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世界音楽紀行

2011-03-06

哲J・ディジュリドゥワークショップ&Live@民族楽器コイズミに行ってきました!

というわけで今日は日本を代表するディジュリドゥプレイヤー・哲Jさんのワークショップ&Liveを京都コイズミ楽器さんで受けてきました!!

私が東京にいるときにも哲JさんのWSは受けたことがあるのですが、必ず何か気づくことができるWSだと思います。

まずは軽くウォーミングアップの後に口の中で作る倍音から。

そしてそれを維持したまま循環呼吸。これが曲者ですね。のどを巧く使って鼻の奥で吸うようにする・・・・うーん難しい。

一人で練習するときも呼吸の際倍音を崩さないように練習してるのですが、まだまだですね。

ディジュリドゥを演奏する上で腹筋とノドの重要性を再認識。

その後はリズムについて。

リズムを創り出す上での「呼吸」の重要性。これがまた深い!

哲Jさんのリズムを聴いてると、体感的には「楕円」のリズムだと思いましたね。

ベースでやるリズムが体に染み付いてるので、新鮮というか新たな発見が。

舌でリズムを作る際に一番難しいのが低音をしっかりつなげること!舌と唇を一緒に動かして音がブツ切になっちゃいけないんですねー。

ここをしっかりとクリアして、常にドローンが鳴っている状態にすることが一種の「ディジュリドゥらしさ」を出すポイントですね。新たな発見がいっぱいのWS

でした。


その後哲Jさんのアコースティック・ライブ。なんと2〜3mくらいの至近距離で、PA無しの生音・そしてディジュリドゥ一本の音をガッツリ堪能できるそれはもう贅沢なライブでしたー。やっぱりディジュリドゥは生で聴く楽器ですね!


小さめのイダキと大きめのジャルーイダキを使われていたのですが、私は小さい方のイダキに圧倒されました。ディジュリドゥの不思議なところで、大きいから音がでかいとかローが出るとかそういうもんでもないんですね。

もう低音がまわっちゃうんじゃないかってくらいヘヴィで、それでいて高音も煌びやか。最高のサウンドでした。

曲は、イダキを使った即興・何曲かの伝統曲。更にディジュリボーンを使ったコンテンポラリーな曲も一曲。

イダキについてや、アボリジニについて、その文化についての話も交えながらの充実の1時間。まさに倍音のシャワーを浴びてみも心もリフレッシュ!

ゆったりといい時間が流れていたと思います。最高の一日でした!



そしてなんと!来月4月には!超絶タンバリン奏者 田島隆さんのライブ&タンバリン教室コイズミ楽器で行われるとか!

これは要チェックですよー!

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タジバリンを駆使しタンバリンの概念を覆す圧倒的プレイ!ドラムとベースを同時にやってスキャットだと!?化け物かぁ!

教室レギュラー化されるようなので要チェックですね。これを機にタンバリンはじめようかな・・・・

2011-02-20

ディジュボックス・オベリスク 小さくてもスゴイやつ!

こんばんは、久々にスタジオでディジュ吹いてきました。

ディジュリドゥの面白さの再確認。もっと吹く機会ふやさないとな。

さて、今日はディジュボックス・オベリスクのレビューをしようと思います。

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べん。イダキの右にうつってるのがオベリスク

大きさはポケットディジュボックスと比較してもらえればわかると思いますが、それなりの大きさ。でもイダキの3分の1くらいしかありません。

私が買ったのはドローンがBのもの。なかなかの重低音、大きさもある程度あるのでポケットよりも音に深みがある感じがしますね。

特徴1.吹き口

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写真を見てもらえればわかるように、吹き口のあたりが完全に丸くなっています。これはなんでもないように見えて意外と重要。ポケットに比べるとフィット感が違います。

ちなみにボトムはこんな感じ。完全にふさがってるポケットと違い少し空間が確保してありますね。音量稼ぎに一役かっているのかも?

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特徴2.吹き心地

まずドローンがBという低い音だからか、バックプレッシャーが少し弱い感じです。ちょっと吹いてポンポン音の出しやすいポケットに比べると、初心者にはいい音を出すのが難しいかも。私も感覚をつかむのにちょっとかかりました。

唇を割とルーズな感じでリラックスさせるといい音が出るかなといった感じ。

ホーンは意外と出しやすいですね。私はポケットだとまともに出せません・・・


そしてもう一つ特筆すべき点が。それは重量!

ポケットに比べてかなり大きく見えますが、なんと重さはほぼ同じ!

吹いていて重さのストレスは0なので、動きのある演奏もらっくらく。実際PVCのより軽いんじゃないのって感じです。

といってもサウンドは軽くないですよ!


音量が結構あるので、セッションなどでも使いやすいと思います。

他の楽器をやりながらというのもやりやすそう。これはディジュボックスに共通した特徴ですね。やっぱりコンテンポラリープレイヤー向けだと思います。


ディジュボックスシリーズはこちらのサイトから購入できます!

http://www.didjbox.com/

いろいろなシリーズや、手ごろな値段のプラスチック製ディジュボックス、

音程の変えられるディジュフルートなとの変り種も。

ペイパルが使えるので難しい英語もいらないところがいいですね。向こうからの確認メールと、あと10日くらいで着きます的なメールくらいで買い物できました。

国内では、ディンカム・ジャパンさんがディジュボックス・ポケットを扱っています。

実際にお店に行って吹いてみることができるので興味のある方は是非いってみてください。イダキ・ギャラリーは圧倒されますよ!!


というわけで、オベリスクのレビューでした。ポケットにポンとはいけませんが、他の楽器のケースに忍ばせたり。何か小さい袋でも持っていけるかも。軽いですしね!オススメです!

2011-02-07

Gjallarhorn ― そのしらべは大地の叫び

今日紹介するのは超個性的なトラッドバンド、Gjallarhorn。(ヤァラルホーン)

フィンランド・スウェーデンあたりの音楽を源流にもつバンドです。

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編成が非常に面白いバンドです。

透明感のある女性ヴォーカル(たまに超音波みたいな声出す)、フィドル・ヴィオラといった弦楽器、パーカッションが一人、そしてなんと、ディジュリドゥ(!)・口琴(!!)・ビリンバウなど倍音系の楽器を操るトミー・マンシッカ・アホというスーパープレイヤーが在籍していた一筋縄ではいかないバンド。

このヘンテコな編成で北欧トラッドをガッツリ演奏します。

北欧音楽とディジュリドゥ?と思うかもしれませんが、このトミー・マンシッカ・アホのディジュリドゥこそがGjallarhornに力強さを与える原動力です。

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1stアルバムより、中盤、トミーのディジュリドゥが入って一気にパワフルに、よりプリミティブな雰囲気が増したのがわかると思います。私はこの曲を初めて聴いたときズガンとやられました。ディジュリドゥの新たなかっこよさを見つけたというか。

文字で見るだけだと北欧トラッドとディジュリドゥは結びつきにくいと思いますが、音を聞いてみると不思議なほどしっくりくる。ディジュリドゥの「リズム楽器」としての側面を垣間見ることができる気がします。

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北欧に良く見られる踊るようなリズムにもしっかりと対応。かなり主張の強いサウンドではありますが、バンドから浮いてないところが特筆すべき点でしょう。

他の楽器から埋もれがち/浮きがちなディジュリドゥを「バンドの中の一つの音として」活用している稀有な例ではないでしょうか。


しかし残念ながら2004年にトミーは脱退。

その低音部を担うのはヨーラン・モンソンというコントラバス・ブロック・フルートをエクストリームに吹きこなすプレイヤー。

更なる個性をバンドに持ち込みました。まるでマシンガンのように吹いたり、一聴して吹奏楽器とは思えないようなプレイを連発。ドローン要素も受け持ちますが、音階が出るようになり新たな展開も。

4thのリムファクセからはオーケストラも導入したりしています。新たな魅力が増えましたが、独特の野性味というかまさにギャラルホルンのような力強さは失われてしまったかも。

北欧音楽に興味のある人だけでなく、ディジュリドゥプレイヤーにも是非聴いてもらいたいバンド。新たな可能性が見えてくるんじゃないでしょうか。

2011-01-21

Pocket Didjbox ポケットディジュボックス−いつでもどこでもディジュリドゥ

今日は都会派ディジュプレイヤーに衝撃を与えるであろう画期的なアイテム、ポケット・ディジュボックスの紹介さ!

ディジュリドゥって重いし大きいし冬は割れやすいし・・・保管や吹く場所探しも大変でまいっちゃうわぁー

そんな方も多いでしょう。でもこれで安心!

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これがポケット・ディジュボックス。見た目はもはやお弁当箱!でもサウンドはしっかりとしたディジュリドゥ・サウンド!!

真っ二つにして中を見てみたかったけど流石にやめた。指をつっこんだかんじでは、中で通路のように折れ曲がって長さを稼いでいる模様。経験上折れ曲がるほどキーが低くなる感じがするので、この大きさでもしっかりとしたディジュ・サウンドが作れるのでしょう。

その小ささを比較してみました。

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グラハムもびっくりの小ささやでしかし!!

そして軽い!!なんと約500g!!

取り回しがグンバツです。

作りも悪くない。吹き口はしっかりと処理されていてすごくフィットするし、かなり頑丈そう。多少のラフな扱いにはがっちり耐えてくれそうです。

こんなに小さいと本当にいつでもどこでもふけちゃいそう。音の出口が近いので出音もわかりやすいし、練習に使うにはもってこいでしょう!鞄にポン!外でボン!!

これはミュージシャンにもオススメですね。ギター・ベースケースにすっぽり入るだろうし、マイキングもしやすいと思います。バンドの中にディジュリドゥを取り入れたりがかなりやりやすくなるかも。楽器を持ち替える必要がないですからね!

しっかりしているといってもイダキ・サウンドは望むべくもありません。

が、これを吹いてイダキみたいな音が出るほうがおかしいのです(哲Jさんのプレイを聴くとすべては実力次第だなぁと思いますが。)

こういう新しいスタイルの楽器は無理してトラディショナルなことをやるより、コンテンポラリーに使ったほうが実力を発揮できるんじゃないかな。

もちろんこれを使ってトラッドができない、なんてことは無いと思います!あくまで個人的意見としてはコンテンポラリー向けかなーって程度で。


とまぁいろいろ書いてきましたが、都会に住んでるプレイヤーには本当にいいアイテムだと思う。

練習用にもっておくのもよし。新しいウェポンとして音楽活動にガンガン使っていくのもよし。夢が広がる!


さらに詳しいことが知りたい方はディンカム・ジャパンのサイトをご覧ください。

哲Jさんが実際にプレイしている動画も見ることが出来ます!

なんだこの宣伝!

一家に一台オススメです!