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世界音楽紀行

2011-01-09

ゾルタン口琴 弾き比べレビュー(1)

不定期連載口琴レビュー。今回は以下の3種類のレビューをしようと思う。f:id:penguincafee:20110109233303j:image

上から

ブラックファイヤー

ブラックファイヤー(ベース)

ゴーレム

です。

まずブラックファイヤーから。

まず最初に驚くのは音量の大きさ。一般的な楽器店などで売っている安い口琴と比べると非常に大きく、パワフルな音です。

弁の硬さ、大きさ、重量それぞれバランスがよく、弾きやすい。愛用者が多いのも頷けます。

音の特長としては、ヘヴィすぎず軽すぎず。どちらかといえば重い方寄りな気もしますが(キー次第か?)、他の楽器と合わせるときも合わせやすいでしょう。シャープな音なので抜けもよさそうです。

弾きやすいといっても、ゾルタンの口琴はフレームと弁の間が凄まじく狭いので、初心者には難しいかも。バッキング・速弾きなんでもござれのオールラウンダーですね。

次はブラックファイヤーのベース版。非常に低いキーです。

弁に重りが巻きつけてあり、これで音を低くしているようです。

弁が大きくゆっくりと振動するので、演奏は非常に難しいです。速弾きにもあまりむいていません。

振動が大きいので、自分の頭も大きく揺れます。喉にも深い音が響いてきて非常に弾いてて気持ちいい。外に向けて演奏するというよりは自分で楽しむ、ゾルタン口琴でいう「インナーピース」や「チベット」といった機種に近いかもしれません。

最後にゴーレム

なんといってもでかい。ブラックファイヤーの2倍くらい?(そんなにないか)

重く、フレームも太く、弁も硬め。非常にタフな口琴です。

その無骨で鈍重そうな見た目に反して、プレイアビリティは非常に高い。

ラフな演奏にも対応できるので、意外なほど速弾きもしやすい。

音は見た目とおりの重低音、ブラックファイヤーのようなシャープさ、煌びやかさはないですが独特の倍音がうねります。

これはオススメのゾルタンですね。名前かっこいいし。ゴーレムて。

D

3種類弾き比べてみました。

クオリティはアレですが、各口琴の個性が少しでもわかっていただけたら幸い。

形や名前も個性的、音もそれぞれぜんぜん違う。コレクション性も高い口琴だと思います。収集癖がある私にとってはもうドンズバな口琴

まさにシンプルだけど奥が深い。そんな楽器です。

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