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世界音楽紀行

2010-12-20

バラライカ ロシアの響き

今日はロシアの民族楽器・バラライカの紹介です。

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三角形をした不思議な弦楽器。弦の数は3本。

バラライカの起源は諸説あり正直正確なところはわかりませんが、同じロシア弦楽器「ドムラ」(こちらは丸いマンドリンに近い楽器)からの派生楽器と考えられています。3角形だと加工が簡単で、元々は農民に親しまれる楽器でしたが、ワシーリ・アンドレーエフによって大きく発展を遂げました。

プリマ・セグンタ・アルト・バス・コントラバスと大きさによってわけられ、バラライカでアンサンブルを形成することもできます。

演奏時はピックを使わず、指で弾きます。5本の指を使った奏法は驚くべきバリエーションです!

低い方2本がナイロンの弦、1弦がスチール弦。

ナイロンはやはりウクレレのようなサウンドになりますが、1弦だけ材質を変えることによって、ロシア民謡にも見られる独特のシャープさを生み出しているようにも思えます。

チューニングは低い方からE−E−Aと2本同じ。これにより3本とは思えない厚みのあるサウンドを生み出します。

D

幅広い表現ですねー。

コンテンポラリーな演奏はこちら。エクストリーム

D

素晴らしい演奏です。

人間、このように制約があるほうが想像力豊かなものが生まれるんじゃないでしょうか?できることが限られてる中で何をやるか。民族楽器はそれを教えてくれる気がします。

さてこのバラライカ、本気で弾くには意外と難しい楽器だと思います。親指で弦をセーハするのはなかなか難しいのです・・・これがギターのFコード的なところかも!

でも素朴な音色で、ポロンポロンゆっくりと弾いてるだけでもなかなか楽しいです。見た目もインパクト抜群ですし。見た人は絶対「なんで三角なんだ!!」という声をあげるでしょう。

ウクレレやギターなんかはよく見ますが、焚き火を囲んでこれを弾けば楽しい雰囲気から哀愁漂うムードまで自由自在かも?

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