贈り物

弁当箱

いつもお世話になっている木地師さんが、自分の作った弁当箱に
漆を塗ってほしいと依頼されました。
4代目の時からのお付き合いで、いつも無理なお願いを聞いて
もらってて頼れる指物木地の職人さんです。うちの4代目より
年配のおじいちゃんでお孫さんの弁当箱を作りたいとの事。
女の子でサッカーをやっているそうなのでさりげなくサッカー
ボールの蒔絵をしました。

こういうのっていいですね。
誰かのために時間をかけて心を込めて作ったもの。
大人になってから、しみじみと有り難く感じるものです。
おじいちゃんが作ってくれた木地ですもの、大事にすることでしょう。
弁当箱だけど、お菓子を入れたりお料理を盛りつけてもいいかもしれません。
赤い色がかわいいです。

うちにある漆器で、家族のために作ったものなんてないなぁ。
『これ割れていたから修理したんで耐久テストで家で使って』とか
『これ傷が付いちゃったから家で使う?』
と、おさがり的な感じ〜
まぁ仕方がないかっ!

実家から野菜と焼酎につけた柿が送られてきました。
母が生きていた頃、毎年渋柿を焼酎につけて『○日食べ頃』とメモして
送ってくれました。母が亡くなってからは兄嫁が同じように『○日食べ頃』
と送ってくれます。
とても有り難いです。田舎の光景を思い出してほっこりします。
そしてとても優しい義姉さんです。
(五代目は渋柿を焼酎につける?って不思議そうにしてます。
 ヘタに焼酎をつけておくと渋が抜けて甘くなります。)

知り合いから葉付きの大きい大根をいただきました。
また違う人からはビッグな白菜をいただきました。
どんくらい大きいかといえば↓
[
410㎖の源たれと比べてみても、ほーらこの通り!

人から物を頂くってとてもうれしいです。
有り難い事です。
また相手に喜んでもらえそうな物を選んで送ると
喜ぶ顔でこちらがとっても幸せになれます。

心のこもった贈り物っていいですね。