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世界音楽紀行

2010-12-13

Genesis (ピーター・ガブリエル期)

今回は英国が誇るプログレの巨頭、幻惑のスーパーバンド、Genesisを紹介します。Vo.のピーター・ガブリエル在籍時を主に書いていこうと思います。ガブリエル脱退後のコリンズジェネシスプログレッシブさは薄れているので。

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ヴォーカル、ピーター・ガブリエル。すでにひどい。

ジェネシスは1st、2ndと段々とプログレっぽさを出していきましたが、今回はフィル・コリンズが加入し彼らの音楽性が爆発した3rdアルバム「NURSERY CRYME(邦題:怪奇骨董音楽箱)」から紹介します。

Yes、King CrimsonPink FloydEL&Pに加え5大プログレと呼ばれることも多いジェネシスですが、彼らの音楽は独特で、「物語を歌にした」曲が多いのが特長。全員が優れたソングライターですが、ピーターの存在感は群を抜いています。

この時期のジェネシスはライブが非常に「演劇的」でした。まさに「舞台」という意味でのステージといった趣。

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名曲Musical Box。ピーターが化粧をしていないと逆に違和感。

その後、続けて大名盤「Foxtrot」を発表。ギターのスティーヴ・ハケットが加入しジェネシス黄金期を築いたメンバーが揃います。Watcher Of The Skies、Horizonsなど名曲が並びますがアルバムのハイライトは23分の大曲「Supper's Ready」!!

美しいメロディ、摩訶不思議に展開していく曲調、プログレ好きなら一度は聴くべき名曲だと思います。

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ちょっと長いですがもうピーターガブリエルワールドが炸裂しまくりです。しかしピーターの衣装にばかり注目されることをメンバーは快く思っていなかったようです。

続いてSelling England By The Poundを発表。このアルバムではThe Cinema Showという名曲を作り上げます。ガブリエル脱退後ですが、「眩惑のスーパー・ライヴ」で聴けるフィル・コリンズとビル・ブラッフォード(!)のツインドラムはスリリングの一言。

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高速の7拍子の上で展開されるキーボードがかっこよすぎですね。

そして2枚組みの大作「The Lamb Lies Down on Broadway

」を発表し、ガブリエルは脱退してしまいます。続いてハケットも脱退、ジェネシスは3人になり世界的なスーパーバンドへの道を歩み始めます。ガブリエルもソロで大成功を収めていますが、もし脱退していなかったら・・・と思わずにはいられません。

フィルも脊椎を悪くしてドラムが叩けなくなってしまった模様。もうジェネシスが再結成されることはありませんが、英国の音楽史に確実に名前を残すバンドでしょう。