昨日の敗局 〜駒がぶつかったら取る手から考えましょう

NHK杯、TVつけてたんですが見ないで24やってました。将棋フォーカスはちゃんと見ましたが。
3勝4敗でR200前後を彷徨ってます。もう少しレートが上がらないと手合がつきづらいので頑張りたいところ。
(あれ?低級の下のほうだって人いるじゃない?とお思いでしょうが、ログインしたまま放置しているのか挑戦しても返事なしで時間切れまで待たされるとか、さっくり拒否されるとか、そういうのが多いのです。)

四間飛車で居飛穴に組んでみたところ。ここで6筋に構わず△9九角成としたところまでは良かったのだけどそこからが酷い。実戦は▲6三歩成△7一飛▲7二歩△4一飛▲5二と、で飛車がタダ取られて終了。
激指先生曰く▲6三歩成には△6七歩。▲同銀なら6三とが取れるし▲同飛なら△7八飛成で勝勢とのこと。こういう手筋の一手がパッと見えないとなぁ。


石田流で飛車交換に成功したところ。
金を狙う桂打に▲4八金、と避けてしまったのだけど、激指先生曰く「▲6六同銀とすれば△同龍▲7二龍、で金が取れましたよ」。実戦は金を逃げたら7二の金に逃げられて固められてしまいグダグダに。

弱さの秘密?

上の将棋を見なおしていて思ったのだけど、自分、駒をぶつけられたら、まず手抜くところから考えてしまうんですよね。取られたら困るものならぶつけないんだし何か罠があるはず!と思っちゃう。
しかし実際には「取らないともっと酷いことになるから取る一手でしょ?」ということが多く、手抜いて酷い目に合うことが多々あります。すぐには酷い目に合わなくて大丈夫そうに思えても、終盤そこが拠点になって大変なことになりがち。
それに「取る一手!」とノータイムで指すことがなくていちいち考えるので時間も減る一方。
というのが自分の弱さの原因かもしれません。
大山名人の教えで「初心者は、駒がぶつかったら取りなさい」というのがあった気がします。先に取らない手を考えていると強くなれないのかも。

あとは終盤力。自分は序盤型なんだなぁと思います。同レート帯の方々と比べると終盤弱すぎ。
最近反省して寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)を基本問題だけ読み返しているのですがすっかり忘れていてガックリ。

指導対局の棋譜

ビギナーズセミナー、棋譜を記録するのに挑戦してみましたが、途中までで挫折。そこで局面を写真に取ってみました。

ブレブレだし端まで写ってないよ…。orz
こんな写真ですが局面を再現できました。先生が「そんなに怖い攻めじゃないから大丈夫ですよ」と言いながら△4六歩と垂らして下図。

この局面での読みは▲6五歩△同銀▲5三角成△同金▲4四桂△4三玉▲4一龍、と進んでなんとか寄るんじゃないかな?というもの。(ちなみに激指先生の推奨手は▲4四桂とか▲6四角とか過激な手段が並びます。)
▲5三角成したら「いやいやそんなに怖い局面じゃないんですからゆっくり行きましょうよ」と言われましたが「せっかくそこまで読んでるなら」とそのまま進めて(あとで考えたら、ゆっくり行く手を教えてもらえばよかった)▲4一龍に△3四玉。「▲3六銀と打ちたいけど受けられたら詰むか自信ないです」と相談…。
煮詰まってはアドバイスをもらって進めることが多かったです。反省。
やっぱり棋譜を取りながら考えるのは大変。棋譜は諦めて、気になる局面を写真に取る方が良さそう。そして、穏やかな良い手は激指先生が教えてくれないので人間の先生に聞かないと。