を引いていないのでした。

「ねえ、早く」

「俺は、お前の言いなりにはならねえ。リクなら俺がシュヴァリエになることを望みはしねえ!俺が、俺のままであることを望んだはずだ!」

「可愛くない!!!」

ひいい、ものっそいドスの効いた声で叫ばれた!!

・・・だったら、食べちゃおうかなぁ・・・

そう言ってディーヴァがニヤリと笑った瞬間、斬り込んで来たのは小夜。

「小夜!」(カイ)

「見てよ、やっぱり彼が姉さまの大切な王子様なんだ」(ディーヴァ

・・・下がって!」(小夜)

「でも!」(カイ)

「早く!」(小夜)

声こそ勇ましいものの、単身ディーヴァとシュヴァリエ一同に斬り込んで行った小夜は、瞬時に背後に回ったアンシェル兄さんに腕を取られ、その剛力に負けて刀を落としてしまう始末。

ちくしょう・・・やめさせろ!!」(カイ)

「ブラボォ〜♡「(襲い掛かってきたハジを捕らえ)あんたの相手は、わ・た・しぃ〜ん♡」(ネイサン)

「くっ・・・小夜っ・・・!」(ハジ)

「いかがいたしましょうか」(アンシェル

「そうだね・・・カイも見てるし、殺しちゃおうか」(ディーヴァ

「やめろ・・・もう・・・やめてくれえ!!」(カイ)

引き鉄を引くカイ。でも当然その銃弾はアンシェル兄さんを殺すことは無いばかりか、右手であっさりキャッチされてしまいます。と、その時、ステージの方から悲鳴が・・・

「始まったか・・・」(アンシェル

苦しそうにしていたかと思うと、次々と翼手になる人々。あの3人組の男の子のひとり(ムニムニ君)もまた、心配する友達の目の前で翼手になってしまうのでした。

・・・!」

「翼手!?」

間近でその様子を見ていた岡村真央さん。駆け出した岡村は、その光景をカメラに収めます。「こんなときに何やってんのよ!」という真央さんの制止も聞かずにシャッターを切っていた岡村ですが、フラッシュに気づいた翼手が振り向くと、さすがに身の危険を感じたのか手が止まります。やばい、やられるかも・・・と思ったその時、お膳立てがよすぎるだろっていうタイミングで大量のヘリが登場。ヘリから次々に飛び降りてきたのは、もちろんコープスコーズでした。

「こいつは・・・

「イギリスで見たやつだわ・・・!」

二人が呆然としている頃、翼手たちを狩るコープスコーズの姿をヘリから身を乗り出して眺めていたヴァンちゃんは、いたくご満悦でした。

「これ、ペンタゴンに流れてるよねえ?」

「はい」

「実に素晴らしいデモンストレーションだ」

そしてご機嫌さんはもう一人。バックステージから客席の様子を見ながら笑うディーヴァは、楽しげに笑い続けます。

「あはは、これはすごいや!」(ディーヴァ

「まだ調整の必要があるようです」(アンシェル

「なぜ・・・こんなことを・・・!」(小夜)

「カイも見ればいいのに、もったいないよぉ?」(ディーヴァ

・・・黙れ・・・!」(カイ)

「アンシェル、小夜姉さまも、もういいよ」(ディーヴァ

「はい・・・残念です。この美しい瞳、この光を奪うのは・・・実に残念です」(アンシェル

小夜の首に回した腕をぎゅうぎゅうと絞めるアンシェル兄さん。小夜はそのまま落ちてしまうものの、アンシェル兄さんは何かの気配を察知、小夜を手放すとすぐにそちらを向き、手をかざします。その手に突き刺さる短剣。

やってきたのは勿論ソロモンでした。アンシェル兄さんが手を放したせいでぶっ倒れそうになっている小夜を素早くお姫様抱っこするソロモン。ちょ、今週2回目のお姫様抱っこ!!

・・・ソロモン」(ディーヴァ

「シュヴァリエの列から離れるだけでなく、ディーヴァに刃を向けるか」(アンシェル

「これが僕の選んだ生き方です。僕は、小夜と二人で生きたい・・・それだけが望みなんです」(ソロモン

すっかり忘れてましたがハジは相変わらずネイサンに抱きつかれたまま。そんなハジですが、小夜を抱きかかえたソロモンの姿に戦闘用とは別のスイッチが入ったらしく、それまでまるで振りほどけなかったネイサンの腕をぐわああああっと押しのけ始めます。

「くっ・・・小夜っ・・・

「ん?あらぁ・・・?」

思わずネイサンもびっくりするような怪力を出し始めたハジをよそに、ソロモンはとうとう小夜を連れて去ってしまいます。

「さようなら、ディーヴァ。さようなら、兄さん・・・

小夜の名を絶叫するカイ。



「追いかけますか?」

「いいよ。みんな小夜姉さま小夜姉さまって・・・ホントがっかりだよ・・・帰ろう、アンシェル

「よろしいのですか?」

「もういいよ。僕には、この子たちがいるからね」

お腹に手をやるディーヴァ。「帰ろう」と振り向いたときの笑顔がちょっと切なげで、とても「子どもを産ませてしまえ」だの「子どもを作れるよ」だの言ってた悪魔っ子と同一人物とは思えません。

一方、まだネイサンを振りほどけてなかったハジですが、うぬーっと力を入れて引き離すと足蹴り一発でネイサンをトレーラーにぶち込みます。ネイサンのポーズステキすぎる件。



「んん〜素敵、本気なのねぇん・・・♡」

「帰るよ、ネイサン」

「んも、これからなのにぃ〜ん・・・けど、素敵なリハーサルだったわぁ」

こうしてディーヴァ一行は撤収。地べたに膝をついたままのカイ、地面に突き刺さった小夜の剣を抜きとるハジ。

「どうするつもりだ・・・

「小夜を追う」

「無茶だ!」

「私には・・・私には、小夜しかいない。だから・・・

・・・最後の最後に涙が・・・。今週は、ジュリアさんとデヴィッドの再会、ジュリアさんが放った「彼らは純粋だわ!」の一言、「僕には、この子たちがいるからね」と寂しげな表情を見せたディーヴァ、そしてハジのこのセリフが印象に残りました。1話通じて猛烈に気の毒だったのはカイ。あまりにもひどすぎる。

で、次週予告は小夜とソロモンです。

「あなたの望みは何!?私を騙して、ディーヴァの前に連れて行くこと!?・・・私を、殺すこと・・・!?」

「長い時を生き、僕の心をこれほどまでに揺さぶったのは、小夜、あなただけなんです。だから、僕の花嫁になって・・・次回、BLOOD+『こころ乱れて』」

「あなたはディーヴァのシュヴァリエでしょう?」

「その前に、あなたを愛するひとりの男だ!」

ひいいいいいい!小夜が裸でベッドに!(間違いなく休ませる為に脱がせただけですけども)(でも!でも!)ハジとソロモンがバトル!ひいいい!あばばばばばば!

・・・これ、ここで決着ついちゃわないですよね?ソロモンは、アンシェル兄さんと戦って死なないといけないんじゃ・・・アレだ、ケンカのあと野っ原に寝転がって「オマイなかなかやるな!」「オマイこそ!」的な友情が芽生え・・・ては・・・くれまいか。頼みますほんと。

*1ジャンプを読まない方に解説すると、「まるで恋するストーカー娘みたいじゃないか」といった意味です。

にゅげにゅげ 2006/07/30 21:49 それ!
ハジとソロモンには拳と拳で語り合ってもらい、友情が芽生えてくれること期待。
「お前、強いな!二人で力を合わせれば、打倒アンシェルも夢じゃないZE。でも恋の勝負は譲らないZE☆」みたいな展開であって欲しい。
その確率0%なのは分かってるけども…

今回は次回予告のせいで、ネイサンの素敵ポーズとデヴィッドの腹くらいしか記憶に残りませんでした。
いや、マイッタね。ソロモンったら、とんだパンジャじゃないの…

pencapchewpencapchew 2006/07/30 22:16 いや、マイッタほんと。ソロモンにお姫様抱っこで持っていかれたうえに彼方まで連れ去られたよ、今週の感想と私のお脳を・・・!来週、アレでソロモンがし、し、し、死んじゃったりしたら、私ハジを・・・いや、ハジは可愛そうな子だから許す。ええと、アレだ、小夜を・・・いや、小夜っつうか、もう、さかのぼってアンシェル兄さんをうらむよ!何でもかんでも諸悪の根源はアンシェル兄さんなんだよもう!

冷静に見直してみるとカイの深すぎる悲しみとかデヴィッドが頑張っちゃってる姿とか、なにそれあえぎ声?つうくらい頑張っちゃってるネイサンとか、見所豊富だったんだけど・・・つうか最近この作品、主人公がとんと活躍してない気が・・・

RadiotomRadiotom 2006/07/31 22:33 デヴィッドさーーん(涙)とかネイサンのアクロバティックなお姿とか、
色々あったはずなのに「花嫁になって・・」で脳内で半分ぐらい内容が
消去されました。ソロモンのあの一言で今週もってかれた、脚本の森田
さんがカワイそうです笑。つか、あの次回予告絶対、次回の脚本家さんが
書いてる気しますね!つかそれと、小夜は、ほんと活躍してない笑。

pencapchewpencapchew 2006/08/03 19:16 Radiotomさん
花嫁発言、ヤバいです。「花嫁」という言葉がもう、ヤバいです!!今週も大事なお話だったのに、デヴィッド頑張ったのに、もう、ソロモン登場→次週予告でかき消されちゃって・・・うふふふふふふふふ!!でもこれ、もうすぐ終わるんだよなあ・・・ソロモン、生き残ってくれないかしら・・・
そうそう、小夜の影がどんどん薄くなってゆくのが心配です。頑張っていただきたい、主人公!